Macからニコニコ生放送をするために最適な設定を徹底解説。ゲーム配信にも対応!
この記事を読んでいる皆さんのパソコンはMacでしょうか?
Macはハードが良くできていますし、映像制作やプログラミングなどのクリエイティブな仕事にも適していてすごく便利ですよね。
その反面、アプリケーションがWindows向けに作られている事が多くて、Macでは非対応なんてこともあります。
ニコニコ生放送をするための機材やアプリケーションもその多くがWindows専用で、Macでは使えないので、ニコ生をしたいという人は必ず一度は苦難の道を通ることになります。
ただでさえアプリケーションが限定的なのに、検索しても出てくるのはWindows用の設定ばかりでMac用の設定を網羅しているサイトがほとんど見つからないと思います。
そこでこの記事ではMacを使ってニコニコ生放送を快適に行うための設定を詳しく紹介しています。もちろんゲーム配信にも対応しているので、ご安心ください。
先日書いた「ニコニコ生放送の始め方」はWindows向けですが、機材の選び方や人気を出すための方法などはこちらに詳しく書いてあります。この記事ではMacに関係しない部分は、説明を省略しているので、わからないことがあれば以下のリンクを参照してください。
必要な機材
Macで放送する場合もWindowsで揃える機材の目的は同じです。
ただしMacに対応していないものが多いので注意が必要です。
USBポートの確認
ノートパソコンタイプのMacはUSBポートが2つしかないタイプの物が多く、すでにUSBでマウスやキーボードに接続している場合はマイクやキャプチャーボードをUSBで接続するとポートが不足する可能性があります。
自分が現在いくつのUSBポートをしようしていて、これからいくつを占有するのかを把握しておいてください。
もしも足りない場合はUSBハブが必要になりますので、購入しておきましょう。
- メディアPersonal Computers
- 出版・メーカーバッファロー
- 発売日2015-12-14
マイク
Macの内蔵マイクは比較的音質がキレイですが、私はヘッドセットのマイクを購入した方がいいと思っています。これはMac固有ではありませんが、以下の要因からです。
- 内蔵マイクだとタイピング音を強く拾ってしまう
- ゲーム実況をする時にはテレビ画面を見るので、内蔵マイクでは拾えなくなってしまう
ゲーム実況をする場合はヘッドセットが必須です。雑談配信をする場合で、タイピングをそこまでしないという場合なら内蔵マイクでも問題ありません。
またマイクにはイヤホン端子とマイク端子に接続するタイプのものがありますが、Macにはマイク端子がないものが多いはずなので、USB接続するマイクを購入しましょう。
ちなみに筆者は一度間違えて購入したことがあって、意気揚々と開封してから気づいたときには大変なショックでした。
おすすめ商品
詳しい説明は「ニコニコ生放送の始め方」に書いてありますので、商品だけ紹介させてもらいます。
安価で済ませたい場合はこちらのヘッドセットがおすすめです。
- メディアPersonal Computers
- 出版・メーカーエレコム
- 発売日2016-06-25
リーズナブルな価格でクオリティを求めたい場合はこちらのゲーミングヘッドセットがおすすめです。
- メディアPersonal Computers
- 出版・メーカーロジクール
- 発売日2013-05-17
キャプチャーボード
テレビゲームからの映像を使ったゲーム実況を行う場合はほぼ必須ですが、PCゲームや雑談配信を行う場合は読み飛ばして構いません。
こちらはゲーム配信をする時に必要となります。MacのThunderboltは映像の出力しか行なえませんので、ゲーム機からの映像を入力するにはキャプチャーボードを通じて行う必要があります。
全ての準備段階で最もシビアになるのがこのキャプチャーボード選びで、HD対応のキャプチャーボードは2万円弱と非常に高価なので、慎重に選んだほうが良いと思います。
選び方についてはこちらに詳しく書いてありますので、必ず読んで下さい。高い買い物ですが、知識がないと誤ったものを購入することが多いからです。
おすすめのキャプチャーボード
Mac対応のキャプチャーボードであることが重要なポイントです。
HD対応と非対応で二つ紹介します。
VIDEO CAP For Mac MVCP-02MAC
- メディアPersonal Computers
- 出版・メーカーmathey
- 発売日2009-01-05
Mac対応のHD非対応のキャプチャーボードはほとんどなくて、こちらが定番の商品です。
価格はWindows向けよりも少し高くて現時点で¥4,590となっています。
