プレイステーションVR(PS VR)対応のおすすめゲームソフトをランキング形式で紹介
2016年10月13日にいよいよPlayStation VRが全世界同時発売を迎えます。VR元年と呼ばれる2016年に置いても世界で最も注目を集めるVR機器で、これまでにない全く新しいゲーム体験をもたらしてくれるのではないかと言われています。
価格も北米で399ドル、日本では45000円と、先行して発売されたオキュラスリフトよりも安く、予約が受け付けられるやいなや瞬く間に予約分が消化されてしまうなど大変な人気を得ています。
PlayStation VRは新しい技術にも関わらず、それなりに多くのソフトの発売が決定している一方で、ダウンロード配信のものが多いせいか、公式サイトをもたないものが多く、この記事で網羅的に紹介することで、VRに興味を持った皆さんがより効率的におすすめのソフトを探せることを目的としています。
この記事を通じてPlayStation VRの魅力的なソフトを見つけていただき、VRゲームに関心を持っていただけたならば幸いです。
1位 サマーレッスン
VR時代の幕開けを象徴するキャラクターコミュニケーションソフト
- 2016年10月13日発売 (ロンチソフト)
- 価格は2,759円
- VRロンチソフトでは最も高い注目を集めており、国内限定発売ながら海外からも高く評価されている

2位 FINAL FANTASY XV
壮大な世界観をハイエンドなハードによって実現した日本ゲーム界最後の砦
- PlayStation4, Xbox One向けに2016年11月19日発売予定
- 採算ラインが1000万本とも言われる膨大な開発費を投入された意欲作
- JRPGの最高傑作とも目され、海外からの評価も高い

大作ゲームはもはや海外だけのものとなり、日本のゲームは終わったと内外から言われる中、JPRGの価値観を持って対世界に挑むおそらく最後のソフトになると思う。これだけバカみたいな開発費をかけられるのは間違いなく日本ではFFシリーズだけだし、ハイエンドなゲームをJRPGで作るというのもこれが最後の取り組みになる気がする。
存在自体が幻のようだったFFシリーズがついに発売するというのは夢から急に起こされたような気分になるが、歴史の生き証人としてゲーム好きなら必ずプレイするべき作品。VR記事に対するコメントなのにVRが全く関係なくなってしまったが、それくらいのおすすめソフト。
みんなで一緒に最後のお祭りを盛り上げよう!
VRコンテンツについては発売後のアップデートで対応予定とのこと。
しかしこれだけのボリュームのゲーム全てにVR対応することは流石にないと思うが…普通に考えると一部シナリオとか専用シナリオとかそういうことになりそう。
とはいえあの壮大なFF15の世界観をVRで体験できるというのは十分金を払えるものだと思う。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカースクウェア・エニックス
- 発売日2016-11-29
3位 バイオハザード7 レジデント イービル
ナンバリングタイトルとしては4年ぶり、PS4では初となるバイオシリーズ
- 2017年1月にPS4, PS VR, Xbox One, PCで発売
- 三人称視点のTPSから一人称視点でのFPSとなった
- PlayStation VRには完全対応し、360度視点でアクションが楽しめる

ホラーゲームとして日本のみならず世界中で高い人気を誇るバイオハザードシリーズが、なんとVRに完全対応して登場します。大抵の大作ソフトは一部コンテンツのVR対応に留まっているのですが、VR完全対応というのはびっくらこいた。VRソフトの中でも国内・海外含めて再注目なのでは?
しかも今作は従来のTPSではなく、一人称のFPSとして生まれ変わっており、バイオハザードのためにREエンジンという全く新しいゲームエンジンを開発したらしい。従来のバイオファンも、これまでやったことはないけどVRを購入したファンもどちらにとっても楽しめるソフトになると思う。
自分は来年の発売時にVRと同時購入する予定です。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーカプコン
- 発売日2017-01-26
4位 V!勇者のくせになまいきだR
PS VR専用の「勇者のくせになまいきだ」シリーズ
- PlayStation VR専用で2017年発売予定
- 勇者視点ではなく、本来悪役の破壊神視点でプレイすることがウリ
- これまでのように勇者に攻められるのではなく、魔王側から侵略していく

