おすすめの映画をランキングで紹介

些細なことに悩んだり、仕事で行き詰まったりしたときに、いつもこの映画を見ます。何度繰り返して見たかわからないくらいです。「希望」が描かれた映画です。

どれだけ絶望的な情況にあっても、希望を捨ててはいけない。「希望は素晴らしい」という言葉を、マントラのように唱えていた時期があります。

この映画は、悲劇なのか、ハッピーエンドなのかはわかりません。それでも、とにかく希望を捨てることだけはいけないと思わせてくれるような、本当に素晴らしい映画に出会えました。

日本人なら知らない人はいない、黒澤明の名作。

海外のあらゆる監督に大きな影響を与えた、歴史をつくったアクション映画。やはり撮られた時代もあるのだろうか、俳優にしても、適当に集められてそうな俳優にしても、みんな目がギラギラしている。野良武士の略奪から村を守ろうとする七人の侍の話。

大人気社会派ヒーローコミック「バッドマン」を、天才映画監督「クリストファー・ノーラン」が描く。今作は、バッドマンとジョーカーの対決を描く。

ジョーカーの演技があり得ないほどすさまじい。そして、ヒーローの是非をめぐるバッドマンとジョーカーとの水面下の戦いは、アメリカ映画界のヒーロー哲学の深さを思わせる。

ただ女性の視聴者は、「なんでこの人達うじうじ悩んでんの？ジョーカー1人くらい警察が囲んじゃえば一発で捕まえれるでしょ」と思う人が多いらしい。そういうことじゃないんだよ！

フェイスブックの創業者であり、今や世界の企業のトップクラスの座を争う若き大天才マーク・ザッカーバーグだが、彼がフェイスブックを作る過程を描いた作品。

さすがのデヴィット・フィンチャーで、単なるドキュメンタリーにはしてない。時系列の逆転や回想シーンなどが織り交ぜられ、実在のザッカーバーグとは別に、非常に面白い作品に仕上がっている。ザッカーバーグの天才っぷりの演技がとてもいい。

自分がWeb業界に入る前に見た映画なんですが、IT企業ってこんなとこなのかな、なんて先入観が作られた作品でもあります。もちろん実際入った企業はこんなところではありませんでしたが。

今ではみんなが当たり前に使ってるFacebookの創業話を映画向けに脚色していますが、大体史実なようでFacebookも波乱万丈あったんだな、と何だか感慨深くなりました。
個性豊かなメンバーばかり登場して、常に何かしら波乱が待っていて面白いですよ。

かなり怖い作品。

わかりやすくエロチックな描写やグロテスクな描写があるわけではないのだけど、日本ではR１５指定されている。その判断には納得できる。

バレエに人生を捧げる主人公ニナを演じるナタリー・ポートマンがあまりにも美しい。芸術に身を捧げることの苛酷さがよくわかる。

これほどまでに完成度が高く、面白い映画はないのではないかと思います。エンターテインメントの最高峰と入っていい作品だと思います。

監督は「フォレスト・ガンプ/一期一会」を撮ったロバート・ゼメキスが勤め、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグです。

マーティ少年が30年前にタイムスリップしてしまうお話ですが、金曜ロードショーでやっていたり、USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）のアトラクションになっていたりするので、多くの人に馴染み深いでしょう。世代、年代を問わず、誰もが楽しむことのできる作品だと思います。

低予算映画が多いタランティーノが、本気で予算をかけたらこうなる、という事例。アメリカの奴隷制度をテーマにした、黒人のジャンゴが主人公で、西部劇で培われた蓄積などがふんだんに取り入れられ、めちゃくちゃにオシャレでバイオレンスなアクション映画になっている。タランティーノにしては話の展開がすごくしっかりしているという印象。

名門音楽学校で、サディスティックなカリスマ教師に師事することになった優秀な学生の物語。日本ではありがちなスポ根ものに思えるが、もっとずっと狂った何かだった。

超一流の人間の持つ狂気に、ほんの少しでも触れたような気にさせてくれるのがこの映画の魅力だと思う。低予算でこれが撮られたというから驚くほかない。

原作はフィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」。後世に絶大な影響を与えたSF映画の金字塔。当時はあまり理解されず大コケした映画だが、じわじわと評価を伸ばしていった。色々とセンスバツグンの映画だ。

