ニコニコ屈指のトークセンスを持つ「ジャック・オ・蘭たん」の魅力を語る【ゲーム実況】
「ジャック・オ・蘭たん」というゲーム実況者が現在、ニコニコで活躍しています。「蘭たん」と呼ばれ、突拍子のないアテレコや声まねを駆使する面白いトークで視聴者を笑わせています。今回はその「蘭たん」の魅力を語ります。
目次
「ジャック・オ・蘭たん」とは?
2007年から実況している最古参の動画投稿主です。本人もよく動画内で実況キャリアのことをネタにしています。
初期だったこともあり、初投稿の動画は消されていますが、ミラーでは残っています。この時点で圧倒的なトークセンスが光っています。ミラー投稿なのに20万再生を突破しています。
「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の実況
蘭たんは、「風タク」の実況で投稿キャリアをスタートし、そのあと「トワイライトプリンセス」「時のオカリナ」、再び「風のタクト」、そして「ムジュラの仮面」「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」と、実況の題材としてゼルダを選びがちです。それだけゼルダシリーズが好きなのかもしれません。
この動画は、イリアのアテレコをやりだしたところでお腹を抱えて大爆笑してしまいました。「蘭たん」にしか表現できない独特の世界観があります。
個人的に考える「蘭たん」の最高傑作、「少年とロボのドタバタ器物損壊コメディ【実況 鉄人28号】」
この記事を見て「蘭たん」に興味を持ってくれた方には、まずこの動画をおすすめします。
突拍子もないボケと的確なツッコミが魅力の蘭たんトークが全力で活かされている、面白すぎる動画です。
このゲーム自体がツッコミどころ満載の作品なのですが、それに蘭たんがツッコミを入れていくのが笑えます。喋り方やリアクションの一々が笑いのツボを刺激し、もう何週も見てます。
「逆ダグドリオ」の下りはいつ見ても爆笑してしまいます。
蘭たんはゼルダの伝説総合プロデューサーの「青沼英二」の何なのか?
蘭たんがゼルダ系のゲームをやっていて、何か上手くいかなかったり、謎解きや敵の配置が理不尽だと感じると「おい青沼ァ!」と叫ぶことがあります。
「青沼」というのは、ゼルダの伝説ファンなら知らない人はいない、ゼルダシリーズの総合プロデューサー「青沼英二」のことです。
「ひげのおじさん」の愛称で知られる青沼英二さんは、東京芸大美術部の修士を卒業し、1988年に任天堂に入社。宮本茂からゼルダの伝説のプロデューサーを引き継ぎ、現在世界中から注目されているゲームクリエイターです。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は任天堂新ハード「ニンテンドースイッチ」の目玉ソフトであり、青沼さんへの期待は高まっています。ほとんどあらゆるゼルダファンからの尊敬を集める大物を、「青沼ァ!」と呼び捨てるところに、蘭たんの凄さがあります。
もちろん、これはネタでやっていることであり、愛にあふれているからこそ成り立つ言い回しです。
伝説のゲーム実況者「つわはす」も「蘭たん」を評価した!
詳しくは語りませんが、「そこはありがとうじゃないよね!」などで知られる「つわはす」という元実況廃人がいました。とある事情により彼は動画を引退してしまいましたが、つわはすの尊敬していた実況者が「蘭たん」でした。
つわはすは蘭たんのトークセンスを絶賛し、一緒に動画投稿もしています。実はつわはすも蘭たんも1990年生まれで、同い年なんですよね。いいコンビだと思うので、また一緒に動画をあげてほしいです。
たしかに、この動画を見ていると、蘭たんの自由奔放さとつわはすをも圧倒するトークセンスが見て取れると思います。
つわはすは某事件によって引退しましたが、仮に蘭たんがヤバげな事件を起こして色んな視聴者から叩かれても、喋り自体がめちゃくちゃ面白いので、純粋に動画を見たいと思うヘビーユーザーは離れなさそうです。
新実況グループ「ナポリの男たち」
ニコニコ実況者も、よくグループを作って動画投稿をしたりしています。
ゆっくり解説者「鋼兵」が言っていたことですが、グループやコラボはファンを増やす上で有効な戦略です。頑なにグループを作らないことを言明する「ふぅ」という投稿主などは、「孤高の実況者」と皆から呼ばれ恐れられているくらいです。
ニコニコの最強グループと言えば、つわはすが欠けた今は亡き「チームTAKOS」だったかもしれません。ただ、それ以降はあまりパッとしません。
2016年6月に、「ジャック・オ・蘭たん」「すぎる」「hacchi」「shu3」という伝説級のメンバーが「ナポリの男たち」という大型グループを立ち上げました。
ここでも、蘭たんの圧倒的な面白さが発揮されています。
更新頻度さえ上げれば、「チームTAKOS」や「いい大人たち」を超える最強チームになるポテンシャルを秘めたグループだと思いました。
これからの蘭たんに期待
直近の実況動画はレア社の「コンカー」で、日本では発売されていないゲームです。
「ドンキーコング64」も実況していたし、蘭たんはレア社が好きなのかな……とも思います。「バンジョーとカズーイの大冒険2」などの名作ソフトもいつか実況してほしいです。
コンカー実況は2016年10月半ばに最終回をむかえ、次の実況動画が何になるか、楽しみで仕方がありません。
すでに自分にとって、蘭たんの実況動画は「生き甲斐」になっています。
動画が始まると大文字で「生きがい」と表示したがる「生きがいニキ」がそれなりにいるのも納得できる面白さと中毒性があります。
どの動画も面白いので、みなさんも蘭たんの「マイリスト」に行き、自分が気になるゲームの動画から見始めては如何でしょうか?
個人的には「鉄人28号」を勧めたいです!