これまでPSPでのみ発売されており、VITAで発売されていなかったことから、もうシリーズは打ち止めかなと思っていたらVR専用として発売されるとは思っていませんでした。
格段に美麗になったグラフィックや新しいシステムには魅力を感じますが、リアルタイムストラテジーというジャンルにVRがフィットするのかは少し疑問があります。
ただしVRゲームがほとんど世に出ていないので、実際にどんなコンテンツがVRにフィットするのかはやってみないとわからないし、案外やってみたら没入感があって面白いかもしれません。
5位 The Playroom VR
最大5人まで同時プレイ可能なVRパーティーゲームが無料配信
- 2016年10月13日に無料配信(ロンチソフト)
- かわいいロボットのキャラクターとVRの特性を活かしたパーティーゲームで遊ぼう
- ヘッドセットの映像とテレビに映される映像が異なる「ソーシャルスクリーン」機能

PlayStationは一人プレイのゲームというイメージが強かったが、家族向けのゲームに力を入れてくるのは意外だった。VRという新しい世界観でファミリー用ゲームというのも斬新で、ワイワイ楽しめそう。
ボリュームのあるゲームというよりは、タイトルからしてVRを使うとこんな風に楽しめますよ、というお試し感覚的なソフトだと思われる。無料配信なので、VR買った人でカジュアルに楽しみたい人にはおすすめなソフトになるでしょう。
6位 Farpoint
PS VR専用のエイムコントローラーで全く新しいFPS体験が楽しめる
- 2017年1月発売予定(日本は未定)
- エイムすることを目的に作られたエイムコントローラーで敵を打つFPS
- VR空間とエイムコントローラーの相性は抜群との声も

これはガチで凄い!FPSが好きでPlayStation VRを持っていたら絶対にやるべき作品。
敵に向かって銃を打って相手を倒すというFPS本来の楽しみが、エイムコントローラーによって引き出されるのではないか。
もともとFPSとVRは愛称が凄く良さそうで、仮想現実の中ではそれこそ自分が一人称のファーストパーソンになるわけで、自分が物理的に動くことでキャラクターを動かせるという点で、真のFPSとも言える作品になると思う。
しかもマウスやコントローラーにように照準を合わせる動作が非現実的な技術になっているのが、エイムコントローラーによってリアルな射撃動作になることでよりリアリティが増すと思う。
専用タイトルは残念ながら廉価版でボリューム不足なタイトルが多い中、数少ない本格的な作品の一つなので、ぜひチェックしておいて欲しい。
7位 デッドオア アライブ エクストリーム3
VRにも対応するDoAシリーズのスピンオフ作品
- 格闘ゲーム「デッド オア アライブ」シリーズに登場するキャラクターが南国でバカンスを楽しむスピンオフ作品
- 日焼けのあとや水着の着崩れなどがリアルに再現され、一部で反響を呼んだ
- PS4版はVRにも対応予定

最もVRと組み合わせてはならなかった問題作がついにVR対応してしまった…(歓喜)
もともとは格闘ゲームのはずだがいやらしい路線を進むことで、大人のお友達を魅了し続ける格闘ゲームのスピンオフ作品で、格闘ゲームはどこへやら、南国のビーチで女の子を自由気ままに教育することができる問題作。
しかもVR対応によって自分自身が近づくことでアップになったり、視線をあんなところやこんなところに置いて仮想現実でお楽しみになることができるようになった。
過去作は色々と物議を醸しながらも海外展開していたが、今回はあまりに攻めすぎた作品のせいか国内限定発売となっている。そりゃこんなものを海外に出したら日本という国が疑われるから仕方がない。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーコーエーテクモゲームス
- 発売日2016-03-24
8位 カイジVR ~絶望の鉄骨渡り~
カイジの名物ギャンブルがVRゲーム化
- 賭博黙示録カイジでおなじみの鉄骨渡りゲームがまさかのVR化!
- 2016年冬発売予定

