実況者としては歴史上初めて？ 高田健志はなぜスプラトゥーン主催大会を断られまくったのか

皆さん、高田健志という神をご存知でしょうか。

冒頭の挨拶からしてこれはネタ記事か、と思われた方がいるでしょうが、高田健志が神というのは誇張ではありません。
実際にwikipediaにも神だと書かれているからです。

2015年8月からニコニコ動画やYouTube内に株式会社テクサ提供のもと加藤純一とともに企業チャンネルを開設し、ゲーム実況・紹介などの活動を行っていた。ニコニコ動画では神と崇められている。

引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/高田健志

ただしもう少しわかりやすく説明していきたいと思います。
高田健志とはニコニコ動画を中心に活躍しているゲーム実況者です。

幼少期には空手、陸上で結果を出し、ジャニーズJrにも所属して嵐のバックダンサーとして活躍していました。その後はNSCに通い芸人の卵として賞を獲得していたほどです。
その後、ニコニコ動画のゲーム実況で人気を博し、俳優に転身して1年と経たずに半沢直樹にも出演しています。

これはウソだと思う人がたくさんいるかもしれませんが本当です。詳しくはこちらの記事を参照してください。

そんな高田健志ですが、なんとスプラトゥーンの大会を主催したにも関わらず、誰一人として参加してくれずに大会を中止するということがありました。
おそらく人気実況者の中では初めての事態で、その断られる様があまりにも面白いため、なぜそこまで断られてしまったのか、この記事で考察していきたいと思います。

高田健志とスプラトゥーン

高田健志はあまりイメージがないかもしれませんがSplatoonの実況動画を上げています。この時既にレゴシティの「20万人の神隠し」と経験したオワコン期であり、さらにSplatoon発売から10ヶ月ほど経過した時点での投稿ということで、あまリ注目されませんでした。

それもそのはずで高田健志のプレイはとても下手で、もこう先生のように下手ながらも動画としては面白い、ということもなく、ただ下手なプレイを延々と垂れ流すという動画なので全く見所がないのです。
よほどの高田健志ファン以外の方は楽しめないと思いますので、見る必要はないと思います。

ちなみにS+を目指すという趣旨でしたが、Part4にしてA-からB+に落ちた所で動画を放棄しています。
これは高田健志の悪いクセで、せっかく話題性から注目を集めても動画自体のクオリティが低かったり当初立てた目標をあっさり放棄してしまうので継続したファンがついてこないのです。

2016年3月22日にあげた動画がスプラトゥーンシリーズでは最後になっていますが、実はそれにはある理由があったのです。

主催大会の参加者が集まらずに中止

高田健志は2016年4月17日にスプラトゥーン大会を主催しようと企てていました。

4月17日スプラトゥーン大会開きます！
大会名はスプラトゥーン大会in高田馬場
参加は生主や動画投稿者のウデマエB以上限定
参加者は
名前、フレコ、ウデマエ（数字まで記載）、連絡のつくメールアドレス、コミュURLを記載して
semitank@gmail.comまで連絡ください

— 高田健志 (@kakaka1216) 2016年3月24日

「スプラトゥーン大会in高田馬場」というのは高田健志ともこう先生の主催で、高田健志の「高田」ともこう=馬場豊の「馬場」を取っているのだと思います。
ただその後の動きを見る限り、もこう先生は率先して動いておらず、単に高田健志がもこう先生の名前を使いたかったからという説もあります。

そして高田健志は自身の大会を盛り上げてニコニコ動画で一花咲かせようと思ったのでしょう。大物実況者に次々と声をかけていきます。

@kakaka1216 お誘いありがとうございます。せっかくお声をかけていただきましたが、当日は別の予定が入っております。大変申し訳ございませんが、お断りさせていただきます。また機会がありましたら宜しくお願いいたします。

— アブ（犬テロシスコムーン） (@abuuuntter) 2016年3月24日

アブさんは言わずと知れたトップ実況者で、YouTubeでもチャンネル登録者数70万人を誇っています。しかしあえなく撃沈。

ここから高田健志はだんだん実況者のグレードを下げながら大会に誘っていきます。

@kakaka1216 お誘いありがとうございます。先延ばしにしてきたノルマが重なり、明確に先の予定を決めれない状態にいるため、現在はお誘いを受けれない状態です。申し訳ありません。

— シン (@huratawa) 2016年3月24日

シンさんはアブさんほどの人気はありませんが、スプラトゥーン実況で1,2を争うほど人気を集めている実況者です。これもあえなく撃沈。

@kakaka1216 お誘いありがとうございます！！
でも申し訳ないです＞＜
ちょうど17日にピンポイントで予定が入っちゃってるので、また誘って頂けたらありがたいです！！＼(^o^)／