どんでん返しのある、ストーリーが秀逸なホラー映画の名作です。他人に言えない特別な能力を持った少年コールと、小児科精神科医のマルコムの物語。ホラー映画だけどホラー要素は少なく、「衝撃のラスト」と称されるほど、ストーリーがよく出来ています。ホラーが苦手な方でも見る価値はあると思います。

今まで見てきた映画の中で、もっともストーリーが秀逸だと思えた作品です。

ローマに観光客がたくさん来るのは、未だにこの映画のイメージが強く残存しているということもあるのではないだろうか。それくらい、世界中の多くの人に衝撃的な影響を与えた映画。

オードリー・ヘプバーンの美しさも見どころであるが、恋人と二人で見たいと思ってしまうような、まさに王道中の王道の恋愛映画なのだ。

知らない人はいない、オードリー・ヘップバーン主演の大名作。オードリー・ヘプバーンが可愛いだけの恋愛映画だろ、と思って侮っている人は、ただちにTSUTAYAで借りてくるべし。いつまで経っても色褪せることのない最高のデートシーンを見よう。

クリストファー・ノーラン監督の最高傑作だと思う。

ボルヘスの短編「円環の廃墟」から着想を得てつくられた、夢の中を何層も進んでいく力を持った人達の話。ノーランらしい複雑で入り組んだ内容の映画だが、何度も見返してみてほしい。それだけの価値のある名作。

イタリアン・マフィアの生き様を描いた人気漫画。若頭のマイケル・コルレオーネが、だんだんとマフィアになっていく演技は圧巻。ドン・コルレオーネの偉大な威圧感など、映像を見るだけでその凄みが伝わってくる。男のバイブルとして何度もも見返される作品。

ファッションと都会とバリキャリが好きな女性にはたまらない映画だと思う。メリル・ストリープが演じる超絶ブラックな編集長ミランダが様になっていていい。そして何より、アン・ハサウェイ演じるアンドレアが、ファッションによって輝く様は圧巻の一言。

女性はファッションによってここまで変わることができるのね、という、全世界の向上心を持った女性を励ます映画。

人類なら絶対に見るべき映画。エピソード4（第1話）の公開が1977年で、最新作であるエピソード7（第7話）が2015年に公開された。宇宙戦争を繰り広げる世界観の壮大さや、ライトセイバーを使った戦闘の緊張感がすごい。

1989年にベルリンの壁が崩壊し、東西が統合されたが、社会主義者である主人公の母親は、その事実を知ったら大きなショックを受けるだろう。そして、母は東西統合を知らないまま病で倒れてしまう。息子は母にショックを与えないよう、西から入ってきたコカ・コーラが目につかないよう取り繕ったり、東ドイツが無くなってしまったことを必死に隠そうとする。

母と息子のヒューマンドラマでありながら、社会主義という価値観がどのようなものか知るきっかけにもなる。文句のつけようのない大傑作。

映画に出てくる主人公「ウワディスワフ・シュピルマン」は、実在した人物がモデルになっている。彼が戦争中の体験をまとめた回顧録「ある都市の死」が原作だからだ。

ナチスのポーランド進行の犠牲になったユダヤ人のピアニストの話だが、凄惨な情況の中で弾かれるピアノの美しさに鳥肌が立つ。人を感動させる、すばらしい力を持つ映画だと感じた。

J・R・R・トールキンの「指輪物語」を映画化した、壮大なファンタジー作品です。第3部でやっと完結で、合計10時間以上ある、非常に長い映画です。

長いからと入って映像面で手抜きをしているわけではなく、ドラマなどとは格が違います。これを撮るために多くの映画の技術が発明されたと言われるくらい、映像のクオリティは高いです。あまりにも豪華な10時間であり、まだこれを見ていない人は幸せだと思います。

映画史上に残るファンタジー巨編です。世界観に没頭してしまいました。これほど深くて壮大なファンタジーはもう映画では表現し得ないのではないかと思ってしまえるくらい、衝撃的な映像でした。

