2016年11月05日更新

パ・リーグの2016年シーズン打率ランキングを紹介

この記事は2016年のプロ野球パシフィック・リーグにおける打率ランキングを、各選手ごとにおすすめの紹介文とともに紹介しています。

打席数に対する安打の確率を表す打率はバッターの良し悪しを評価する重要な指標で、最も高い打率を残した選手は首位打者として表彰されます。
今年はどんな選手が高い打率を記録していたのかをおさらいし、間もなく迎えるクライマックスシリーズの楽しみにしていただければ幸いです。

プロ野球の記事は以下のようなものもありますので、是非読んでみてください。

1位 角中勝也(.339)

独立リーグ出身として初の首位打者に輝いた屈指の巧打者

  • 2012年に独立リーグ出身選手として初の規定打席到達および首位打者を獲得
  • 2016年には2度目の首位打者を獲得
角中勝也

高校時代は全く目立たない選手で、卒業後大学でも社会人でもなく独立リーグを経てプロ入りしています。なぜか「終身名誉育成出身」と呼ばれていますが、独立リーグ出身なだけで、育成枠なわけではない。確かに育成枠出身っぽいオーラはありますが。

一般的にはあまり知られていない選手ですが、首位打者は2度目の獲得という素晴らしいバッターです。決して地味とは言ってはいけません。

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2位 西川遥輝(.314)

打撃センスを開花させた日ハムの若きスピードスター

  • セーフティバントで一塁到達時間3.57を記録した俊足の持ち主
  • 2014年に盗塁王を獲得
  • 2016年にはリーグ2位の打率を残している
西川遥輝

これだけ打てて、走れて、守れて、顔も良くて…羨ましいねえ。今プロ野球選手の中でも指折りにモテる男なのかもしれない。
天才バッターと言われていた才能を今年開花させて、リーグ2位の.314をマークしています。自慢の足も健在で、盗塁も41をマークするなどまさに飛躍の年でした。

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西川遥輝メッセージBOOK
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  • 作者西川 遥輝
  • 出版・メーカー廣済堂出版
  • 発売日2015-05-01

3位 浅村栄斗(.309)

積極打法が売りの西武の中軸

  • 2013年にブレイクし、110打点を上げて打点王を獲得した
  • 2016年も2013年に次ぐ成績で打率.304、24本塁打を記録している
  • 守備の評価も高く、ユーティリティ性に長ける
浅村栄斗

シーズン序盤は打率1割台と低迷を極めていたが、尻上がりに調子を上げていき、8月には月間MVPにも選ばれる活躍を果たし、最終的にリーグ3位の.309でシーズンを終えています。シーズン中にも関わらずフォーム改造に取り組むなどかなり苦しんだようです。
もともとのポテンシャルを考えれば主要タイトルを既に獲得していてもおかしくない選手なので、来年は序盤からいい調子で試合に臨めればタイトルも見えてくるかもしれません。

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浅村栄斗―埼玉西武ライオンズ (スポーツアルバム No. 48)
  • メディアムック
  • 出版・メーカーベースボール・マガジン社
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4位 糸井嘉男(.3063)

日本人離れした身体能力を持つ「超人」

  • 彫刻のような肉体と、日本人離れした身体能力から超人と呼ばれる
  • 投手としてプロ入りも外野にコンバートして成功を収めている
  • 極度の天然キャラとしても有名
糸井嘉男

2015年シーズンは精彩を欠いたことで超人・糸井もここまでかと思われたが、今年はそんな声を跳ね返す大活躍を果たした。特に盗塁は53を数え、キャリア初の盗塁王を獲得している。
今年FA権を取得し、行使が有力視されているが、仮に行使すれば球界で最注目になるのは間違いないだろう。既に阪神が大型契約を想定しているなど、早くから報道が加熱している。

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5位 柳田悠岐(.3060)

2015年トリプルスリーを達成したパ・リーグのスター選手

  • 2015年トリプルスリーを獲得して流行語大賞に選ばれた
  • 日本人離れしたパワーが武器で、何度も特大のホームランを打っている
  • 強肩も武器で走攻守全てが一流
柳田悠岐