まさかこれを本当にゲーム化するとは全く思っていなかったというか、してしまう方がどうかしているw
まあVRと相性が良さそうだし、開発費もほとんどかからずに話題性のあるゲームだからコスパが良いのかもしれない。
石田がカイジに夢を託して落っこちるシーンなどはゲーム内でも再現されているらしいが、こんな単発ネタをゲームとしてどう仕上げるのかに興味がある。おそらく出落ちゲーだと思うが…。
- メディアKindle版
- 作者福本 伸行
- 出版・メーカーフクモトプロ/highstone, Inc.
- 発売日2013-07-25
9位 鉄拳7 VR
大人気格闘ゲームのVR専用タイトル
- 2017年春に発売予定
- 鉄拳7がVR専用タイトルとしてパワーアップ

これだけのタイトルがVR専用で発売されるとは思わなかった!もしかしたらビッグタイトルでVR専用なのは鉄拳が唯一なのでは?
今の所は詳細情報が出ていませんが、鉄拳の激しいバトルがVR空間で再現されると思うと楽しみですね。
それにしてもバンダイナムコは国内では最もPRタイトルを出していて、しかも一部のモードをおあつらえ向きにVR対応しました、というありがちなものではなく、専用タイトルを次々と発売しているところは評価したいです。
- メディアCD
- 出版・メーカースーパースィープ
- 発売日2016-05-21
10位 RIGS Machine Combat League
VR初のe-sports対応のタイトル
- 2016年10月13日発売(ロンチソフト)
- 3対3のチーム戦でロボットを操るバトルが熱い
- VRソフトとしては初めてのe-Sportsタイトルとしても注目されている

ロボットに乗り込んだプレイヤーを操作するFPSだすが、面白いのは単に敵を倒すのではなく、戦闘の舞台であるアリーナ中央にあるリングにロボットが飛び込むとゴールになるというスポーツライクなルールであることです。
もちろんリングにただ飛び込んでゴールになるのではなく、相手を撃破したり、射撃をして集めたエナジーボールが一定以上になったときだけなので、FPSならではの要素もある。
3vs3のチーム戦なのでチームワークでゴールに向かう見方の援護射撃をしたり、エナジー状態の敵を皆で防いだりと戦略性も豊富で、e-Sportsに使用することを念頭に作られているらしい。
北米では49.99ドルで発売されるが、日本向きには情報が少なく価格は不明。ストアで配信されている可能性は高いので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
11位 DRIVECLUB VR
本物の車に乗っているかのような臨場感のあるVRレーシングゲーム
- 2016年11月17日発売
- 2014年に発売された「DRIVECLUB」をVR使用に作り込んだソフト
- 専用のハンドルを使うことで、本物の車の運転と変わらない臨場感が楽しめる

従来のハイエンドのレースゲームから一線を画した体験が楽しめるソフト。VRとレースゲームはあまり注目していなかったが、デモムービーを見ると、本当に車を運転しているかのような錯覚を起こしそうなほどによく出来ているように感じる。
グラフィックも良く作り込まれていて、もしかしたらこのゲームをプレイすれば本当に車の運転が上手くなるかも?とすら思うようなソフト。実際にVRを使って運転指導みたいなものが導入される気がする。
教習所にあるちゃっちいシミュレーションゲームなんかよりよっぽど上手く出来ている。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日2016-11-17
12位 コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア
地球資源が枯渇し、他の惑星に資源を求めて開拓する未来が舞台となる
- シリーズ累計2億5000万本以上を誇るFPSシリーズの定番
- YouTubeにPVを公開したところBad評価が相次ぎ、「最も不評だったムービー」歴代2位になってしまった
- 海外版を購入するとスピンオフコンテンツの「Jackal Assault」がVR対応で無料配信