「パンズ・ラビリンス」などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が全力で撮ったロボット映画。彼は特撮ファンでもあり、日本の特撮映画やロボットアニメのオマージュなどが見られる。菊地凛子がハリウッド女優にのし上がったきっかけでもある。子供でも大人でも楽しめる、巨大ロボット映画の快作です。

スティーブン・キングの短編集に収められた「死体」という物語が原作だ。4人の少年が、死体探しの旅に出る、小さな冒険の物語だ。90分に満たない映画だが、これほど感動する作品は他にないと思う。

80年代中国「傷跡ドラマ」の大傑作。文化大革命を生きた、若い女性の苦痛に満ちた人生を描き出す。

米豆腐の店を営んでいる、美人で働き者のフー・ユゥーインが主人公。日本の辛い記憶の時期は太平洋戦争だが、中国はついこの前まで、それにあたる時期があったのだということを認識させられる映画。

鬼才、スタンリー・キューブリックの名作。狂気を感じる映画です。不良とか異常者は好き勝手に振舞っているように見えるけど、社会の側だって彼らを都合良く利用している。色々なことを考えさせられる問題作で、だからこそキューブリックの映像美が光っています。

アメリカではスターウォーズと同じくらい人気のあるスタートレックシリーズですが、日本ではなぜかあまり人気がありません。スタートレックはアメリカのオタクに好まれる作品で、スターウォーズにくらべてちょっと厚ぼったい感じがするんですね。

アメリカの「スターウォーズVSスタートレック」は、日本で言う「きのこの山VSたけのこの里」のようなものらしいです。

「イントゥ・ダークネス」はスタートレックシリーズの12作目に当たりますが、シリーズに親しみのない人でも楽しめるつくりになっています。かなり面白くできていて、最初に見るスタートレックとしてもおすすめできます。

日本でも「ワンパンマン」や「僕のヒーローアカデミア」など、ヒーローもののメタが現れているが、この映画を見るたびに、アメリカのヒーローものの深さと広さに慄かざるをえない。

ウォッチメンは、原作はアメコミだが、仮にリアルな人間社会いヒーローなる存在が現れたらどうなるか？が描かれている。現代社会において、ヒーローという存在と彼らが抱える正義は、様々に議論される対象なのだろう。

アメリカ国内で様々な議論を巻き起こした映画。イラク戦争の最前線で、無敵の活躍を見せるヒーロー「アメリカン・スナイパー」の葛藤を描く。

前田有一の「超映画批評」という有名映画評論ブログで100点をとった映画です。（100点はまれで、同じく100点をとったのは「ローマの休日」など。）ぜひ見てください。

今やケツアゴのおっさんであるディカプリオが、若いころは超絶イケメンだったことが知れる映画。「世界の恋人」とまで言われ賞賛されたディカプリオを刮目して見よ。

恋愛映画であると同時に、タイタニック号の悲劇を描写したパニック映画の側面も持っている。ただしめちゃくちゃ長い。

天才的な頭脳を持ちながら、児童虐待を受け、非行に走ってしまう少年のウィルと、妻に先立たれてしまった大学教師のウィーンのヒューマンドラマ。ウィルの成長の過程を描く。細かいところまでこだわったセリフの掛け合いがとても良い。

映画そのものへの愛に溢れた作品です。シチリアの田舎町から出世した高名な映画監督の回想から物語は始まるのだけど、まさかこのような展開になるとは。

生きることの悲しさと素晴らしさを教えてくれます。本当の名作とはこういう映画のことを言うんだろうなあ。

すごいです。人生です。感動してポロポロ涙が流れてきます。人を好きになること。時間が経っていくこと。

とにかく、レオナルド・ディカプリオが名演です。「タイタニック」の超絶美男子から、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」では守銭奴でスケベなおじさん役に。なぜかアカデミー賞主演男優賞をずっと貰えなかったディカプリオですが、「レヴェナント　蘇えりし者」で彼岸の獲得となりました。

それはそれとして、本作はすごい映画です。実在の人物を元ネタにした伝記的なコメディ映画なのですが、とにかくハチャメチャで、金儲けするやつは狂ってないと駄目なんだなあという感想を持ちました。

