国民に人気の歴代内閣総理大臣ランキング (51位~62位)
この記事は、運営チームとユーザーの投票によって決められた、「国民に人気の内閣総理大臣」をランキング形式で紹介しています。
1位から順に表示され、スクロールするほどランキング下位になります。
皆さんが関心のある総理大臣の情報を得ることができれば幸いです。
52位 東条英機
- 1884~1948
- 第40代内閣総理大臣
- 在職期間1009日

天皇陛下からの信頼が厚く、上官にも下士官にも慕われる人物だったそうだ。
しかし、人の上に立てる人間ではなかったようだ。
敗戦後に拳銃自殺を図るが、失敗し、連合国軍に治療されて一命を取り留めた。その後、東京裁判によってA級戦犯とされ、48年に死刑が執行された。
- メディア文庫
- 作者保阪 正康
- 出版・メーカー筑摩書房
- 発売日2005-11
53位 野田佳彦
- 1957~
- 第95代内閣総理大臣
- 在職期間482日

3代も続いちゃった民主党政権の中で唯一マトモな人だった。 民主党の成り立ちを考えれば現実的じゃないけど、最初野田政権から始まっていれば少し変わったかも。
民主党最後の首相。太っているが昔は柔道2段の黒帯だった。
朝の駅前で人々に政策を訴える行為を「朝立ち」と言っていた。きたない。
- メディア新書
- 作者野田 佳彦
- 出版・メーカー新潮社
- 発売日2009-07
54位 寺内正毅
- (1852~1919)
- 第18第内閣総理大臣
- 在職期間721日

桂太郎の後継にあたる、陸軍系の尊大な権力者で、庶民からは非常に嫌われていた。
大阪のビリケン人形に似ているので、「ビリケン宰相」というアダ名をつけられていた
寺内正毅の没後には銅像が作られたが、胸が悪くなるから壊せという声が多く、太平洋戦争時に帰属回収にあって溶かされてしまったそうです。
後に、寺内正毅像があった場所には「平和の群像」という、3人の裸女像が建てられたそうです。
つまり、国民に非常に嫌われていた宰相だったということです。
- メディア単行本
- 作者伊藤幸司,永島広紀,日比野利信
- 出版・メーカー勉誠出版
- 発売日2015-07-31
55位 平沼騏一郎
- 1867~1952
- 第35代内閣総理大臣
- 在職期間238日

東京控訴院部長、大審院検事局検事、司法省死刑局の局長などを勤め、枢密院から政治に口をはさみ始めるようになる。
部下の検察に働きかけ疑獄事件をけしかけ、政治的な影響力を我が物としてきた、典型的な悪。
総理大臣にまでなったが「欧州情勢は複雑怪奇」と言って辞職し、歴史に恥を刻むことになった。戦後、A級戦犯として禁錮刑を受け、52年には病気で仮釈放されたが、直後に死亡した。刑務所内では深夜に泣き喚くなどの奇行が多かったと伝えられている。
- メディア単行本
- 作者岩崎 栄
- 出版・メーカー大空社
- 発売日1997-09-29
56位 鈴木善幸
- 1911~2004
- 第70代内閣総理大臣
- 在職期間864日

田中角栄の息のかかった人物で、大平正芳の急逝により首相に抜擢。あまり総理大臣の座に執着していたわけではなかったそうだ。うっかり歴史に名を残したラッキーな政治家。
- メディアKindle版
- 作者戸川猪佐武,さいとう・たかを
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2015-07-03
57位 細川護熙
- 1938~
- 第79代内閣総理大臣
- 在職期間263日

公家出身、近衛文麿の孫で、総理大臣としては無能だった。
Twitterをやったり本を出版したりしていて、引退後の生活はたのしそう。
- メディア文庫
- 作者細川 護熙
- 出版・メーカー文藝春秋
- 発売日2011-01
58位 羽田孜
- 1935~
- 第80代内閣総理大臣
- 在職期間64日

「アレする」「真正面から」「率直にいって」というフレーズを多用する。頭の悪そうな話し方をしていた印象。
佐藤栄作、田中角栄、竹下登と有力な政治家のハシゴに乗っかり総理大臣に。政権は短命に終わった。太陽党とかなんとか言ってたような気がする。
- メディア単行本
- 作者大下 英治
- 出版・メーカー講談社
- 発売日1993-11
59位 田中義一
- 1864~1929
- 第26代内閣総理大臣
- 在職期間805日

苦学をしてのし上がってきた人物で、「おらが」が口癖だったので「おらが宰相」と呼ばれ、大衆には親しまれた。
在野で青年団運動に着手して、二百万を超える会員を集めた。
昭和天皇に叱責されて内閣総理大臣をした後、そのショックからか、3ヶ月もたたないうちに心臓発作で亡くなった。
- メディア単行本
- 作者纐纈 厚
- 出版・メーカー芙蓉書房出版
- 発売日2009-06
60位 小磯国昭
- 1880~1950
- 第41代内閣総理大臣
- 在職期間260日

東条英機を降ろすことには成功したが、後を継いだ小磯国昭も、悪化の一途をたどる選挙区は挽回できなかった。戦後はGHQに起訴され、東京裁判で終身刑の判決を受けて、服役中に死亡した。
歌が上手く、顔に似合わず大変な美声の持ち主だったと言われている。
- メディア単行本
- 作者御厨 貴
- 出版・メーカーゆまに書房
- 発売日2007-01
61位 林銑十郎
- 1867~1943
- 第33代内閣総理大臣
- 在職期間123日

「祭政一致」をスローガンにして国民の不信を買った。予算が成立する直後に内閣を解散するという「食い逃げ解散」で名を残す。
- メディアハードカバー
- 作者林 銑十郎
- 出版・メーカーみすず書房
- 発売日1996-10
62位 阿部信行
- 1875~1953
- 第36代内閣総理大臣
- 在職期間140日

平沼騏一郎が突然政権を放り出したところに急遽抜擢。旧金沢藩士の子として生まれ、同郷出身で内閣を構成し、「石川内閣」などと呼ばれた。
在任期間は短く、特に何もできなかった。森喜朗と同じ石川県出身だが、境遇や情況も森喜朗との類似点がある。
海軍きってのイケメンで、山本五十六とともに人気があった。
戦後は海軍の解体に携わる。