日ハムの急激な巻き上げでリーグ首位の座が怪しくなっていたところで、怪我で離脱し、そのまま逆転を許してリーグ優勝を明け渡してしまった。当然主力だった柳田の離脱はソフトバンク敗因の一つとして上げられている。

柳田といえば昨年流行度対象にも選ばれた「トリプルスリー」だが、セ・リーグの山田は二年連続トリプルスリーを達成しており、柳田はかなり警戒されて四球がかさんだこともあって本塁打を伸ばせず、また怪我もあり2年連続の達成はならなかった。

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柳田悠岐フォトブック byギータ女子マネ部
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  • 作者西日本新聞社
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  • 発売日2015-12-11

6位 内川聖一(.304)

球界最高峰のバットコントロールを持つ巧打者

  • 史上二人目となる両リーグでの首位打者を獲得
  • 7年連続で3割を達成しているように、卓越したバットコントロールを持つ
  • 右打者としては史上最高打率である.378をマークしている
内川聖一

もはやこの男にとって3割はいつもの光景で、最低限の及第点に過ぎないのかもしれない。ホームランも打てる、日本最高レベルの中距離ヒッター。
ソフトバンクが歴史的な逆転劇でリーグ優勝を逃しているので、クライマックスシリーズのキーマンとしてリベンジに期待したい。

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7位 秋山翔吾(.296)

シーズン最多安打記録を持つ西武のアベレージヒッター

  • 2015年シーズンに216安打を放ってシーズン歴代最多安打記録を樹立した
  • もともとは守備、走塁の評価も高いオールラウンダー
  • 顔がうなぎに似ているということからうなぎグッズも販売されている
秋山翔吾

昨シーズンにシーズン歴代最多安打を記録したことでかなり注目されていましたが、前半戦は絶不調で、一発屋ではないか思われたものの、途中から調子を上げて最終的に.296でシーズンを終えています。
昨年はフォーム改造でブレイクしているように、まだまだ流動的な面が強いので、来年は爆上げするかもしれないし、低調に終わるかもしれないし、割りと読めない選手。

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8位 陽岱鋼(.293)

高い身体能力を武器に走攻守全てが一流のオールラウンダー

  • 台湾籍ながら日本の高校に在籍し、ドラフト1位で日ハムに入団
  • 台湾では野球大国日本で活躍していることもありスター選手
  • 身体能力を活かした守備力は球界屈指と言われる
陽岱鋼

台湾の英雄、陽岱鋼。イケメンだが、今シーズンからメガネを着用しだしたが、韓流スターみたいな感じになっているので個人的にはサングラスの方が好き。ちなみに嫁は元タレントで超が付くほどの美人。記憶が正しければ台湾でのエキシビジョンかなんかの試合後にプロポーズしていたはず。

打撃面では昨年は落ち込んだものの、今年は例年通り、3割近い打率に2桁本塁打を記録してる。シーズン途中に4番に座ることもあり、日ハムの打撃の中軸としても活躍した。

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陽岱鋼メッセージBOOK -陽思考-
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  • 作者陽 岱鋼
  • 出版・メーカー廣済堂出版
  • 発売日2013-06-01

9位 中村晃(.287)

粘り強さと巧みなバットコントロールが売りのアベレージヒッター

  • 粘り強くボールを待って、ヒットを量産するアベレージヒッター
  • 脇を開いて腕を小刻みに動かす不思議なバッティングフォーム
  • 2013年から3年連続3割を達成
中村晃

久し振りに打率3割を切ってしまったが、粘って粘ってフォアボールを呼び込む技術に長けているため、出塁率は.416と非常に高い。一方でテクニシャンだが案外、守備と走塁は得意ではない。
脇をパカパカさせながら構えるおかしなバッティングフォームだが、いかにも技巧派のアベレージヒッターみたいな感じがして、個人的には好き。

