おすすめのボードゲーム(アナログゲーム)をランキングで紹介【人気の名作ボドゲ】
おすすめのボードゲーム、アナログゲーム、卓上ゲームを、ランキング形式で紹介します。
それぞれのタイトルページには、ユーザーも投稿可能なレビュー、評価、感想などがコメントの形で表示されています。
みなさまが遊ぶボードゲーム選びの参考になれば幸いです。
1位 カタン
ボードゲームの代名詞になるほどの優品 20ヶ国語以上に翻訳されたボドゲの王者
- プレイヤー人数3~4人推奨(5~6人用拡張版もAmazonで販売中)
- 1995年にドイツの玩具会社「kosmos」より発売、作者はクラウス・トイバー
- ボードゲーム大国ドイツを代表する、ボドゲ好きで知らない人はいない大人気作品
- 相手と会話して協調することが求められるアナログゲームならではの楽しみ、タイルの並べ方でマップが変わるので何度やっても飽きない

- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカージーピー
- 発売日2011-04-25
2位 カルカソンヌ
ボードゲームのベストセラー、大人でも子供でも、初心者から上級者まで幅を持って遊べる
- プレイヤー人数2~5人(拡張セットで最大6人)
- 2000年に「Hans im Glück Verlag」社から発売。デザイナーは「Klaus-Jürgen Wrede」
- ドイツ年間ゲーム大賞で大賞、ドイツゲーム大賞1位を獲得している
- タイルを引いて出てきた地形を繋げ、街や道などが完成したら得点を獲得。シンプルなルールだが「草原ルール」など上級者向けの仕組みもある

シンプルにできるボードゲームだし、デザインと世界観が素晴しいです。
ノスタルジーさえ感じさせる絵柄だし、駒が小さくて可愛いのでカタンより好きです。「カード」のようなルールがないから、小さな子供やボドゲ初心者でもやりやすいと思います。
ドイツでゲーム大賞を獲ったのも頷けます。総合的にとても完成度の高いゲーム。
やばいくらい面白いです。
「カタン」や「バトルライン」のようにテイストが似た人気ゲームもあるけど、カルカソンヌが一番好きですね。
シンプルさが好きなんです。コマも可愛らしいんだよねえ。
草原とか意識し出す頃にはもうどっぷりです。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーカルカソンヌ
3位 アグリコラ
- プレイ人数1~5人、準備時間5~10分、プレイ時間30~150分
- 2007年にドイツのルックアウトゲームズから発売、作者はウヴェ・ローゼンベルク
- ドイツを中心に数々のゲーム大賞を受賞し、有名ボードゲームサイト「BoardGameGeek」で、5年間続く「プエルトリコ」の首位独走に終止符を打った
- 未開拓の土地を開拓し、よりバランスのとれた農場を築いたプレイヤーの勝利となる

農業が発展していなかったヨーロッパの、牧歌的でありながらも未開拓な厳しさを思わせるビジュアルながら、非常に戦略性の高いゲームです。
ドイツ的なゲームの真骨頂のようなゲームデザインで、農場をうまく経営しながら、食料を確保し、家畜を購入し、家を建築し、より良い農場を目指していきます。
ボードゲーム・ルネッサンスのその後、近代ボードゲームの最高峰だと思います。
素晴らしいゲームだ。日本ではあまり流行ってないが、ヨーロッパでは圧倒的な人気がある。
ネックなのは、そんなにカジュアルにできるわけではないことと、値段が高いことかな。
特に日本のAmazonは高くて、現在15000円以上する。ゲーム自体はものすごく面白いのだけどね。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーホビージャパン
- 発売日2009-01-31
4位 ラブレター
簡単に遊べて奥深い! 世界でも数々の賞を受賞した和製ボードゲーム!
- プレイ人数2~4人、プレイ時間5~10分
- 2012年に同人ゲームとして発行され流行、作者はカナイセイジ
- 日本ボードゲーム大賞、ドイツ年間ゲーム大賞などを受賞
- 短い時間で終わるのに深いゲーム性。姫、あるいは姫に最も近い者にラブレターを渡せたプレイヤーが勝利