奥が深いSF映画。昨今の情報技術やVRについての話題でもたびたび引き合いに出される映画なので、教養として見ておくべき作品と言えるだろう。

当時としては斬新すぎる「マトリックス避け」などは今見ると「え？」と思ってしまうかもしれないし、会話シーンは説明っぽく退屈に感じるかもしれないが、レベルの高いSF作品であることは疑う余地がない。ネタバレを避けるためにあえて内容は言わないが、とにかく見てほしい。

ブラジルのスラム街を描いた映画。常に死と隣合わせにある日常とはどういうものか……これを見るとよくわかる。出てくるやつらがみんなおっかない。日本人がこういう世界に投げ込まれたら、一週間も経たずに殺されてしまうだろう。女性なら強者の情婦になることでなんとか生き延びられるかもしれない。ちなみに、舞台となってるのは今年オリンピックが開催されたリオ・デ・ジャネイロだ。

主演ライアン・レイノルズの一人芝居で進んでいく、スペインのB級映画です。トラックの運転手をしている主人くが、急に何者かに襲われて、棺の中に閉じ込められてしまい、手元には携帯電話とライターしかありません。「脱出ゲーム」のような感じですね。

ネタバレになるので内容は言いませんが、見て損はなかったと思わせるスリラー映画になっています。脚本がすこぶる良いですね。「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」で、インディペンデント映画のトップ10に選ばれています。90分と上映時間は短めですので、ぜひ見てみることをオススメします。

会議室の中で12人の男が議論を重ねる。12人のおっさんがただ喋ってるだけでこれほど面白いとは。こんなに緊張感に満ち溢れた映画は、最新の映像技術を使ってもなかなか表現し得ないだろう。映画とは予算じゃないと思わせてくれる傑作。

恋人が事故で植物人間化し、主人公のダニエルはあまりのショックに、冷凍睡眠の実験台を願い出る。恋人の目が覚めたら起こしてくれるよう科学者の友人に依頼して……。そして50年語、ダニエルへ目覚め、まだ生きているらしい恋人を探しに行く。ラストシーンは号泣必至です。

日本映画とは思えないほどの演技の迫真っぷり。日本人にとって、「学校」という社会がどれほど重いものなのかがわかる。ここで表現されているものが理解できるだけに、胸騒ぎがするような苦しい感じに陥ってしまう。

橋本愛の演技には、戰慄すると同時に、妙に納得してしまうものがあった。みんな大なり小なり苦しい思いをしてるんだろうなあ。

3D映画の切り込み隊長の役を果たした、ジャームズ・キャメロン監督による超広大な映画。独特な世界観で、アバターにハマって現実に戻ってこれなくなる人が出たとも言われている。

アバターは自分の作品のパクリだとイチャモンをつけた中国人の小説家がいたそうだが、実際には宮﨑駿の世界観にそっくり。先住民を蹂躙したアメリカ的な価値観のアンチとして見ることもできる。

サマーを演じるズーイー・デシャネルが可愛すぎる。映画の中で、人はこれほど魅力的になれるのだと思わせられるような作品。奔放に、猫みたいに、くるくると自由に表情が変わる明るい女の子のサマー。男女問わず、恋をしたいと思ってしまう傑作恋愛映画です。

「やり直し」の能力を持った男が主人公の、日本のラノベ的な文脈で言う「ループもの」とは少し違い、過去に戻って起こした変化が、未来（現在）の情況に反映される。「ゼルダの伝説 時のオカリナ」という、7年の歳月を行き来するゲームがあるが、それに近い。

脚本が非常に綿密に組み立てられていて、ラストシーンは納得してしまうと同時に悲しくなる。ところどころの演出も素晴らしく、最初から最後まで画面に釘付けになること間違いなしの良作。

スティーブン・スピルバーグの大傑作。あの音楽を聴くだけでワクワクしてくる。トレジャーハンターであり、考古学者であるジョーンズ先生がマジでかっこいい。アクションができる上に知識もある男には憧れる。ハリウッド映画の中でも類まれなヒーロー像だと思う。