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10位 鈴木大地(.285)

ロッテを牽引する若きキャプテン

  • 競泳金メダリストの鈴木大地にあやかって名付けられた
  • チームキャプテンとしてロッテを牽引する
  • 高い守備率を誇り、守備力の評価も高い
鈴木大地

高校生としては最大級の評価を受けていた平沢大河が入団したことで、地位が微妙に脅かされるかと思われたが、客寄せで平沢が使われた以外はほぼ盤石のレギュラーとしてシーズンを戦い抜いた。
レベルの高いヒッティングをする選手なので、3割に早い段階で乗せてほしいところではある。

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11位 T-岡田(.284)

豪快なバッティングを持つ浪速のゴジラ

  • 22歳でシーズン30本塁打を早熟のパワーヒッター
  • 名前のTとはティラノサウルスの学名T.rexに由来している
T-岡田

「自信がないので1軍昇格拒否」という報道に対してTwitterで「人生かけてやってるんや!」という熱い反論をした男。人生をかけた途端、本当に成績がメキメキ向上してしまい、某所では「人生賭博打法」とも呼ばれている。
人生かけた結果、完全復活とも言える成績を収め、打率.284、本塁打20と言う数字を残した。

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12位 デスパイネ(.282)

デスパいい〜ね (・∀・)イイネ!!

  • キューバリーグでは屈指の強打者として英雄的扱い
  • 日本でも自慢の長打力で本塁打を量産
  • お立ち台での「デスパいい〜ね」は名物
アルフレド・デスパイネ

長打力が売りの選手ですが、打率も.282とそこそこ良い数字で、得点打率も高く、打点も稼げるという打撃面ではほぼ文句なしの選手。陽気なキャラクターでチームにも溶け込んでいて、今季も残留する可能性が高い模様。(ただしキューバ人選手は政府との交渉が必要だったりと面倒らしい)

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13位 茂木栄五郎(.281)

楽天を愛する楽天の若きヒットメーカー

  • 1年目ながら結果を残し、クリーンナップを担うことも
  • 松井稼頭央に憧れており、楽天でチームメイトになった
茂木栄五郎

12球団含めても新人野手としては最もインパクトを残した選手でしょう。ドラフト3指名ながら打率.281を残していて、松井稼頭央の後釜として完全に定着した印象すらあります。ショートを守るのはプロになってから初めてのことですが、そのショートの座を憧れだった松井稼頭央がずっと守っていたというのが運命的でなんかいいですね。

もちろん守備はまだまだお粗末で失策は18とボロボロですが、守備範囲が広くUZRの指標で見ると実はさほど悪くなかったりします。ただUZRでみると名手と言われてる倉本が最下位だったりして、実態とかけ離れすぎていてよくわかりませんね。

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14位 栗山巧(.279)

通算1500安打を達成した西武の中心選手

  • 西武の長年不動のレギュラーとして1500安打を達成
  • プロ入り15年目にしてオールスター初出場、初打席でホームランを打った
栗山巧

打率も本塁打も残せる優れた中距離ヒッターですが、今年は打率.279は例年通りなものの、本塁打3はキャリアの中ではかなり少なめ。ただキャリを通じて常に3割近い打率をキープしているのは流石だと思います。気づけば1500安打を突破していますし、2000本安打に近い選手でしょう。

それと今年のオールスターの影の主役は栗山でしたね。人気のある選手にも関わらず15年目にしてオールスター初出場で、今シーズン3本のホームランしか打っていないのに、いきなり代打でホームランを打ってしまったのですから持ってる男だなと思いました。

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栗山巧―埼玉西武ライオンズNo.1 PRIDE一番上へ。オ (スポーツアルバム No. 30)
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15位 銀次(.276)

巧みなバットコントロールを持つ楽天のヒットメーカー

  • 3年連続3割を達成したアベレージヒッター
  • バットコントロールは選手の間でも評価が高い
銀次

例年は3割を超える選手ですが、今年は.276と成績を落としています。アベレージヒッターで、本塁打が多い選手ではないので、この成績で一塁手だと物足りないですね。
ヒッティングの一芸に長けた選手なので、この本塁打数だと最低でも3割キープが及第点だと思います。