AVT-C875
- メディアPersonal Computers
- 出版・メーカーAVERMEDIA
こちらはHD対応のキャプチャーボードとしては定番商品で、Windows・Macに関わらずどちらでもおすすめです。
まずHD対応の中では価格が安く、現時点で¥15,999であること。そして映像を分配するためのパススルー機能が付随しているので、スプリッタというものを購入する必要がありません。
他にもキャプチャーボード単体で録画できる機能があったりとコスパの良い商品です。難点としてはPCに表示されるまでのラグが大きいことですが、パススルー機能があるので問題ないでしょう。
遅延対策
遅延対策とは簡単に説明すると、キャプチャーボードを通じてPCに接続された映像には遅延が存在し、アクションが伴うゲームの場合はほぼプレイをすることが難しくなることを解決するためのものです。
詳しくは以下のページを参照してください。
ところで遅延対策が必要かどうかは、キャプチャーボードにパススルー機能がついているかどうかで決まります。
上で紹介したキャプチャーボードでは、HD非対応のものは遅延対策が必要で、HD対応のものは必要ありません。
ちなみにHD対応だからといって遅延対策が全て不要なわけではなくパススルー機能がついていけなれば、別途スプリッタを購入して対策しなければなりませんが、今回はパススルー機能付きのものを紹介したので割愛させていただきます。
HD非対応のものを購入させる方は、この分配ケーブルおよびピン端子が必要になります。
- メディアエレクトロニクス
- 出版・メーカー3Aカンパニー
- メディアエレクトロニクス
- 出版・メーカー富士パーツ商会
イヤホンまたはヘッドホン
おそらく持っていないという方はいないと思いますが、配信するときにイヤホンかヘッドホンをしていないと、スピーカー音をそのままマイクが拾ってそれがまたスピーカーから流れる、というハウリングを起こしてしまうので、イヤホンかヘッドホンは必須です。
ヘッドセット型のマイクを購入していれば不要です。
必要なアプリケーションをインストール
さて必要な機材は揃ったので、それではアプリをインストールしていきましょう。
Windowsの場合はそれぞれの機能に対して複数の候補がありますが、Macの場合は良くも悪くも選択肢がないので、ここで紹介しているのがほとんど唯一のアプリになります。
配信に必要なアプリの種類としては以下のものが必要になります。
- 音声ソースを調整するもの
- 映像ソースを生成するもの
- 高画質で配信するための配信ツール
- コメントビューア
それでは一つずつ順を追って紹介していきます。
音声ソースを調整するもの
まず生放送で必要になるのがステレオミキサーという機能です。
これはどういうものかというと、例えば、ゲーム配信をする場合、自分の声だけでなくゲーム音を一緒に流さないと臨場感が伝わりませんよね。この場合、「自分の声」と「PCの音声」の二つをミックスして、一つの音源として出力し、それを放送で流すことが必要になります。
それを実現するための機能が「ステレオミキサー」です。
雑談配信をする場合、自分の声だけを音源とするのならば必要ありませんが、音楽をBGMで流したい場合などは同様にステレオミキサーが必要になります。
まずは雑談配信をお試しで放送してみる、という場合は飛ばしてしまっても構いません。ゲーム配信をする場合は必ずインストールしてください。
ただし、ちょっとややこしいのですが、Macは原理的にステレオミキサーの機能を使えないので、仮想のステレオミキサーを使用することになります。まあこれは深く考えなくても大丈夫で、ステレオミキサーっぽい何かを使うという認識で十分です。
Windowsだと「Niconico Live Encoder」という公式のアプリを使えばステレオミキサー機能が内蔵されているので楽ですが、Mac用には出してくれていないので、この機能を導入するためのアプリを二つ入れる必要があります。
Soundflower
先ほども説明したように、配信では複数の音声を一つの音源としてミックスさせる必要がありますが、一つの音源として送信するチャンネルが必要になります。
デフォルトだとこのようなチャンネルが存在しないので、Soundflowerを入れることで、そのようなチャンネルを作ることを目的としています。
これらのリンクからダウンロードすることができるのですが、どれを落とせばよいのかわからない人もいると思うので、以下を頼りにダウンロードしてください。
- OS X10.9以上を使っている方は上のリンク先を開いて「Soundflower-2.0b2.dmg」というリンクをクリック。
