個人的におすすめの「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」の曲を紹介していきます。
「ELLEGARDEN」は、2008年以降活動休止しているバンドです。
このバンドは、日本語の歌詞の曲が人気がありますが、英語の曲で素晴らしい歌詞を書いてる曲がたくさんあります。今回は、ELLEGARDENの英詩の曲で、素晴らしい歌詞の曲を紹介します。
Marie
これは、アルバム「ELEVEN FIRE CRACKERS」の最後に載っている曲です。
この曲の歌詞の概要は、「Marie」という主人公にとって大切だった友だちがいなくなってしまって、様々なことがわからなくて、後悔してて、何もできないでいるというものです。
まず、歌詞の最初にある「17」という数字が何を意味しているのか、考えてみたら結構難しそうです。
深い意味が込められていそうですね。
あと、詩の後半が結構響きます。
主人公が「Marie」を救えなかったことをひたすら後悔してたり、「Marie」が主人公にとって強く、太陽のような存在だったとしています。
「Marie」が主人公の恋人だったのか、「Marie」が死んでしまったのか、わからないですが、私は「Marie」を片思いしていた女性にあてはめると結構当てはまっていて、すごく響きます。
強く生きてきて、自分の支えにもなった女性がいなくなってしまうのは、本当につらいことだし、いろいろ後悔してしまいます。
Middle Of Nowhere
この曲は、エルレの初期の頃に書かれた曲ですね。
まず、第一印象として、この曲の歌詞は、繊細な心を持つ人の存在を肯定しているように感じます。
そういう人がいろんなことで苦しんでいるのを、主人公がひたすら支えようとしているのが響きます
「君が社会でいろいろ否定されているように感じるのは、君に落ち度があるんじゃなくて、君が繊細なだけなんって言葉が、そういう人にとって支えになって、救っているんじゃないかって思います。
繊細な人の考える様々なことが綿密に描かれていて、そのうえで救っていきたいと書かれているので、普段些細なことで悩んだり落ち込んだりしている私みたいな人にも結構響きます。
The Autumn Song
夏が終わった後の喪失感を歌った曲ですね。
楽しい時間が終わったあとって、ひたすら落ち込みますし、不安や孤独を感じますよね。
その不安や孤独が、自分の存在価値までわからなくしてしまうっていうのは、私もよくありますし、わかります。
そういう孤独や不安をキャッチーなメロディーで歌っているのが、エルレの良さだと思います。
A Thousand Smiles
これは、主人公の少年が、ある日好きな女の子を見つけて、その女の子が死んでしまうという歌ですね。その女の子が残した笑顔の記憶が今でも残っていて、自分の支えになっているんでしょうね。
恋人ができたときって、すべてが喜びのように思えますが、それが悲劇に終わると、すべてが悲しみに変わってしまうんですね。
それがすごくわかりますし、伝わってきます。そういう歌です。
Cuomo
エルレのボーカルの細美武士は、ウィーザーの「リヴァース・クオモ」を尊敬しているんですね。
音楽をやって、段々成功してくると、評価してくれる人もいますが、批判してくる人や、くだらない文句を言ってくる人がいますよね。
この道を進めばいいって、自分の理想を押し付けてくる人もいますね。
そういう中で、自分を大切にしたいし、王道なんかに頼らずに、自分のやりたいことをやり通していきたいっていう思いが当然あるわけです。
その道を進む中で、尊敬するクオモの存在が支えになっているって歌ですね。
Good Morning Kids
生まれてくる子供たちに向けた曲ですね。
この曲の歌詞で響くのは、生まれてくる希望を歌ったのではなく、腐っている社会で汚れて欲しくないって内容のところですね。
人間として生まれるのって、希望ばかりがあるだけでなく、汚れた世界への挑戦の意味も含まれているんだなと改めて感じさせる曲です。
以上になります。まだCDを借りたり買ったりできますので、興味を持って頂けた方はぜひELLEGARDEMの曲を聴いてみてください。私が挙げたタイトルも、検索すればYouTubeなどで見つかると思います。少しでもエルレファンを増やしたいです。