スターウォーズの魅力とは?あらすじから、大迫力のライトセーバーまで色々語っています。
スター・ウォーズといえば世界で最も有名なスペースオペラです。壮大なストーリーに加えてライトセーバーのような童心をくすぐる演出まであって、虜になる人は後を絶ちません。
そんなスターウォーズシリーズについての魅力を紹介します。
皆さんも、「スターウォーズ」の名前くらいは聞いたことがあると思います。話を詳しく知らない、映画を観たことがない、という人も、ダースベイダーやR2-D2くらいは知っているのではないでしょうか。
スターウォーズは銀河を舞台にした、善と悪が戦う壮大なスペースオペラです。
まだ数百年と他の国に比べて歴史の浅いアメリカ社会における神話とも言われています。
原作者はジョージ・ルーカス、全9作からなる映画シリーズ(現在第7作まで公開されています)を中心に、アニメやグッズなど、現代では様々なメディアミックス展開がなされています。
2015年末には、10年ぶりとなる新作「エピソード7 フォースの覚醒」が公開され、マスメディアもこぞって取り上げ、一大ブームを巻き起こしました。(私は2回観に行きました!敵役カイロ・レンのライトセーバーのおもちゃも持っています)
2016年12月中旬には、シリーズで初のスピンオフ映画である「ローグワン」が公開され、また話題になりそうです。
今回は、壮大なスペースオペラであるスターウォーズの魅力について語っていきたいと思います。
善と悪が銀河の存亡を掛けて戦う壮大なストーリー
スターウォーズの根幹を占めるのは、「フォース」と呼ばれる力を使う、善の勢力「ジェダイ」と、主にダークサイドと呼ばれる悪の勢力「シス」の戦いです。
ジェダイはいわゆる騎士であり、銀河や社会の秩序を守る存在です。
一方のシスは、フォースの力を使って銀河の征服、支配をもくろむ勢力です。あの有名なダースベイダーは、シスのフォースであるダークフォースの使い手として登場します。
スターウォーズ最初の作品であるエピソード4は、紆余曲折あって銀河が、ダークフォースによる「銀河帝国」に支配された状況から始まります。
詳しいいきさつはエピソード1から3までで語られていますが、基本的には、悪の勢力により攻撃され滅亡しかけた善の「ジェダイ」が復活し、悪の勢力シスと戦い銀河の平和を取り戻す、という筋書きがメインとなっています。
なので、エピソード4のタイトルは「新たなる希望」というネーミングになっています。時系列としてはエピソード1が最初のお話なのですが、映画公開の順番はエピソード4からとなっています。
これは、スターウォーズの映画を作るにあたってエピソード4がもっとも話がわかりやすく、アドベンチャー要素が強いので人気を獲得しやすいだろう、という理由からだそうです。
実際に1977年に公開されたエピソード4は世界各国でヒットを記録し、その人気は現在に続いています。
大迫力!ライトセーバーによる戦い
スターウォーズの世界は、星々を宇宙船で移動できるほど技術が進んだ世界ですが、ジェダイとシス、それぞれのフォースの使い手の大半はライトセーバーと呼ばれる剣を使用します。
柄の部分が機械で作られており、名前の通りレーザー状の刃が伸びて相手を斬る武器です。
(「機動戦士ガンダム」に出てくるビームサーベルとほぼ同じ原理の武器です。)
この武器には原作者であるジョージ・ルーカスのこだわりが現れており、作中の各所で繰り広げられるライトセーバーの戦いは、くるくると剣先が舞う大迫力の戦闘シーンです!
このライトセーバーによる立ち回りは、日本の武士の剣術が大いに参考とされており、黒澤明監督の作品がモチーフとなっているようです。
ですので、ジェダイの思想や生き様、服装なども、日本の侍の意匠を大きく取り入れています。世界で一番有名なSFが日本の影響を大きく受けているのって、なんだか嬉しくなりますね。
エピソード4では一回だけであり、ゆっくりとした立ち回りのライトセーバー戦ですが、新作が作られるたびに回数は増え、その剣術は激しさを増していきます。これは映画としての撮影技術が向上していく映画の歴史ともリンクしており、そういう進化を実感しながら見るのもスターウォーズの奥深さの一つです。
魅力的なメカ!
先述したように、スターウォーズは我々の住む現在の世界よりテクノロジーが遥かに進んだ世界のお話です。
(一つここで断っておきますが、スターウォーズは実は未来の地球ではなくて、昔の遥か遠くの世界が舞台です。「遠い昔、遥か遠くの銀河で…」というスターウォーズの文句は有名です)
ですので、宇宙船やロボットなど、メカが多数登場します。
ロボットは「ドロイド」と呼ばれており、金ピカでお喋りな人型通訳ドロイド、C-3POや、タル型の体を持ち機械語で喋るC-3POの相棒でかわいいR2-D2などは代表的なドロイドです。
エピソード7では新たな主役級のドロイドとして、球体の体を持つBB-8が登場し、人気を博しました。
まだ、まだ詳細は明らかにはなっていませんが、「ローグワン」でも新しい味方のドロイドが出てくるようです。
エピソード1から3の間には多くのドロイド兵が敵役で登場し、主人公たちを苦しめます。いわゆる「やられメカ」という奴ですね。
また、宇宙船も多数登場します。
ハン・ソロとチューバッカが搭乗し、主人公たちが銀河中を冒険する最速の宇宙船「ミレニアム・ファルコン号」を始めとして、戦闘機である「Xウィング」や「タイ・ファイター」など、様々なメカが活躍します。
特にエピソード4終盤の、主役であるルーク・スカイウォーカーたちがXウィングに乗って、帝国の超巨大な天体要塞「デス・スター」を破壊するために戦うシーンは必見です!
このシーンは本当に男性の心をくすぐります。私も、20年前の中学生時代、スターウォーズに興味を持ったきっかけはXウィングなどの戦闘機からでした。
スターウォーズをもっと語りたい
以上、スターウォーズについて語っていきましたが、いかがだったでしょうか?
他にも、実は映画の前後に数万年の歴史がある壮大なサーガや、様々な形態の異星人、ハイクオリティなグッズやおもちゃ、名優揃いのキャストなど、魅力を語り始めたら筆舌に尽くせません。
これからスターウォーズを見てみたい!という人には、公開通りの順番でエピソード4から6まで、そのあとにエピソード1から3までを見ていくのをオススメします。
撮影技術やCGなどの進化を目の当たりにできるのも面白さの一つです。2017年末には最新作「エピソード8」も公開され、またブームが再燃するかもしれません。
また、今ではネットのSNSなどで気軽にスターウォーズファンと交流できます。私にもスターウォーズを語れる仲間が数人います。
皆さんもぜひ、スターウォーズの壮大な世界に触れてみてはいかがでしょうか。
- メディアAmazonビデオ
- 作者ジョージ・ルーカス
- 発売日2015-06-01