ルールを覚えるのが簡単で、ゲーム時間も10分程度と、他のボードゲームに比べてもかなり短いほう。
それでいて、ボードゲームの楽しさが詰まっている。杉浦のぼる氏の描くイラストも、世界観を表現していて素晴らしい。
このクオリティの高さからして、日本のゲームだと思う人は少ないだろうが、なんと和製の同人ゲームなのである。カードのみで手軽に持ち運べて、価格も手頃なので、ぜひおすすめしたい。
「枯山水」が話題になりました。日本の傑作ボドゲの代表作は「ラブレター」だと思います。雰囲気はあんまり日本らしくないですが、日本人のカナイ セイジ氏がデザインしています。
簡単に遊べてとても楽しいゲームなので、普段ボードゲームをやらない人にも薦められます。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーアークライト
- 発売日2014-05-31
5位 アンドールの伝説
1人から4人が協力して遊べる傑作TRPG 高難易度だがクリアできたときの喜びもひとしお!
- プレイ人数1~4人、プレイ時間60~90分
- ゲームマスター不要で、用意されたシナリオを共に攻略していく協力型のファンタジーボードゲーム
- プレイヤー全員が勇者になり、難易度高めのシナリオに挑戦しよう!

素晴らしいです。電子RPGと違って、語りとアナログの面白さが詰まった、まさにテーブルトークRPGです!
けっこう難易度が高くて、普通に負ける……というか難しいシナリオだとほとんど負けるのだけど、だからこそ友達と協力してクリアできたときの楽しさがヤバいです!
これこそがアナログゲームの楽しさだなあと思います。あと、「対戦」ではなく「協力」なのでギスギスする要素がないのも素晴らしいですね!文句なしにオススメのゲームです!
すごく良いゲーム。「遊☆戯☆王」闇バクラ戦のテーブルトークゲームに憧れた人は、絶対にやるべきだ。
ゲームマスターがいらない仕様も素晴らしい。4つ駒を動かせば一人で遊ぶこともできる。もちろん2人以上でやったほうが楽しいけどね。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーアークライト
- 発売日2013-09-21
6位 バトルライン
2人用のボードゲームならこれ! 友達や恋人と一緒に遊ぼう!
- 2人対戦用のゲームで、プレイ時間は30分ほど
- 2000年にアメリカで発売。作者は「Reiner Knizia」
- 2人専用のボードゲームの中では圧倒的に評価が高い
- プレイヤーは9つのマーカーが置かれた戦場(バトルライン)に、手札からカードを出し合って闘う

カップルや友達同士でも、手軽に楽しめる2人対戦用ボードゲームの優作。
シンプルなゲームだけど、戦略を考えることの楽しさを感じられる。
ボドゲがしたいけど、あんまり人が集まらない、という情況の人には圧倒的にオススメしたい。
自分の他にあと1人いれば楽しめる。
面白すぎる。2人用のボードゲームと言えばまずこれなので、持っておいて損はない。2人きりになったときに遊べる。将来はバトルラインをプレイできる人と結婚したい。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカークロノノーツゲームズ
7位 ブロックス
シンプルすぎるルールで誰でも遊べる、フランス発のテリトリー戦略ゲーム!
- プレイ人数は4人、プレイ時間15~20分程度
- 2000年にフランスのSekkoiaより発売、作者はバーナード・ダビシャン
- 全世界で広く遊ばれているアナログゲームの定番
- ボードにピースをハメて得点を競う。ルールは簡単だが戦略性と運が問われる