おなじみCoDシリーズの最新作です。戦争を舞台にしたFPSシリーズですが、今回はなんと地球の資源枯渇後に、別の星で資源を開拓しなければならなくなった未来を描いた作品です。
そこで資源を独占しようとするSettlement Defense Frontと地球連合政府が戦うという熱い設定なのですが、YouTubeのトレイラーで300万回以上のBad評価がついてしまい、これはジャスティン・ビーバーの600万回に次ぐ世界2位の記録とのこと。ある意味でも注目された異質な作品だ。
海外版を購入した人はVR対応のJackal Assaultというスピンオフコンテンツが無料で配信される。おそらく国内のソニーがパブリッシャーになっているものは特典がついてこないはずなので注意が必要です。
いつものCoDとは一線を画した宇宙戦争をテーマにしたシリーズ。批判は多いが世界観は凄いと思う。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日2016-11-04
13位 しあわせ荘の管理人さん。
ひとつ屋根の下系日常恋愛アドベンチャー
- 世間知らずなお嬢様、ハーフの女子高生モデル、オタク系女子大生、と個性豊かな美しい住人たちとの恋を育む
- 管理人として3人の女性キャラクターをVR視点で自由に眺められる
- 釘宮理恵などの豪華声優陣がCVを務める

日本的な意味でいかにもなVRゲーム。アパートの管理人になってそこに住んでいる女性たちと恋を育むという、管理人の趣旨をすっかり忘れた内容で、フィットネスジムの中から、時にはプールの水の中から女の子たちを眺められるという作品。
VR専用タイトル(一応VRなしでも普通にプレイできるらしいが)なので期待したいところだが、既に各所で言われているようになぜかキャラクターの顔が非常に濃いので人を選ぶゲームになりそうだ。やっぱりキャラデザって大事だね。
YouTubeでも外人から「サマーレッスンの方がいいね」なんて言われてしまっている。内容がだだ被りなので、もう少しキャラデザを頑張らないと客が向こうに流れてしまう気がする。
14位 PlayStation VR WORLDS
バラエティ豊かなVRゲームが楽しめるVR入門ソフト
- 2016年10月13日発売(ロンチソフト)
- 価格は4,900円
- VR体験に特化した没入感のあるゲームが5種類楽しめる

「VRだとこんなことできますよ」という技術デモを5種類作り込んで製品化した感じのゲームです。内容的には「はじめてのWii」だったり「ニンテンドーランド」に近いイメージです。
海外のレビューサイトを見ていると、一つ一つの没入感やクオリティは高いが、それぞれが一口サイズでやりこみ要素はないという意見が多いようです。VRによる体験を重視している一方で、長く遊ぶゲームではないということになりでしょう。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日2016-10-13
15位 Star Wars バトルフロント
スター・ウォーズシリーズの世界を舞台に兵士として戦うアクションシューティング
- PS4, XBOX One, PC向けに2015年11月に発売された
- スターウォーズに登場する名キャラクターを美麗なグラフィックで遊べる
- 無料配信される「X-WING VR MISSION」にてVRでXウィングが操縦できる

昨年の年末商戦だけで1200万本を売り上げた怪物作品。
PS4のパワーを活かして、スターウォーズの世界観がそのままに再現され、ゲームボリュームも非常に多い。FPS初心者にも取っ付きやすくできていて、誰でも楽しく遊べる。オンラインに特化した作品で、オフラインでは遊べないので注意。
VRモードである「X-WING VR MISSION」はバトルフロントを持っていれば無料で配信されるので、既に持っている方でPlayStation VRを購入した方はおそらく皆さんプレイすると思います。
スターウォーズシリーズでおなじみのXウイングの操縦をVR視点で楽しめます。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーエレクトロニック・アーツ
- 発売日2015-11-19
16位 Until Dawn: Rush of Blood
お化け屋敷をジェットコースターで駆け巡るアトラクション風ホラーゲーム
- 2016年10月13日発売(ロンチソフト)
- 販売価格は2,140円
- 懐中電灯で照らして明かりを確保しつつ、ジェットコースターに乗って襲ってくる敵を倒すなどアトラクション的な要素がウリ

