癒される要素がたっぷり！少年アシベ GO！GO！ゴマちゃん

少年アシベ・GO!GO!ゴマちゃんとは

子どもの頃に少しだけ記憶に残っているアニメがありました。それは少年がアザラシの子どもを小脇に抱えて走り回っているアニメ、少年アシベでした。

当時は、アザラシを抱えた少年が日常を送るだけのアニメで正直なところ、あまり面白さを感じていませんでした。祖母が買ってくれた布団の絵柄が少年アシベだったことにも喜びを感じていませんでしたし、ゴマちゃんの魅力にも全く気付いておらず、どちらかといえばドラえもんや美少女戦士セーラームーンが大好きだったので、布団の絵柄を変えて欲しいとさえ思っていました。

2016年になり、NHKで少年アシベが再びアニメとして戻ってくるとテレビ週刊誌で知ってからはその最初の放送こそ見逃したものの、放送から2ヶ月後くらいに何気なく録画予約をしてみようという気持ちになりました。
後日、録画したそのアニメを視聴したのですが、一瞬でゴマちゃんの魅力にどっぷりと浸かってしまいました。

こんなに可愛らしくて、癒されるアニメをどうして今まで放っておいたのかと自分を責めたくらいにゴマちゃんの愛らしさに心を鷲掴みにされてしまいました。

オープニングから癒しの要素満載

少年アシベ GO！GO！ゴマちゃんはおよそ10分ほどの短いアニメです。
リアルタイムで視聴したいと思っていても、放送時間帯をきちんと確認していなければ見逃してしまいます。ですから、このアニメを視聴するには録画予約または視聴予約が必要不可欠なのです。

しかし、10分ほどのアニメであるため、見逃してしまうことが多く、録画がきちんと行われていなければその週はショックを隠し切れない一週間となってしまうのです。

とても短いアニメであるため、オープニングも短いものとなっていますが、それでも癒しの要素は満載です。初っ端からゴマちゃんの愛らしさが爆発しています。小首を傾げて海の中に潜り込む、そのゴマちゃんを見ると心がきゅうっとなり、自然と笑顔になっていることに気づかされました。

オープニングテーマを歌うのは、ろんさん。
心地良いメロディーと癒しの歌声、覚えやすい歌詞が魅力的で、そしてオープニングアニメもバッチリ噛み合っていて、癒されないわけがないのです。

最後のカットで、アシベとゴマちゃんが顔を寄せ合うところがあるのですが、それが何とも言えない癒しのかたまりで、まだ本編を見ていないにも関わらず、そこで幸せいっぱいになるのです。

何気ない日常がポイント

10分ほどの短いアニメであることと、連続したものではないことがアニメ・少年アシベの最大のポイントだと思っています。
また、内容がとても日常的で、ごく稀に非日常を模した内容の回もありますが、アザラシの子どもを飼っているという設定からして非日常を描いているので問題はありません。

どんな内容の回でも癒しのゴマちゃんがいてくれるので毎回、ストレスで荒んだ心はアニメを見た後には晴れ晴れとして、幸福感でいっぱいになっています。頭を使うタイプのアニメではないことが一番の癒しの要素だと思っています。

とにかくゴマちゃん！

昔のアニメタイトルは少年アシベが大きく、ゴマちゃんは小さな存在だったように思いますが、ストレス時代に癒しのゴマちゃんが注目されたことがそうさせるのか、今回、新しく始まったアニメのタイトルには「GO！GO！ゴマちゃん」が付け足されていました。
個人的見解ではありますが、ストレスを軽減させるには癒しの要素が必要だという時代になったことがタイトルをもリニューアルしたのであろうと思います。

ゴマちゃんは友だちであるアシベたちの言葉がある程度は理解できているようですが、人間の言葉を話すことはできません。しかし、それが良いのです。

豊かな表情と鳴き声、身振り手振りで自分が何をしたいかを懸命に語るゴマちゃんが良いのです。どんなことをしていても、何をされていても、ゴマちゃんはただひたすら可愛さを振りまいてくれます。ゴマちゃんは最強にして最高の存在です。

数分で得られる癒し

何か心が満たされない、ストレスが溜まっているけれど発散方法が分からないという方に少年アシベ GO！GO！ゴマちゃんは、とにかくおすすめのアニメです。

DVDも発売されていますし、現在、NHKで放送中のアニメです。
数分で見られるアニメですが、連続したアニメではありません。見たいと思った時にまとめて見られる手軽で癒しがたくさんのアニメです。

ぜひ、癒されたいと思っている方に見て頂きたいアニメです。
アニメを見終わった後、すっかりゴマちゃんの虜になっていることでしょう。癒しが欲しい方は候補に入れて頂ければと思います。