ファイナルファンタジー5の色褪せない魅力とは?【FF5】
世界的にも知名度が高く人気もあるファイナルファンタジーシリーズですが、その中で最も人気があると言われているのは『ファイナルファンタジー7』です。リメイクも決定し派生作品も非常に多いですが、それ以上に根強い人気を誇っている作品があります。それが『ファイナルファンタジー5』です。
かつてスーパーファミコンで発売された所謂懐ゲーの部類に入る5ですが、なぜ今も人気なのか。その理由を述べて行きましょう。
FF5とは?
ファイナルファンタジー5(以下FF5)とは、1992年に発売されたSFC用RPGゲームです。内容は、風・水・火・土のクリスタルの力を手に入れようと企む暗黒魔道士エクスデスとクリスタルの心を受け継ぐ4人の戦士の戦いを描いたもの。
主人公のバッツをはじめ、王女レナや海賊の御頭ファリス、異世界の王ガラフなど少ないながらも個性的な仲間と共に旅をしていきます。
魅力的なジョブシステム
FF5は前と後に控えているFF4やFF6に比べて、シナリオが王道ど真ん中で捻りがありません。
しかし、それを補って余りあるシステムがあります。それが『ジョブシステム』です。同じようなシステムはFF3にもありましたが、それよりも進化しており、ジョブ特有のアビリティという特技を習得することによって、他のジョブについてもアビリティを付けて強化することができます。
例えば「ナイト」のジョブについて、アビリティを「白魔法」にすれば戦いながら回復魔法も使える便利キャラが完成します。このように無限に近い組み合わせで、自分だけの戦い方が出来るのです。
広大な世界
RPGと言ったら広大なワールドマップですが、FF5のワールドマップは桁違いな広さを誇ります。なんと冒険できる世界が3つも存在するのです。一つ目は主人公が住む世界、もう一つはガラフの住む異世界、もう一つは二つの世界が融合した新たな世界。恐らくここまで多くのフィールドを用意したRPGはFF5くらいでしょう。今のゲームでは容量の問題で難しいかもしれませんが…。
このような世界をほぼノーヒントで飛空艇やチョコボに乗って旅をしていくわけですが、「冒険してる!」というワクワク感が味わえます。
応用範囲の広さで今も大人気
FF5はジョブシステムやワールドマップ、その他にもアイテムや魔法の強さなどのバランスが非常に良く、応用範囲も広いゲームです。アビリティとジョブシステムが大きな役割を果たしていますが、このシステムを理解しているとそれだけで無限の遊び方が出来ます。
例えば、「魔道士だけの旅」「全員風水師」「つけていいアビリティは戦士系のみ」など特定のアビリティを縛ったり、ジョブに制限を加えて遊ぶことも可能なわけです。便利なジョブは大抵固定されてきてしまいますので、敢えてそれを外した遊び方というのがFF5では粋とされています。やればやるほどハマっていくシステムを持っているゲームです。
まとめ
FF5は発売から20年以上経っていますが、いまだにプレイし研究しているファンが非常に多いゲームです。ですので、インターネットで少し検索しただけで攻略サイトや研究サイトを見つけることが出来ます。
実際にプレイしてみると、古き良き単調なコマンドバトルゲームなんて印象が吹っ飛ぶ深さを持っているゲームです。スマートフォンやPS3などでもダウンロード販売されてますので、是非一度お試しください。