- OX X10.5, 10.6の方は2番目のリンク先を開いて「Soundflower-1.5.2.dmg」というリンクをクリック。
- OX X10.4の人は2番目のリンク先を開いて「Soundflower-1.4.3.dmg」というリンクをクリック。
ダウンロードできたら、そのファイルをダブルクリックするとMacのインストーラが起動してインストールすることができます。
SoundflowerはMacに音声のチャンネルをインストールするのが目的なので、一旦インストールしたら基本的にはもう再インストールしたり、アプリを起動したりする必要はありません。
設定を反映させるために一度再起動する必要があります。続くLadioCastを正しく使うためにもこの時点で再起動しておきましょう。
LadioCast
それぞれの音源をどこのチャンネルに流すのかを設定できます。
これが必要な理由は以下の二点になります。
- 音源ごとにボリュームを調整しながら出力先を指定します。
例えばゲーム配信を行う場合、マイク音声が小さくなりがちなのですが、出力時にゲーム音を絞りつつ、マイク音声を上げることで音量バランスを整えることができます。 - 最大3つの出力先を指定できます。
ニコ生に配信するためのチャンネル以外にも、ヘッドホンをしている場合は、ヘッドホンにも同時に出力することができます。これがないと配信でどんな音が流れているのか確認できなくなります。
LadioCastはApp Storeで配信されているので簡単にダウンロードできます。
以下のリンクからApp Storeを開いてインストールしてください。
映像ソース / CamTwist
配信で流す映像をCamTwistによって指定します。
最も簡単な方法としては「ディスプレイ画面の指定した箇所のみを配信に使用する」という用途ですが、映像を加工したり、画像とミックスしたり、iTunesと連動したりとプロでも利用しているくらいに高機能です。
具体的にどんな機能があるのかは、ニコニコ大百科が詳しいです。
こちらのページからダウンロードすることができます。
バージョンが2つありますが、OSがYosemite(10.10)以上の方は3.1BETAを、それ以下の方は3.0をダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、それを開いてインストールしてください。
配信ツール / Flash Media Live Encoder
長ったらしくて馴染みづらいアプリですが、略して「FMLE」とも呼ばれます。
これは「外部配信ツール」と呼ばれるもので、より高画質な放送をするために必要なものです。実はこれがなくてもブラウザ上の簡易な配信ツールでも配信できるのですが、画質も音質も劣悪になるので、ほとんどの人はこのような外部配信ツールを使っています。
こちらのページから右側に表示されている「ダウンロード」をクリックしてください。
ダウンロードするにはアカウントのログインまたはダウンロードが必要となります。ちなみにこのFMLEはAdobeのソフトなのでAdobeアカウントを持っていればそれで代用できるはずです。
ちょっと面倒ですが世界的企業であるAdobeだけに登録に関して心配する必要はありません。
登録が完了したらダウンロードして、そのままインストールしてください。
コメントビューア / Okayu
コメントビューアと呼ばれるアプリを使うことで、ユーザーにコテハンをつけたり、届いたコメントを音声で読み上げてくれるようになります。
Windowsの場合は「アンコちゃん」というツールを使うと自動で枠取りをしてくれたりと、色々な便利な機能があるのですが、Okayuがやってくれるのは「誰がコメントしたのか」と「コメントの読み上げ機能」の二つです。
本来なら公式サイトからダウンロードしたいのですが、これを書いている現在公式サイトが稼働していないので、外部のサイトから行います。
このサイトはあえて紛らわしいボタンを置いているので厄介です。左側の「Download Now」という小さいボタンからダウンロードしてください。
大きく表示されているボタンをクリックするとアドウェアとして悪名高いMac Keeperがダウンロードされてしまうので注意してください。(ダウンロードしてしまってもインストールせずにそのままゴミ箱に捨てれば大丈夫です。)
ダウンロードできたらそれを開いて、そのままインストールして下さい。
配信準備
ここまで大変だったかと思いますが、これにてようやく必要な機材とアプリケーションのインストールが完了しました。それでは配信するための準備を行います。
1~3の行う順番は何でも良いのですが、概ね以下の順序で準備と設定を行うのがおすすめです。
- 音声の出力とLadioCastの設定
