「ローマの休日」はいつ見ても面白い名作だと思います
ローマの休日は1953年に制作されているので、すでに60年以上たっていますが今見ても面白さが色あせない名作です。
白黒映画ですが映像の華やかさは失われることはなく、特に王女役のオードリーヘップバーンの魅力は現在でも十分に通用します。100年たっても名作として残る作品に間違いないです。
ストーリが面白い
60年前の映画がなぜ今でも愛されているかの一つの要因として物語の面白さがあげれれます。1953年にイアン・マクレラン・ハンターが最優秀原案賞を受賞していますが、本当はダルトン・トランボが書いたいましたが政治的な事情で名前だけ貸したことになっていました。
あるヨーロッパの国の王女様が暮らしの窮屈さに飽き飽きしてイタリアのローマで城を抜け出します。そこにハンサムな新聞記者と知り合い恋におちますが、お互いの身分の違いもあり別れるというストーリが素晴らしいです。
主な登場人物は2人だけですが、お城を抜け出した王女に周りの人が振り回されるのも面白くユーモアあふれているところも素敵です
オードリーヘップバーンの魅力
この映画に出演するまでは無名だったオードリーヘップバーンはアカデミー主演女優賞を受賞していることからわかるように演技は素晴らしいです。大きな目で眉毛が太く美人ですが表情がよく変わりとても愛らしいので日本人が好きな女優です。
最初は長い髪でししたが、ヘップバーンカットといわれる額を大きく出した短髪は普通の人では可笑しさもありますが、彼女の魅力をよく引き出していることは確かです。
グレコリーペックの魅力
アメリカ人の記者を演じたのはグレコリーペックですが、背が高くハンサムですが、少し野蛮な雰囲気で初めから王女としりながら観光案内を兼ねて彼女とデートを重ねるところを見事に演じています。特に真実の口に手を入れて、袖の下に隠して手が取れたような演技をするところは大笑いしてしまいました。
イタリアのローマが魅力的
ローマの街並みが素晴らしくいったことはありませんが、いつか行ってみたいと思わせてくれます。変なスクーターで2人乗りで街並みを走りまわりますが、石畳の道路や古い遺跡、洒落た商店街など歴史ある舞台がこの映画に厚みを与えていると思っています。
英語の教材にぴったり
英語が苦手ですが、ローマの休日は英語の教材として利用されているようにやさしいい表現が多いので勉強になります。名言も多いので映画を楽しみながら学ぶことができ、何回繰り返してみても面白いので飽きません。
最後の場面で記者からどこの首都が一番好きだったのか問われたときに、ローマと答えるところは英語で聴いていても感動してしまいます
ローマの休日は永遠の名作
ローマの休日はおとぎ話の要素が多くわかりやすい内容で、男女が恋に落ちる設定ですがすごくソフトに描かれいるので、小さな子供でも見せることができる映画です。
オードリーヘップバーンはこの映画をきっかけに大女優になりましたが、晩年はユニセフ活動に力をいれて、アフリカの難民を救おうと自ら訪問していることは話題になりました。化粧もあまりしていないようでしたが年相応の美しさはそのままです。
彼女がいなければこの映画はこれほどヒットするこはなく、長く名作として残ることはなかったとおもいます。
これ以降も同じようなストーリの映画は制作されていますが、オードリーヘップバーン以上に適役な女優は今後あらわれないのではと思います。
映画の良いところはいつでも彼女にあうことができ、笑いあり、涙あり、アクションありが十分詰め込まれているローマの休日は今まで見た映画の中で最高傑作だとおもっています。
- メディアDVD
- 出版・メーカーパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日2014-09-10