超ハマります!
ルール自体は、この世にあるあらゆるボードゲームの中でも最も簡単な部類だと思います!
しかし、深いです…
難点としては、4人いないと遊べないことですかね。2人で遊べるバージョンもあるらしいですが持っていません。3人の場合は、1人で2役するなどしてやっていました!
言わずと知れたボードゲームの定番。
ルールの複雑さがまったくないところがメリットで、人数が揃いさえすれば誰でも遊べる。
難点としては、パーツが一つなくなったら成り立たなくなることかな。買った人は、ピースの管理などは気をつけてやってください。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーMattel Gmbh
- 発売日2014-04-26
8位 ドミニオン
TCG(トレーディングカードゲーム)のメカニズムも取り入れた、ボードゲームの傑作
- プレイ人数2~4人(拡張セットで最大6人)、プレイ時間30分程度
- 2008年にアメリカの「Rio Grande Games社」より発売、作者はドナルド・X・ヴァッカリーノ
- ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞、アラカルト・カードゲーム大賞で、史上初となる3冠を達成、近年で最も評価の高いボードゲームの一つ
- カードゲームの要素が取り入れられているが、各々が買う必要がなく、あらかじめセットに収録されているカードのみで遊ぶ

すごく面白いです。
「ハースストーン」や「マジック・ザ・ギャザリング」のようなカードが好きな人は、間違いなくハマると思います。
あと、大作トレーディングカードより覚えることが断然少ないので、カードゲーの楽しさをすぐに味わえます。課金するお金もかからないのが魅力です。
ずっとやっているとワンパターンだと思えてきますが、「陰謀」など、通過のカードも公式から販売されているみたいです。
カードゲーにハマれる脳がある人ならほぼ100%ハマります
ボードゲームの中でもかなり濃い
トレーディングカードに近いが、カードを集めなくていいし、資金力による格差が生まれないのは魅力。というより、トレカの楽しさのエッセンスを抜き出したようなゲームだと思ってもらえれば話が早い
手軽に面白い上に、安上がりだし、「拡張パック」を足してよりカードの種類を増やすこともできる。ゲーマーなら嗜みとして一度はやっておきたいゲーム
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーホビージャパン
- 発売日2009-04-10
9位 ガイスター
お手軽に遊べて奥が深い、キュートなお化け駒を扱う2人用対戦ボードゲーム
幽霊のコマを作って遊ぶ2人用のボードゲーム、プレイ時間15分程度
1982年発売で作者はアレックス・ランドルフ、出版社や名前を変えて再販が繰り返される人気
オバケコマを動かし、推測やハッタリの心理戦が楽しい2人対戦ゲームの傑作
簡単なルールだけど、熱い心理戦になるようにデザインされています。
個人的に良いと思うところは、大人と子供が真剣にやっても、3回に1回くらいは子供が勝てることです。勝つ方法が3種類あって、論理の戦いでは劣る子供でも、意外と心理戦は強いんだということが思い知らされます。
とても良いゲームだと思います。
2人で遊べる傑作ボドゲ
おばけのコマにシュールなかわいさがあっていいね
実際に手で動かして遊べるところもアナログゲームの良いところ
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーメビウス
10位 ごきぶりポーカー
嫌われ者を押し付け合い、一人の勝者ではなく一人の敗者を決める、ボードゲームの傑作にして問題作
- プレイ人数は2人から6人、プレイ時間は20分程度
- 2004年にドイツのドライマギア社が発売、デザイナーはジャック・ゼメ
- 8種類の「嫌われ者(ゴキブリやネズミなど)」を押し付け合い、一定の枚数押し付けられてしまったプレイヤーが負けになる

「ダウト」を発展させたようなゲームで、とてもシンプルなゲーム性でありながらも、かなり奥の深い心理戦にあんってします。また、性格や人間関係も反映されがちなゲームです。
ゲームシステムは間違いなく面白いですが、子供同士にやらせるのは、少々リスクが大きいかもしれません。いじめのようになってしまい、傷ついてしまう子供もいるかもしれないので。
ただ、繰り返し言いますがゲーム自体は非常に面白いです。
遊んでいると性格が分かるゲーム
気の弱い人は勝てなくて、性格が悪い人は負けることはまずない
なんでこんなにはっきりと差が別れてしまうのだろうと思わせられる
優れたボードゲームとはかように怖いものなのだ
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーDrei Magier
11位 ディクシット
世界中にコミュニケーション系のボードゲームブームを巻き起こした、フランス発祥の芸術系ゲーム
- プレイ人数3~6人(ディクシット オデッセイは3~12人)
- 2008年にLibellud (リベリュー, フランス)から発売
- 2010年ドイツ年間ゲーム大賞受賞など、世界中で多数の賞を受賞
- 感性と言語能力とコミュニケーション能力を磨くゲームデザインで評価が高い