プレイヤーはジェットコースターに乗って、自動でフィールドを移動しながら、襲ってくるゾンビのような敵を倒していくというアトラクションでありそうなゲーム内容。
2160円と価格が安い割にはそれなりによく作り込まれていて、VRと相性が良さそうなゲームなので興味があります。
ホラー系はなんだかんだデモムービーが多い中で、ちゃんとしたゲームになっている数少ないソフトだと思います。
17位 Rez Infinite
2001年に発売された「Rez」をVR対応のHDリマスターで発売
- 2016年10月13日発売 (ロンチタイトル)
- 水口哲也氏が手がける、名作「Rez」の15年越しのHD、VRリマスター
- 宇宙を泳ぐような独特の世界感が好評を博している

まさかあのRezがこんな形で復活するとは思わなかった。PS2とドリームキャストのマルチ展開のゲームで、15年ぶりにリマスターされています。当時は音楽とシューティングを融合させて、ユーザーをトランス状態にもっていくことで人気でした。
PVを見た限り、その雰囲気が全く失われることなくグラフィックは美麗になっており、VRを通して宇宙を泳いでいるような不思議な感覚のするゲームでした。昔知っていて懐かしいと思っている人は是非チェックしてみては?
18位 初音ミク -Project DIVA- X
ボーカロイドでおなじみ初音ミクのリズムアクションゲーム
- 2016年8月25日発売 (PS4版)
- "フルHD×60fps"で初音ミクのステージが新次元へ
- 「ライブエディットモード」のライブ鑑賞がVR対応

「ライブエディットモード」のライブ映像のみがVR対応と限定的だが、初音ミクのコンサート映像をVRで見られるというのは凄く相性が良いと思う。
初音ミクのライブはワールドワイドに人気があるし、それを仮想空間が見られるというのは、既に購入したファンにとっても、これから購入するファンにとってもありがたいのでは。
フルプライスではなく廉価版だが、ライブを見るだけのソフトが何千円かで売られているので、VR目的でこちらを買って、普通にPS4で楽しむというのもアリ。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーセガゲームス
- 発売日2016-08-25
19位 Fly to KUMA
コロプラが提供する新感覚VRパズルゲーム
- 2016年3月にOculus Rift向けに発売
- 2016年冬にPlay Station VR向けに発売
- 前進するクマをパズルで誘導し、ゴールに誘導するパズルゲーム

黒猫のウィズや白猫プロジェクトで有名なあのコロプラ発のパズルゲームです。
コロプラは世界的にもトップレベルにVRに力を入れていて、自社でVR専用の動画サイトを立ち上げるなどVRに勝負をかけている印象があります。それだけあってPVを見た感じ、3月に発売された時点で完成度が高いパズルゲームになっていました。
Oculusは日本ではほとんど売れていないので、初めてVR機器で一般層が購入するであろうPS VRでどのように受け入れられるか見ものです。VRとパズルゲームという組み合わせは他にあまりないと思うので、まずはFPSをやってみてから、これを試してみるのもいいかもしれません。
20位 ライズ オブ ザ トゥームレイダー
Xbox Oneの独占契約から遅れて1年後にVR対応と共にPS4に登場
- 女性であるララ・クロフトが世界各地の遺跡で冒険を繰り広げる人気作
- PlayStation4バージョンではVR対応コンテンツも
- 2001年に公開された映画はアンジェリーナ・ジョリーの出世作になった

ご存知トゥームレイダーだが、本作はMicrosoftとの独占契約により、PlayStation向けには一年遅れての発売になった。Xbox Oneは日本では正式に発売されていないので購入していない人がほとんどのはず。
VR対応コンテンツもあり、わざわざPlayStation VRのロンチ日に合わせて発売となっている。VR専用コンテンツではなく、メインはあくまで通常のゲームだが、ロンチ日に合わせているあたりそれなりにVRコンテンツも力が入っている気がする。
主人公のララ・クロフトがかわいい。洋ゲーっぽい濃い顔のつくりじゃなくて、日本人好みのモデリングになっているのが素晴らしい。こんな可愛くて勇敢な女性と一緒に旅できるなんて、それだけで十分ニチィ。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカースクウェア・エニックス
- 発売日2016-10-13
21位 エースコンバット7
シリーズ累計1400万本を突破した定番フライトシューティングがVRにも対応
- 2017年に発売予定
- オーシア連邦やエルジアが存在する、ナンバリングタイトルと同じ架空世界が舞台
- PlayStation VR専用コンテンツも搭載