- CamTwistで配信する画面を設定
- Okayuを設定
- Flash Media Live Encoderの設定
- ブラウザでニコ生の枠を取る
1. 音声の出力とLadioCastの設定
実はここが一番混乱するポイントです。
設定方法を以下に紹介していますが、なじみのないやり方なので理解できないという方が多いと思います。最終的にはご自身でいじりながらなにをすれば上手くいくのか、逆に上手くいかないのかを試行錯誤して身につけてください。
実際に設定するまで流れ
例として「雑談配信で自分の声とPCの音声を出力する」ケースを想定します。
またヘッドホンを兼ねたマイクとしてはヘッドセットをUSBで接続しているとします。
そもそも何を行うのかというと、二つの音声のソースを、それぞれSoundflowerとヘッドホンに出力するということです。そして、その分配をするのがLadioCastの役割です。
最もややこしいのが、PCの音声を出力するのは通常のスピーカーではダメだということです。スピーカーはMacの原理的に入力のソースにすることができないので、代わりに出力先をSoundflowerに向けます。
以下の画面を参考にして、Macの環境設定からサウンドの出力先をSoundflowerの2chにして下さい。
Soundflowerは2chと64chがあり、片方をサウンドの出力先に、もう片方をミックスした音声の集約先にします。どちらをどの用途に使っても良いのですが、ここでは2chと出力先に設定しました。
Soundflowerは仮想のサウンドデバイスなのでこの時点では音声が聞こえなくなります。LadioCastを使えば聞こえるようになるので安心して下さい。
そうしたらLadioCastを起動して、次のように設定して下さい。
「入力1」にUSBで接続したヘッドセットを、「入力2」に先程サウンドの出力先に指定したSoundflower(2ch)を設定します。そして入力1と2の下にあるボタンのうち「メイン」と「Aux1」を選択した状態にして下さい。
続いて「出力メイン」にUSBで接続したヘッドセットを、「出力Aux1」にSoundflower(64ch)を設定します。先程メインとAux1のボタンを選択したことで、二つの出力先に音声が流れている状態になります。
先程も言ったようにSoundflowerは仮想のデバイスなので、実際にどのように流れているのかはヘッドホンを通じて聞いて下さい。
ここまでできれば音声の設定は終了です。LadioCastは閉じずにそのままにしておいて下さい。
2. CamTwistで配信する画面を設定
CamTwistを起動して、初期設定で、配信で流す映像のサイズを決定します。
まずはCamTwistをメインウインドウにしたら、上のメニューバーから「CamTwist」→「Preferences…」をクリックして下さい。
すると設定画面が開くので、「General」を選択し、「Video Size」を640x360に設定して下さい。
サイズはもっと大きくても良いのですが、これくらいならニコ生のビットレートでもそれなりの画質になるという目安です。
これで初期設定は終わりです。設定を反映させるために一度終了(Cmd+Q)して、再び起動して下さい。
起動したら、今回はシンプルにデスクトップの画面をそのまま映すだけにしましょう。
左の「Step1」のところで「Desktop」をダブルクリックして選択してください。
そうするとデスクトップ全体が映像として出力されるようになりますが、デスクトップのうちどこか一部分のみを表示したいことが多いと思います。そんなときは「Full Screen」のチェックを外して、「Select capture area」というボタンをクリックして下さい。
すると以下のようにどこを表示するのかを選択する枠が表示されます。
枠は出したままでも良いですし、消したい場合は「Done selecting」をクリックすれば枠が消えます。
設定は完了ですが、CamTwistは閉じずにそのままにしておいて下さい。
3. Okayuを起動
Okayuは初回のみニコニコにログインする必要があります。
(ログインしないと生放送の情報が取得できないためです。)
まずはOkayuをメインウインドウに置いた状態からメニューバーの「Okayu」→「Preferences...」をクリックします。
するとログイン設定の項目が表示されるので、右の「Direct Login」にチェックを入れて、ニコニコのアカウント情報を入力して下さい。
左側の「Login via」というところにチェックをいれればブラウザのログイン情報を使ってくれるらしいのですが、私の場合は上手く動作しなかったのでDirect Loginからログインしています。