こう言うと語弊があるかもしれないが、「文系」のゲームだと思った。
「カタン」や「カルカソンヌ」や他のトレーディングカードゲームが、計算と戦略が問われる「理系」のゲームであるのに対して、「ディクシット」は感性と表現力、語彙のセンス、コミュニケーションの深さが問われるゲームだ。もちろん文系と理系のどちらが良いというのではなく、文系的なセンスをボードゲームの文脈に落とし込んだ仕事に敬意を評したい。発症がフランスというのも納得だ。
日本はボードゲームがあまり広まらない国だと言われているけど、スマホゲームをポチポチしているくらいなら、「ディクシット」のような優れたゲームに触れてみてほしい。
自分の人生で最高のゲームです
人とコミュニケーションをとることの本質的な面白さを感じさせてくれます
色んな人とディクシットをやりたいと、日々思っています
もっと日本に布教したいです
楽しいだけではなく、教育的な効果もあるし、とにかく大切だと思えるようなゲームなのです!
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーホビージャパン
- 発売日2011-08-26
12位 枯山水
美しい庭を作り上げていく渋すぎる和風ボードゲーム。プレイヤーは禅僧となり、徳を積んで相手のカードを奪う
- プレイ人数2~4人、プレイ時間60~90分
- ニューゲームズオーダーより2014年に発売、作者は山田空太、画はママダユースケ
- TwitterなどのSNSで話題沸騰し、8000円以上のゲームでありながら長く品切れが続いていた
- 庭園ボードに石駒を配置して、得点を競うと共に美しい庭を作っていく

ギャグ重視のボードゲームだけど、ゲーム性も意外なほど良くできている。それがまた笑える。
知り合いとやれば絶対に盛り上がる。奪い合いのゲームではあるが、「美」を競い合う側面もあるし、前提的にギャグなので、殺伐としにくいのがポイント。
ガチのゲーマーはともかく、ボードゲームで楽しみたい人にとってはすごくおすすめのゲーム。
コンセプトがすばらしい。
石並べは「カルカソンヌ」っぽく、カードのラインナップは「ドミニオン」っぽいのだが、戦略性とゲームシステムがマッチしていて、全体的にシュール。
すごく良く考えられたボドゲの名作だと思います。こういうのをたくさん発売してほしい。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーニューゲームズオーダー
13位 コヨーテ
簡単すぎるルールで、少人数から大人数まで誰でも楽しめて盛り上がる。パーティーゲームの定番
- プレイ人数2~10人、プレイ時間15~30分
- 1対1でも、10人ほどの人数でも楽しめるブラフ系ゲームの傑作
- インディアンポーカーのように、引いたカードが自分にだけ見えないように額につけて、数字の当て合い