PlayStation4になってめちゃくちゃリアルになっていて、迫力が段違いに上がっていて楽しみ!
2015年の12月に発売が発表されてからは新しい情報は上がっておらず、発売時期も未だ未定だが、2017年には発売されるらしい。
VR対応コンテンツが含まれているらしいですが、明らかにVRと相性の良さそうなゲームなのでまた爆発的に売り上げを伸ばすことがあるかもしれない。最近日本では売上が顕著に落ちてきているので、そろそろ巻き返して欲しいです。
22位 ヘディング工場
文章もなく、コントローラーも使用しない世界で初めての挑戦的な作品
- 2016年発売予定のPS VRソフト
- 飛んでくるボールをヘディングで打ち返して試練を乗り越え、ストーリーを進めていく
- コントローラーを使わず頭を動かすだけの前衛的な作品と見られる

一切のコントローラー操作も、説明テキストも表示される、ヘッドセットを装着してひたすら頭を振ってヘディングして、ストーリーを進めるという、一発ネタに特化したソフト。
全く一般層に売る気はないが、新しいVRというデバイスの黎明期にだけ見られるある意味歴史的な作品かもしれない。
ただ正直全く食指は動かないし、よほどのモノ好きじゃないと買わない気がする。
23位 初音ミク VRフューチャーライブ
PlayStation VRで初音ミクにコンサートを観客として参加できる
- 2016年10月13日発売(ロンチソフト)
- 価格は2,500円
- 鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカが年内に配信される

既に発売されている「初音ミク -Project DIVA- X HD」のアップデートでもVRモードが追加されるが、そのアップデートよりも本格的なVRが体験できるソフト。
PlayStation Moveをケミカルライトのように振ることで、初音ミクがそれに応じて反応を示してくれることもあるとのこと。11月には鏡音リン、12月には鏡音レン・巡音ルカもアップデートで追加される。
24位 イーグルフライト
ユービーアイソフトによるVRフライトアクションゲーム
- PS VRにて2016年11月9日発売(日本版)
- オオワシになって人類が姿を消した50年後のフランス、パリを自由に飛び回れる
- OculusやHTC Viveでも2016年内発売予定

ユービーアイソフトという欧州の世界的な会社から出されたフルプライスタイトルだけあってかなり期待していたが、基本的にイーグルとしてパリの町並みを自由に飛び回るのが主なゲーム内容。
しかもグラフィックも大分チープになっていて、残念ながら安っぽい印象がどうしても拭えない。
もちろんユービーアイブランドがあるので、何かしらの面白い仕掛けがあるのだろうけど(ブランド力って大事!)、かなり強気の価格設定にはたじろいでしまいます。
首を傾けることで旋回をしたりと鳥になりきった直感的な操作はVRならではで、チーム戦でウサギ刈りをするモードもあるらしい。しかし2016年にもなってユービーアイソフトほどの会社がウサギ狩りをするゲームを出すとは思わなかった。
何となくVR開発って難しいんだなと思わされてしまうソフト。
25位 LAST LABYRINTH (ラストラビリンス)
VR専用脱出アドベンチャーゲーム
- 株式会社たゆたうが提供する新感覚脱出ゲーム
- 現在発売時期は未定
- PlayStation VRのほかOculus Riftにも対応

数少ないVR専用の脱出ゲームで、国内メーカーが開発しています。
今の所東京ゲームショウのVR体験コーナーに展示されたのみで、ほとんど情報が出されていません。
他の作品が一部機能だけをVR対応ということが多い中、専用タイトルを提供しているので期待したい。
26位 VR Tennis Online
コロプラ発のオンライン対戦可能なVRテニスゲーム
- Oculus Riftで2016年3月に発売
- 2016年冬にPlay Station VR向けに発売
- 簡単操作で4種類のショットと必殺技を打ち分けるVRテニスゲーム

