2016年10月21日

パワフルな歌声のシンガーソングライターP!NK(ピンク)

日本では爆発的な人気はありませんが、世界的に人気のアメリカ出身のシンガーソングライター P!NK(ピンク)。グラミー賞の受賞歴もあります。
R&B歌手でデビューしていますが、現在はロック色が強いです。

2011年にフジテレビ系列のドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の劇中歌としてP!NKの曲が使われていたので、名前は知らなくても曲は聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
また最近では「アリスインワンダーランド」「時間の旅」の主題歌を歌っています。なぜ日本では知名度の低いのか不思議でなりません。

あまり日本に来日することがないので、そのことも原因かもしれません。
彼女の魅力をもっといろんな人に知ってもらいたいと思います。

パワフルな歌声

彼女の最大の魅力は、なんと言ってもパワフルな歌声です!
聞いていてスカッとするような力強い歌声です。
上に突き抜けていくような爽快感があり、圧巻です。
私は悩み事がありモヤモヤしているときに聞いて、気持ちを上げます。

ハスキーな声

彼女の声質も大好きです。ハスキーでビブラートが効いていて本当にかっこいい!唯一無二の歌声だと思います。彼女の声は何度聞いても惚れ惚れします。

男性の曲もかっこよく歌い上げます。
Queenの「Bohemian Rhapsody」のカバーは最高にかっこいいです。

ペプシのCMでブリトニースピアーズやビヨンセとwe will rock youを歌っているのですがそれも惚れ惚れします。

そして歌が抜群にうまいです。高音も低音も音程がしっかりしていています。ライブ映像など見ていてもCDと遜色がないです。

ユーモアのあるキャラクター

彼女が夫と別れたときに(後に復縁)それを歌にしています。
「So What」という曲です。

悲壮感漂う失恋の曲ではなく
『あなたなんていらない。ただの道具よ!
私は大丈夫!元気よ!』
なんて歌にしてしまっています。

しかもPVにその夫も登場させています。
PVも傑作で、人に喧嘩を売ったり、マスコミの前で裸になって踊ったりとめちゃくちゃな事をしていて笑えます。

しかし、寂しいという本心も垣間見れてキュンとします。

またセレブリティを批判した歌も作っています。Stupid Girlsという曲です。名前は出していませんが、話題のセレブを皮肉ったPVになっていて爽快です。

過激で放送禁止用語もバンバン出しちゃうような女性ですが、媚びない姿、前向きで我が道を力強く突き進む姿がたくさんの人々から支持されているのだと思います。女子が憧れる女性です。

自己嫌悪に陥ってうじうじしているとき、自分の進む方向に迷ったとき、悩んだときP!NKの歌声にいつも励まされ元気をもらいます。

真っ直、ストレートな歌詞

強くユーモアのある歌ばかりではなく、とても繊細な心を歌った曲もあって、弱い部分もさらけ出し素直にまっすぐ生きている姿に共感します。

P!NKは彼女が7歳の頃に両親が離婚し、大好きだった父が家を出ていてしまうという経験をしています。
「Family Portrait」という曲はその経験を元にした曲で、その頃の悲しさが表現されています。その時の情景が浮かんでくるようです。

「Who knew」という曲ではドラックが原因で亡くなった友人のことを思い作られた曲です。
力強い歌声ですが友人を失った悲しさ、友人を想う心、いつまでも忘れないという決心が伝わってきます。

P!NKは強いだけではなく弱いところもさらけ出していてます。それでも大丈夫と示してる気がして勇気をもらえます。

実際「F*Ckin' Perfect」という曲で『自分は完璧じゃないって思わないで お願いもし自分に存在する意味なんてないと思っても私からしたらあなたは最高に完璧な人間よ!』と言っています。

見た目も短髪でガタイもよくて、"姉御"という感じなんですが、中身も姉御肌です。

前を向いていく力を与えてくれる存在です。
自分は自分で良いのだということを教えてもらいました。

私は英語のヒアリングができないので、曲を聴いていても彼女の言葉を理解することはできません。気になってあとから調べることが多いです。
しかし、歌詞の意味がわからなくても、彼女の魂が伝わってきて励まされたり、切ない気持ちになっています。

彼女が曲に込めた思いを、言葉を越え伝えることのできる表現力は素晴らしいと思います。 

2011年に女児を出産して、活動のペースが落ちていていました。
2016年に3年ぶりの新曲をだしました。

これを機に、アルバムを出してもらいたいなぁと思います。
また日本にもツアーに来て彼女のパフォーマンスを間近でみたいです。

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