説明されて一回やれば把握できるほど、ルールと遊び方が単純明快。これ以上簡単なボドゲは探すのがなかなか難しい。
それでいて、めちゃくちゃハマる。
Amazonで売ってるが値段も安いし、大人数でできるゲームだし、ボドゲを知らない人でも楽しめるから、合宿のときなどに持っていくと良いのではないだろうか。
手っ取り早く盛り上がれる良ゲーです。
シンプルで楽しいし、「コヨーテ!」と叫ぶので、テンションが下がらずにできる
大人数で盛り上がりながらやると楽しいタイプのボードゲーム
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーニューゲームズオーダー
14位 バロニィ
運要素が少なく、選択と駆け引きを存分に楽しめる陣取りボードゲームの新作
- プレイ人数2~4人、プレイ時間45分程度
- 2015年に発売で、「宝石の煌き」などのマーク・アンドレがデザイン
- 「バロニィ」は"男爵領"という意味で、プレイヤーは地方の小領主となり、騎士に命令をして領地を広げていく
カタンやカルカソンヌに似てるけど、もう少しこじんまりとして、戦略や駆け引きの要素をシビアにしたゲームです
ルールはやや複雑で、ボドゲ上級者が楽しむゲームだと思います。ルール自体は面白いし、まとまっていますが、2人プレイになるとかなり実力が問われる印象
作風が中世ヨーロッパ風で、少し厨二っぽい感じもする
ただ、ボードなどはわかりやすいし、コマも遊びやすく作られていると思う。箱が大きいので持ち運びはちとキツイ
悩ましい局面が多く生まれ、じっくり考えることが好きな人はすごくハマると思う
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーホビージャパン
- 発売日2015-10-04
15位 私の世界の見方
ドイツ発祥、ワード系パーティーゲームの大傑作 日本人が遊べる日本語版も販売されている
- プレイ人数2~9人、プレイ時間30分程度
- 2004年にドイツで発売、作者は「Urs Hostettler」
- 言葉を組み合わせて遊ぶクリエイティブなゲーム
- 親のお題に合う言葉カードを出して、誰が一番かを競う遊び
最高に面白いコミュニケーション型のパーティーゲーム!
言葉の組み合わせって無限だと思います。珍解答続出で、ゲームしてる時間の半分くらいは大爆笑してました
「絵」を見てフィーリングを合わせるディクシットというゲームがありますが、そのテキスト版に近いようなところもあります
言葉を自分で考えなくていいという意味では、こっちのほうが負担なく遊べるかもしれません
コトバを組み合わせて遊ぶ、とても面白いパーティーゲームです。
笑点のような大喜利が誰でも手軽にできるゲームで、子供がやれば知育ゲームになるかもしれません。
すごすぎる発想だと思います。これを作った方に感謝したいです。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーテンデイズゲームズ
16位 街コロ
カードとコインとダイスで遊ぶ、日本産の街づくりボードゲーム!
- プレイ人数2~4人、プレイ時間30分程度
- 2012年にグランディング株式会社から発売
- ドイツなどの国でも遊ばれ、2015年のドイツ年間ゲーム大賞で「年間ゲーム大賞」にノミネート
- ライトゲーマー向けの、運と戦略のバランスがとれたゲーム

ルールが簡単に把握できるし、やり込むごとに勝てるパターンやコンボが視えてくる。サイコロの目が重要で実力差がそこまでは出ないゲームなので、初心者も上級者も楽しんで遊べます。
ライトな層でも遊べるように、かなり意識してバランス調整していると思われます。小学生の子供含む家族や、初対面の人達とやるのにちょうどいい感じのゲームだと思います。
もちろんクオリティがとても高いです。ドイツで賞を獲ったのももっともだと思います。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーグランディング
- 発売日2012-05-13
17位 シドマイヤーズ シヴィライゼーション
ボドゲマニアなら一度はやってみたい、1プレイ2時間以上のヘビーな文明シミュレーション
- プレイ人数2~5人、プレイ時間2~4時間
- 世界的な人気PCゲームの「Civilization」をボードゲーム化
- 上級者向けの複雑なルールで、勝利条件も多数。拡張パックで文明を追加することも可能

ボードゲームファンや、原作のゲームが好きな人はやってみると良いのではないかと思う。
1プレイ3時間くらいが目安。日本に住んでいると、遊ぶ時間も遊び相手もスペースも確保できないので非常につらい。
こういうゲームをいつでも遊べる海外の環境が羨ましい。
個人的には、PCゲームよりもボードゲームのほうを断然オススメします。
なぜなら、PCで遊ぶ「Civilization(シヴィライゼーション)」は物凄い廃人ゲームで、現実世界に戻ってこれない可能性があるからです。(これはゲームを褒める意図で言っているわけではありません。)
ボードゲームの場合、相手を見つけないと行けないし、常にコミュニケーションをとりながらやるので、ずっと安全で、得るものも多いです。シヴィライゼーション自体は名作ですので、ボードゲームのほうで楽しむのが推奨されます。ネックなのは同じようにプレイしてくれる相手を見つけられるかどうかになるでしょうが。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーホビージャパン
- 発売日2012-12-29
18位 プエルトリコ
マニアックなボードゲームの代表格、ドイツのボードゲームの傑作の一つ
- プレイ人数3人~5人、所要時間120分程度
- 2002年にドイツのアレア社から発売、作者はアンドレアス・ザイファルト
- ドイツゲーム大賞含め数々の賞を獲得、玄人からの評価が非常に高い
- カリブ海の開拓地で、農作物の生産を運営し、最終的に得たお金や名誉で得点を競う