VRにかなり力を入れているコロプラのテニスゲーム。
スマホゲーム会社らしく
ただしYouTubeにあるPVを見たところ結構チープなグラフィックで、お試しにVRで作りましたという感覚は否めない。必殺技で竜巻を起こしたりとテニヌ(テニスの王子様)っぽい感じのゲームな気がします。
その割にキャラデザは洋ゲーっぽくてどころなくアンバランスではありますが。
27位 KITCHEN
バイオハザードでおなじみカプコンの超怖いホラーVRゲーム
- PS VRロンチの2016年10月13日発売
- バイオハザードシリーズのスタッフが作る、VRならではのとっておきのホラーゲーム
- KITCHENの舞台はバイオハザード7にも登場している

ホラーが苦手な人は絶対やらないほうがいいらしい。そう言われるとやりたくなるのが人間の性。
カプコンがガチでつくった超本格ホラーゲーム。バイオハザードの制作陣が開発に加わっており、これまでのバイオハザードシリーズよりもさらに死の恐怖がVR越しに近づいてくる内容で、試遊していた人は皆そろって絶叫しているとか。
ただしダウンロード価格が93円とほとんどフリーゲームなので、おそらく自分でプレイする内容はほとんどなくてデモムービーに近い気がします。
バイオハザード7はVR完全対応らしいので、それの販促用なのかも。
28位 東方紅舞闘V
弾幕シューティングで有名な東方が格闘アクションになってPS4, VR, Vitaに登場
- 2016年11月3日にPlayStation4およびPlayStation Vitaで発売
- PlayStation VR対応モードも搭載
- 弾幕シューティングの特徴をバトルに持ち込んでいる

まさかあの東方がPlayStation4だけでなくVRにも対応するとは!
東方ファンにとっては待ちきれない作品。
ネット対戦もあるので長く遊べそうです。
29位 バットマン:アーカム VR
人気ソフト「バットマンアーカムシリーズ」が遂にVR専用タイトルで登場
- 2016年10月13日発売 (ロンチタイトル)
- プレイヤー自身がバットマンになって、ゴッサム・シティの謎を解く
- 初のVR専用コンテンツで、従来の作品よりもアドベンチャー要素に重点が置かれている

バットマンのキャラゲーだが、キャラゲーとは思えないクオリティで世界中で大変売れているバットマンシリーズのVRソフト。キャラゲー=クソという定説を覆した良ゲーなので、キワモノが多そうなVRの中でも比較的信頼が置ける。
バットマンになりきるというコンセプトからアドベンチャー要素に重点が置かれているらしい。何気に相性良さそうなソフトだから期待してます。
- メディアVideo Game
- 出版・メーカーワーナー・エンターテインメント・ジャパン
- 発売日2015-07-16
30位 アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション
アイドルマスターをVRならではの映像で楽しめる
- PlayStation VRロンチタイトルの一つ
- 最大8本のコンサートライトで、シンデレラガールズのコンサートを盛り上げる

客席の視点から360度のシンデレラガールズのコンサートを楽しむ。
サイリウムを4本持ちで合計8本持ってコンサートに合わせて、サイリウムを振ることができる。
全くゲーム性のない内容で、アイマス民向けのゲームだが、将来的にアイマスの本編もVRで楽しめるようになれば面白いかもしれない。
31位 Battlezone
デフォルメされたかわいらしさのある戦車で駆け抜けるVR専用ソフト
- 2016年10月13日発売(ロンチソフト)
- Oculs Riftでも発売している
- 価格は6372円だが、PlayStation Plusに加入していると30%オフになる

日本向けにはほとんど情報がなく、PVがYouTubeに公開されているのと、PlayStation Plusに加入していると期間限定に値下げになるということのみ。
ほとんどプロモーションがないが、フルプライスタイトルだけあって、ゲームはよく作り込まれている印象がある。
1人~4人までプレイ可能なマルチプレイシューティングで、やり込むことで武器などがアンロックされていくとのこと、オンライン要素があるのかは不明。実際日本でどれだけ売れるのかは心もとないが興味あればぜひ。
32位 サイバーダンガンロンパVR 学級裁判
ダンガンロンパ第一作の学級裁判のデモ映像が無料で配信される
- PlayStation Plus会員限定でPS VR発売日に無償配信される
- ダンガンロンパ第一作の希望ヶ峰学園の学級裁判が展開される
- おなじみモノクロも立体的に表現される