おそらく、知らない人はいないSF作品なのではないでしょうか。（最近の若い子は知らない可能性がありますが）巨匠キューブリック監督の、SF映画の元祖です。内容としては、その知名度に反して、あまり一般受けしない高度に哲学的なものになっております。しかし、60年代の人々が想像する宇宙の旅がこのようなものだったということを知っておくには悪く無い映画です。もはやここで描かれる2001年もとっくに過ぎてしまったのですか。

モニカ・ベルッチがとにかく美しすぎる。私が思う世界一の美女はこの映画に出てくるモニカ・ベルッチであり、その理由はただこれを見ていただければわかります。

「マトリックス・リローデッド」や「パッション」や「007」もそれぞれ良さがありますが、一番は「マレーナ」だと思います。45歳で次女を生むし、50歳超えても美貌を維持してるし、綺麗な人はいつまでも綺麗なんだなあと思います。ボンドガールになった時点で50近くですからね。

日本で言う「ミリオネア」はみのもんたのイメージしかないが、インドにおいてミリオネアで優勝することは、文字通り億万長者になれることを意味する。肥溜めに飛び込む少年時代から、ギャングになっていく兄など、人生の苛酷さと希望が描かれている映画です。インドを舞台にしたハリウッド映画なんだけど、最後は踊っちゃうところとかインド映画っぽいね。

クエンティン・タランティーノの処女作にして、その才能に世界が震撼した名作。スーツを着た殺し屋達がだらだら話しあったり、ドンパチやる低予算映画なのだけど、あらゆるところがセンスバツグン。監督自らがマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」を語り出すところがすごい。天才は変人なんだね。

アメリカの大人気アクション映画。爆弾と銃を使いまくり、1人で大勢のテロリストと闘って勝つという、ある種の夢をそのまま映画にしたような作品。シンプル故に面白く、また形式が決まっているからこそ次を追求できる。タイトルを重ねるうちにどんどん派手に。アクション映画の金字塔であり、ハリウッド映画の象徴のような側面すら持つ。

全人口の3分の1が虐殺されたカンボジア内戦を描いた映画。人が、人の作る社会がこのようなことを実際に行ってしまうということを、たびたび思い返す必要があると考えます。悲惨なことばかりが描かれていますが、多くの人に見てもらいたい映画です。

PTA（ポール・トーマス・アンダーソン）の傑作。「ザ・マスター」や「インヒアレント・ヴァイス」と、最近あまりパットしない作品を出し続けてる印象のPTAだが、「マグノリア」は別格の作品。長い作品だが、最後の衝撃の展開まで見てほしい。

タイ映画で、CG無しの本格カンフー映画。主人公を演じるジージャー・ヤーニンは、超絶可愛い上に、バンコクのテコンドーの大会で優勝したことのある本物の格闘家。

美少女のガチアクション映画というだけで見る価値がある。

ロベルト・ベニーニ監督自らが主演した、ナチのユダヤ人虐殺を扱ったイタリア映画。ナチスによるホロコーストがイタリアの田舎町まで波及し、イギリス人の奥さんと子供のいるユダヤ人の夫は、子供を安心させるために、「これはゲームなんだ」と嘘をついてピエロを演じる。差別の悲惨さと、人の強さを感じる作品。

養子を性的虐待してしまうくらいの大変態ウッディ・アレンだが、才能は本物。私生活が破綻した人だったらしいが、だからこそあの独特の世界観を表現できるのかもしれない。

ウッディ・アレンの映画は国際的に高く評価されるが、アメリカ国内での評判はそれほどでもなかったそうだ。にもかかわらず、数々の有名女優が彼の作品に出演することを望んだとか。

アニー・ホールはアレン自身が主演を務めた映画で「アニー・ホール」役のダイアン・キートンとは実際の恋仲にあったそうだ。

53年に撮られたアメリカの傑作西部劇映画。
単なる古典と侮ってはいけない。「映画の教科書」と言われるくらい、映画に必要な要素がすべて詰まっている。
昨今の銃を撃ちまくる映画に比べ、静寂すら感じる拳銃の発射は、失われた時代の良さを感じさせる。