ボードゲームファンから大きく評価されているゲームです。やればやるほどそのゲームデザインの秀逸さがわかる。本当にすごいゲームだと心から思います。本場ドイツでは、最高クラスの権威を得ている作品です。
ただ、日本から買う場合は安くはないし、面白そうだからという理由でいきなり買ってみるのはあまりおすすめしません。とてもルールが複雑で、慣れてないと楽しむところまで行くのが難しいゲームです。
「カタン」や「ドミニオン」など、手軽なルールで楽しめるゲームは多くあります。また「アグリコラ」のほうがやりやすいかもしれません。
色褪せないゲームですが、上級者向けなので、その点は注意してほしいです。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーalea
19位 ハゲタカのえじき
数字が書かれた手札を出し合い、ハゲタカのように狡猾に利益を狙う、パーティー系カードゲームの傑作
- プレイ人数は2~6人、プレイ時間15分程度
- 1988年にラベンスバーガー社により発売、作者はアレックス・ランドルフ
- 1から15のカードを使って得点カードと、10から-5の原点カードを出し合って遊び、合計得点の高いプレイヤーが勝利

数字を出し合うタイプの、安定して面白いゲームです。トランプは色んな遊び方ができるのがメリットなのですが、トランプのような遊びをするよりは、やはり専門のハゲタカポーカーに軍配が上がると思います。
4人以上で遊んだときの楽しさは格別です。数字を毛嫌いせずに、ぜひやってみて欲しいゲーム。ルールは簡単なので誰でも理解できます。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーメビウスゲームズ
20位 スコットランドヤード
推理と駆け引き、秀逸なゲームシステムが光る、ボードゲーム版「鬼ごっこ」!
- プレイ人数3~6人、プレイ時間45分程度
- 1983年にドイツ・ラベンスバーガー社から発売
- ロンドンの街並みを再現したマップで、1人のMr.Xと残りの刑事に別れ、Mr.Xは逃げて刑事はそれを追う。逃げ切れるか捕まえられるかのゲーム

爆笑問題の太田光も、スコットランドヤードがボードゲームの中で一番好きらしいです。
今人気のボードゲームと比べると古いタイプのゲームですが、やはり名作だと思います。1対多のゲームシステムは好き嫌いが別れそうですが、ゲーム性は秀逸なので、ぜひ遊んでみることをオススメします。
- メディアおもちゃ&ホビー
- 出版・メーカーカワダ
本当に素晴らしい作品。子供が大きくなったら絶対にこれをやらせたいね。義務教育にするべきくらいに思ってる。このゲームやってたら間違いなく頭良くなるだろうなあ。家族でやるにも最適だと思う。
子供でも遊べるものすごく簡単なルールなのに、無限の可能性がある。一生遊んでても飽きないのではないかと思わせるくらいに。まさにアナログゲームの神秘だ。顔を突き合わせた会話があることも大きいのかもしれない。
とにかく、一度体験してみて欲しい。
3人くらいでやるのが最も楽しいと思う。5人を超えたら拡張版を買わないと少しつまらなくなる。
本当に良いゲームです。
Amazonやウィキペディアの文章を読むとすごく難しそうに見えますが、ボードゲームとは何度かやるとすんなりルールが飲み込めるようになっているのです。すごいことです。
カタンもそんな感じで、テキストと頭で理解しようとすると難しいですが、何度か体験してみると10歳以下くらいの子供でも理解できてしまいます。
ドイツがEUで一人勝ちしてるのは、子供の頃からこんな素晴らしいゲームを毎日遊んでいる人材がゴロゴロいるからではないでしょうか。