アニメ化もされて有名なあのダンガンロンパ初代の「希望の学園と絶望の高校生」の学級裁判がデモムービーとしてVR上で展開されます。アニメ化もされた作品で動く絵がイメージのある人が多いと思います。
あのモノクマが立体的に動くところも凄く見てみたいし、何よりお仕置きも再現されているらしい。(グロテスクにならないか心配ではありますが)
PlayStation Plusに入会している人なら無償で見られるらしいので、VRのおためしコンテンツとしては最適でしょう。
33位 ローラーコースタードリームズ
VRの世界観で遊園地を作るシミュレーションゲーム
- 2016年12月22日発売
- 自分で作った遊園地を経営したり、アトラクションをVR視点で楽しむことができる

2500円という廉価版だけあってかなりチープな作りなのが気になる。しかもいかにもな洋ゲーで日本人には全く合わなそうだけど、ソニーが日本にVRを浸透させたいから無理やりゴリ押しした印象。
遊園地経営ゲームは定番ジャンルの一つではあるけど、PVを見たところおそらく既存のソフトよりもあまり作り込まれていなさそう。強いて言えば自分で作ったジェットコースターをVR視点で乗れるというのが強みか。
迫力ある映像になっていれば良いのだが。
おっふ…。なんかこういうゲームが出てくるのがハードの黎明期って感じがして嫌いではない。
まあ買わないけど。
34位 JOYSOUND.TV Plus
PlayStation4で10万曲以上の本格カラオケが楽しめる
- PlayStation4で無料配信されているカラオケソフト
- 歌い放題チケットを購入することで、10万曲以上のカラオケが楽しめる
- VR対応によって背景映像や本人映像が360度動画で楽しめる

カラオケソフトがVR対応するとは思わなかったので、嬉しい誤算だったが、ちゃっかりチケット料金が値上がりするので注意。通常だと300円の24時間チケットが500円に、1000円の20日間チケットが1800円になっている。
カラオケ映像がVR対応というのは完全に業務用を超えているので興味はあるが割高なのが残念。24時間チケットで試すくらいならいいかもしれない。
35位 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺
刀剣乱舞の舞台を客席の視点から360度撮影した映像を見られるコンテンツ
- 大人気のブラウザゲーム「刀剣乱舞」の舞台映像
- PlayStation VRでは客席からの映像をVRで臨場感たっぷりで閲覧可能

これはゲームではなく、舞台映像を360度の動画で直撮りした内容とのこと。
よほどの刀剣乱舞マニアかつPS VR所有者というかなり限定されたユーザー層になるが、ソニーの営業がゴリ押しで案件を取ってきたのだろうか。
舞台映像のVRコンテンツ化はこれが始めただと思うが、果たしてこれを見たいと思う人がいるのか。
- メディアBlu-ray
- 出版・メーカー東宝
- 発売日2016-09-07
ついに禁断の扉が空いてしまった。
夏休み中の少女、宮本ひかりの家庭教師となり、7日間自宅での勉強や外での課外授業などをともにするコミュニケーションゲームだが、いかにもVR!という作り込みがされていて、これ一本のためにPlayStation VRを購入する人も多いだろう。
海外でも発売を熱望する声が大きいが、人種・性的にセンシティブな欧米での発売は見送られており、海外のオタクは阿鼻叫喚しているらしい。日本に生まれてよかった…。
とにかくVRを買ったのなら絶対にやるべきソフト。
当初は女子高生の宮本ひかりのみが配信されるが、後でアメリカに留学してきたミュージシャンのアリソンも配信される。
個人的にはアリソンの方が好みなので早く配信してほしい…。その前にVR買わないと。
価格的にもゲーム概要的にもそれほどボリュームのあるものではなさそうだが、日本的VRの未来を象徴するソフトなので、VRを購入できる状態になったら必ずプレイしてみたい。