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16位 安達了一(.273)

難病と戦うオリックス鉄壁のショート

  • 球界屈指と言われる軽快な守備が魅力
  • 2016年は難病の潰瘍性大腸炎で入院するもそれを感じさせない活躍を見せた
安達了一

難病である潰瘍性大腸炎の影響でキャンプ前に入院となったり、シーズン中もコンディションに不良に陥るなどしたが、打率はキャリア最高の.273をマークしている。その代わり本塁打は昨年の11から1に下がっている。

安達と言えば守備の名手ですが、ここのところ遊撃手のゴールデングラブ賞は今宮が続けて獲得しています。ただUZRという指標で見ると安達がダントツでトップなので、守備貢献度的には安達が最高なんです。

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17位 田中賢介(.272)

メジャー帰りのベテラン内野手

  • ベストナイン6回、ゴールデングラブ賞5回受賞のベテラン選手
  • 2013年にはメジャー挑戦した(マイナー契約ながらメジャー昇格を果たした)
  • 2016年には古巣日ハムの優勝に貢献
田中賢介

「骨を埋める覚悟」(本人談)でメジャーに挑戦しましたが、内野手での成功は至難と言われるだけあって、メジャーでは全く歯が立たずに、古巣日ハムに戻ってきています。
35歳になってもシュアなバッティングは健在で、リーグ優勝した日ハムにおいてもクリーンナップを任されることがあるなど、打撃面でも貢献しています。盗塁も22と走攻守全てで戦えることを証明した一年でした。

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18位 藤田一也(.266)

鉄壁の守りを誇る楽天のセカンド

  • 球界屈指のグラブ捌きで、2013・2014年ゴールデングラブ賞を獲得
  • 鉄壁の守備による貢献で、楽天が日本一に輝いた2013年には影のMVPとも言われる
藤田一也

今年で34歳になりましたが、まだまだ打撃成績も守備も健在です。打撃はほぼ一貫して.270前後でシーズンを終えることが多く、今年も.266と平常運転です。
守備の安定感も衰えることなく未だ一級品です。同じ二塁手で言うと菊池涼介の守備がクローズアップされていますが、藤田の守備は菊池のようにダイナミックさはないものの、ポジショニングとキャッチングが抜群で、難しい球を簡単に取ってしまうので見栄えはしないですが、球界屈指の技術だと思います。

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19位 金子侑司(.2652)

キャリアハイとなる53盗塁を記録した俊足の持ち主

  • 50メートル5.7の俊足を活かした高い盗塁能力を持つ
  • 2016年シーズン盗塁王を獲得
  • ミタパンこと三田友梨佳との交際が話題となった
金子侑司

これまで足一辺倒の選手だったものの、初めて規定打席に到達し、打率も.265とキャリアハイの数字です。自慢の足では糸井との50盗塁を超えるハイレベルな盗塁王の末に、同数で同時受賞となっています。
もちろんタイトル獲得は初めてで、ブレイクというのは大げさなものの、プチブレイクくらいには言えるのではないでしょうか。

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20位 ウィーラー(.2645)

コミカルなキャラクターで人気を集める楽天の主砲

  • 2013年までヤンキースでプレイ
  • 楽天の主砲として2016年26本塁打を記録
  • ハクション大魔王に似ているともっぱら評判
ゼローズ・ウィーラー

今にもハクショーンと言いそうな見た目をしているウィーラーの持ち味は何となっても長打力ですが、意外と内野・外野のほとんどのポジションを守れるユーティリティプレイヤーで、楽天でも一塁・三塁・外野手を守ったことがあります。
パワーヒッターゆえ三振は多いものの、打率も.265とそこそこの数字を残していて使い勝手の良い外国人選手です。成績が評価されて、来季も残留する見通しです。(顔は老けてるけど年齢もまだ29歳と若い!)

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