— 愛の戦士 (@ainosensi2) 2016年3月24日

@kakaka1216 仕事の締め切りが大体そこらへんに重なるんで参加厳しいです。。。また機会あったら誘ってください！

— テラゾー (@terazo) 2016年3月24日

同じく人気実況者でスプラトゥーン実況を行なっていた愛の戦士さん、テラゾーさんにも断られる。やっぱりだんだんグレードを落としていっている。
多分この時、高田健志としてはグレードを落としていけばどこかで見つかるだろうと思っていたのでしょう。

ちなみにアカウント削除されているのでツイートが残っていないのですが、女性実況者のりめるんさんにも断られています。

@kakaka1216 (´・ω・｀)こんにちは～
(´・ω・｀)せっかくお誘い頂いたところ申し訳ないのですがその日は仕事があるので厳しいです
(´・ω・｀)また機会があったらよろしくお願いします

— りんごもちぃ(´・ω・｀)ｖ (@pico_gram) 2016年3月25日

胎児さんと並んで最強候補であるりんごもちぃさんにも断られます。りんごもちぃさんはあまり積極的に交流するタイプじゃないから仕方ないか…。

@kakaka1216 お誘いありがとうございます！大変申し訳ないのですが、確認しましたところ当日既に別の予定が入っておりまして、残念ですが今回はお断りさせて頂きます。

— towaco (@towacofox) 2016年3月25日

@kakaka1216 お誘いありがとうございます！17日は現在、仮押さえの予定があり、参加が難しいです…申し訳ありません…

— スナザメ (@sunazame) 2016年3月25日

コラボ実況を行いまくってるtowacoさん、スナザメさんにも断られてしまう。二人ともソロよりコラボで伸ばしているタイプなのに…。特にスナザメさんの断り方がいかにもな感じが。

@kakaka1216 お誘いありがとうございます！ただその日は予定アリかつ、ガチマ全然やっていないC+勢なんで辞退させていただきます。

— KADA@池ハロ①ザック②クラウザー (@kada_teion) 2016年3月25日

@kakaka1216 誠に申し訳ないのですが、土日が仕事なもので時間的に厳しく、今回はお断りさせていただきます。せっかくお声かけいただいたのに本当にすいません。

— がみ (@gamisama) 2016年3月25日

さらにグレードを落としていったが、KADAさん、がみさんにも断られる始末に。
そしてついに高田健志の心が折れる。

スプラトゥーン大会ですが、中止させて頂く事にしました。
当日お時間作って参加予定だった出場者には大変申し訳ございません。
メールで出場要項を送って頂いた方にはこちらからメールを返信しております。
ご迷惑おかけしました。

— 高田健志 (@kakaka1216) 2016年3月25日

有力実況者が誰一人として参加してもらえず、全ての実況者に断られるというのは間違いなく歴史上初めてのことでしょう。しかも断り文句が皆そろって「17日は予定がある」というのが余りにもかわいそうです。
ちなみに4月17日は平日ではなく、しっかりと日曜日のはずなのだが…。

なぜ高田健志は断られてしまったのか

しかしなぜこうも高田健志は断られてしまったのでしょうか。それについて考えていきたいと思います。

もこうと組んでいるから

もこう先生はスプラトゥーン実況でキレ芸というスタンスで人気を集めており、またこれまでの実況スタンス的にも冷やかし的なファンが多く集まっていることは知られていました。
実際にりめるんさんもその冷やかしのファンによって引退に追い込まれてしまっているので、もこう先生は要注意人物として知られていました。

一方でもこう先生のファンを自称する胎児さんのような実況者もおり、もこう先生自身もその他の実況者主催大会に呼ばれていることから、もこう先生がいるから敬遠するということではないと思われます。
もちろん「高田＋もこう」というセットが危険だったからという可能性がありますが。

単純に高田健志を知らなかった

高田健志はニコニコでは「蛟(か)」という名前で活動していました。高田健志名義にしたのは俳優活動から戻ってきた後のことで、ニコニコで知られているのはあくまで「蛟(か)」の方でした。

そのため他の実況者さんも「高田健志」からのお誘いということで、高田健志って誰だよという風になったのかもしれません。全員がそうでなくても、そういう人が多かった可能性があります。

高田健志の大会に参加したくなかった

そのままです。高田健志のファンはもこう先生以上に冷やかしのファンが多いので、高田健志主催大会の動画をアップロードしたら荒らされてしまう可能性があるため、そのリスクを敬遠したという考えです。

本当に予定があった

実況者さんは内向的でインドアな人が多いと言われていますが、なぜか4月17日に限って外出する用事があったという考えです。ただ確率的に全員というのはおかしく、その内の何人か、ということならあり得るでしょう。

結論

結局のところ、なぜこれほどまでに断られてしまったのかの真相は定かではありません。
しかし高田健志に限って、ここまでいかにもな断られ方、というのはある意味で高田健志らしくて逆においしかったのかもしれません。

ちなみにこの後、高田健志が長年の盟友だった加藤純一とケンカ別れをしており、今なお絶縁状態にあります。かつてはカップルと言われるほど仲が良かった二人ですが…今はどうしているのでしょうか。