恐らく最恐のアクションRPG「Bloodborne/ブラッドボーン」
「Bloodborne/ブラッドボーン」はダークソウルシリーズでお馴染みのフロム・ソフトウェアが発売しているアクションRPGである。プレイした事のある方ならわかると思うが、ソウルシリーズは時には理不尽とも呼べる高い難易度が特徴だが、Bloodborneにもそれが大きく引き継がれている。
「Bloodborne/ブラッドボーン」のスピーディーな戦闘
ソウルシリーズでは盾を使い、相手の攻撃のタイミングに合わせて弾くことでパリィをして戦うのが基本の戦い方であった。しかし、Bloodborneでは盾がほとんどなく、代わりにタイミングよく銃を撃ってパリィとる。
その為戦闘はソウルシリーズと比較して回避を主流に戦うためかなりスピーディーな戦闘を楽しめるのがソウルシリーズとの大きな違いだ。
ソウルシリーズとは異なる世界観
ソウルシリーズは時代背景が所謂中世になっており、騎士やドラゴン等ファンタジー的側面が強いが、Bloodborneでは銃が登場するだけあって19世紀前後となっている。
その為舞台となる街の街並みはよりモダンな雰囲気を醸し出しており、敵も獣とかがメインとなっているが、それに加え何と宇宙人も出てくる。この世界観に宇宙人って何なんだよとツッコミを入れたくなるが、所謂クトゥルフ神話のコズミック・ホラーを彷彿とさせ、よりホラー感を強めている。ソウルシリーズの美麗なグラフィックによる醜悪な怪物はホラー好きなら必見である。
個人的にピックアップしたい敵は「ほおずき」だ。
恐らくこのモンスターはベースは女性だが(似た姿のキャラクターが出ている)、頭部が巨大な脳になっておりそこから大きな触手が生えた非常に強烈なデザインで、しかも非常に厄介な能力を持っており、Bloodborneのなかでもかなりいやらしいモンスターである。風変わりなのは敵だけでなく、武器もかなり個性的である。
Bloodborneでプレイヤーが使える武器はソウルシリーズと比較してかなり種類が少ないが各武器に変形等のギミックがあり、どれも面白い。私が愛用しているのは教会の石槌という武器である。
一見ただの剣だが鞘がハンマーになっており、鞘に納めることによってハンマーとして使えるという脳筋ロマン武器である。こういった敵や武器はソウルシリーズにはないBloodborneならではの魅力と言えるだろう。
実際のプレイ感覚
ソウルシリーズよりスピーディーであるBloodborneはより操作の慣れを要求されるゲームである。実際に敵も多く、動きに馴れないうちは囲まれて袋叩きにあうプレイヤーもいるだろう。基本的にこのゲームは多勢に無勢なのでどんな状況でも一対一に持ち込めるようにする立ち回りが大事である。
これはソウルシリーズでも常識であるが、Bloodborneの場合盾がほとんどないのでより緊張感が出る。どんなにやっても勝てないときは逃げるのも大事だ。だが何より必要なのはいくら敵にやられてもめげない精神だろう。
最後に
Bloodborneはアクションにおいてもホラーにおいても非常に完成度の高いゲームである。もし普通のゲームでは難易度が物足りないというのなら是非チャレンジしてみることをおすすめする。