ログインできているか確認するために、Preferenceを閉じて、試しに右上にある「URL Field」というところに、現在ニコ生の放送しているページのURLを入力してみて下さい。自分が放送していないものでも構いません。
ログインが成功していれば画面にコメントが表示されるはずです。逆に失敗していればアラートが表示されるので、再度設定してみて下さい。
コメント読み上げ機能
コメントの読み上げ機能を使うのは非常に簡単で、上のメニューアイコンの中で、スピーチボタンをクリックするだけです。
これで新しいコメントが投稿されると、自動でコメントを機械音声が読み上げてくれます。
4. Flash Media Live Encoderの設定
いよいよ設定も大詰めです。
Flash Media Live Encoder(FMLE)を起動すると以下のような画面が表示されます。
映像の設定
左側のVideoというところに注目して下さい。
ここの「Device」のセレクトボックスをクリックすると、CamTwistのオプションがあるはずですので、それを選択すると取り込み位置を規定したデスクトップの画面が表示されるはずです。
たまにCamTwistが選択できないことがありますが、その場合はCamTwistとFMLEを再起動すると直ることがあります。
そして「Input Size」を先程CamTwistの設定で行った「640x360」に設定して下さい。
続いて「Bit rate」の項目では1番上にチェックを入れて280kbbsと入力、「Output Size」を「640x360」に設定して下さい。
Bit rateが高いほど高画質になりますが、ニコニコ生放送は一部を除いて映像と音声のビットレートの合計が384kbbs以下にする必要があるので、280kbbsはほとんど上限です。
音声の設定
その右隣の「Audio」というところに注目します。
まずDeviceは「Soundflower(64ch)」を選択します。これはLadioCastでミックスした音声をSoundflower(64ch)に集約しているので、それを配信に流すということです。
「Format」はMP3に、「Bit rate」は96kbbsに設定します。(値をいじる場合は、映像のビットレートが384kbbsになるようにして下さい。)
これで全て終わりではありませんが、一旦設定は終了です。このままにして、ブラウザでニコニコ生放送の枠を取りましょう。
5. ブラウザでニコ生の枠を取る
ブラウザからニコニコ生放送にアクセスして枠を取ります。
放送設定については、こちらの記事を参考にして下さい。
枠を取り終わりましたら、このような画面が表示されます。
「外部ツール配信」を選択すると「URL」と「Stream」が表示されますので、この値を先程のFlash Media Live Encoderにコピペで入力していきます。
FMLEの右側にこのような入力欄がありますので、「FMS URL」にコピーしたURLの値を、「Stream」にコピーしたStreamの値をペーストして、「Connect」ボタンをクリックして下さい。
(Backup URLは空にしておいて下さい。)
下にあるStartボタンをクリックしたらMac側の設定は完了です。
ニコ生の画面から「テスト開始」ボタンをクリックして正常に配信ができているか確認し、できていれば「本番開始」をクリックしていよいよスタートです。
お疲れ様でした。あとは放送を存分に楽しんで下さい。
上手く行かなかったら…
ここまで読んで頂けた方ならわかると思いますが、初見では結構ハードルの高い作業が続きます。特に英語に慣れていない人はなおさらでしょう。
私も最初はどうしても上手く行かずに困った経験があります。
そんなときには設定をしなくても、内蔵マイクさえあればブラウザから配信できますので、「Macの放送設定ができないので助けてください」といったタイトルで放送をすると、たまに助けてくれる人がいます。
Macのニコ生主は少数派なので助け合いの精神が強いのか、私はそんな放送をして、自力で解決できなかったことがすぐに解決したことがあるので参考までに。
慣れてきて設定をしっかりとできた時に、困っている初心者の方がいればぜひ助けてあげて下さい!
最後に
ここまで長文を読んでいただいてありがとうございました。
Macでニコ生をするにはWindowsよりも大変なことが多いですが、一旦設定をしてしまえば後は同じように放送することができます。
私も最初は設定に本当に苦労しましたが、その後はニコ生で大変楽しい思いをさせてもらったので、一人でも多くの方が配信できるようこのような記事を書かせて頂きました。
それでは良きニコ生ライフを!