2016年10月31日

韓国アイドルグループの「2PM」とファンとの絆

彼らは、JYPエンターテイメントという事務所に所属しているアイドルグループです。メンバーは6人で、韓国人5人、タイ人1人という多国籍なメンバーで構成されています。

そんな彼らには、ただ外見がかっこいいそんな良さだけではないものがあります。それは一体どんなものなのでしょうか?ご紹介していきたいと思います。

野獣アイドルの素顔

彼らはメディアでは「野獣アイドル」と紹介されることがたびたびあります。
その男性美溢れるルックスなどから言われています。

そんな2PM、最初見た時は怖いなーという印象がありました。それは日本にいるジャニーズなどのアイドルのような可愛さがあまり見受けられなかったからです。見慣れているアイドルのような一面がないため、そう思ったのだと思います。

私は母の影響で2PMを知りました。そこで母に2PMは新人育成企画で誕生したことを聞かされました。日本で言うモーニング娘。のようなものかもしれません。

興味があった私はその番組である「熱血男児」を見る事にしました。
そこでは過酷な練習風景、投票によって、共に頑張ってきたメンバーが脱落してしまい、メンバーが悲しんでいる場面などがありました。

そこで印象に残ったのは、2PMのメンバーであるタイ人、ニックンが韓国語がわからないという場面でした。そんな困っているニックンを助けたのがメンバーであるテギョンでした。テギョンは英語が話せるので、英語を交えてニックンに指示などを教えていたのです。
自分にいっぱいいっぱいになってしまう環境の中で、人のために何かしてあげる、そんなテギョンをかっこいいなと感じました。そこから2PMの印象がガラっと変化していったのです。

メンバー、ファンとの絆

2PMを好きになってほしいと思った時、私が1番最初に言う言葉があります。
それは「ライブに行ってみて!」です。

歌番組を見ても彼らのかっこよさは伝わります。バラエティ番組を見れば、彼らの面白さは伝わると思います。しかしメンバーとの絆を見る事ができるのはライブだけです。そしてライブに行くと、2PMが本当にファンを大切にしていることが伝わるのです。

2PMが初めて東京ドームでライブをしたのは今から3年前のことです。念願の東京ドームにメンバーはとても喜んでいました。
その当時、2PMメンバーであるニックンがある事情により韓国での活動を制限され、2PMとしての活動もなかなか韓国ですることができませんでした。
そんな時に行われた東京ドームでのライブだったのです。

公演の最後の挨拶でニックンが涙を流しながら、2PMメンバーに感謝の言葉を言いました。すると、メンバーたちがニックンを慰めるように輪になり、抱き合い始めたのです。すべてを見て、頑張りを知っているファンには本当に感動の場面でした。
そしてそれと同時にまた彼らを応援していきたい!またこの東京ドームという大きな舞台に立たせてあげたいと思いました。

メンバーたちが仲がいいからこそ、本当にMCは面白く、愛が溢れています。(ただ、メンバーたち自身が話すことに夢中になり、MCはとっても長いです。)
それは2PMのライブならではでしょう。

そして忘れてはいけないことはファンと2PMの絆です。
私が初めて行った2PMのライブは、レジェンドオブ2PMというものでした。その公演の最終日に足を運びました。最終日ということで、会場に入ると、プラカードが渡されました。アンコールの時にそのプラカードを2PMに見せるというサプライズ演出だったのです。

そのプラカードを見ると、2PMは嬉しそうに会場全体を見回しました。そして最後の挨拶で、ありがとうと言ってくれたのです。私にとっては2PMのライブに行くことも、サプライズをするということも初めての経験だったので、とても思い出に残り、すごいなと感じました。そしてメンバーにはメンバーカラーがあり、個々のソロ曲では、会場がそのメンバーカラーになるのです。

誰のファンなど関係なく、会場が一色になる一体感は素晴らしかったです。そんなファンの優しさに2PMも応えてくれます。2PMメンバーであるJun.Kが作った曲があります。「離れていても」という題名の歌です。この曲はJun.Kが日本のファンのことを想い、作った歌になっています。

その歌詞の一説に、このような部分があります。
「いつでもそばにいるよ。」

これは、韓国での活動が多い2PMが、離れていても気持ちはすぐ近くにいるというものです。
メンバーがライブがあると、「いつでもそばにいるよ。」と歌詞のように言ってくれます。そこで日本のファンにも愛があるのだなと実感することができ、とても嬉しくなります。

この歌が始まると、ファンが大合唱し、2PMと一緒に歌うことができます。それもライブの見どころではないでしょうか。ぜひ2PMに興味を持った方はライブに足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後のライブ

韓国人の男性には兵役に行くという義務があります。兵役は2年間行われ、その間は一切の芸能活動ができません。韓国の一般人男性は大学生など比較的若い時期に行くことが多いようです。

しかしアイドルは30歳目前に兵役に行くことがよくあります。2PMも例外ではありません。
来年、数え年でメンバーのJun.K テギョンが30歳になり、兵役に行く予定になっています。そんな2人を追うように、ウヨン・ジュノ・チャンソンも兵役に行く予定です。なので、6人で活動する姿を見ることができるのは、今年が最後となってしまいました。しばらくは6人の楽しそうな姿を見ることができないのです。

ライブ最後の場所となったのは東京ドームです。10月26日、10月27日の2日間行われました。

上記に書いたとおり、あの感動する3年前の東京ドームライブ以来でした。最後の6人の日本での活動を見るために、全国各地からファンが集まりました。ファンの全員が楽しみだけど寂しいと複雑な想いでこの日を待っていたのです。

この東京ドームライブの前に、ギャラクシーオブ2PMというツアーがありました。その時にテギョンの口からこの東京ドームライブが告げられました。感無量になっていたテギョンはその日、涙を流していました。そんな彼を見ていたので、今回のライブはきっとメンバーは泣いてしまうのではないか、そんなことを心配していました。

しかし、いざライブが始まると、メンバーはいつものように楽しくMCを繰り広げ、いつものようにかっこいいダンスを披露し、素晴らしい歌声を聞かせてくれました。そして最後の挨拶でも決して涙を見せることはなかったのです。
彼らは自分たちが泣いている顔よりも、笑顔の顔を忘れてほしくなかったのだと思います。そしてまたこの場所に戻ってくると約束するように、「Ill be back」という歌を歌い、東京ドーム公演を終了しました。

その最後の曲は、気合いに満ちあふれ、今後の2PMもきっと大丈夫だと思わせてくれるものでした。この曲を聴いたら、浮気なんてできないなとずっと2PMファンでいたいと思いました。

2PMの6人での活動は一旦終了してしまいます。しかしこれは彼らの第一章が終わったに過ぎないのです。これからメンバーは日本では個々の活動をしていきます。
兵役に行くまでの間にJun.kは日本でソロライブをします。Jun.k、テギョンが兵役に言ってしまってもウヨン・ジュノ・チャンソンがきっと何かファンのためにしてくれるはずです。

兵役にみんな行ってしまっても、ニックンが日本で活動することを約束してくれました。みんなが兵役に言っても2PMは守ると言ってくれているようで嬉しかったです。そして韓国では兵役までグループの活動をすると思います。噂によるとソウルでライブをするようです。最後の雄志をやきつけるために韓国に行く!と思っているファンの方もいるかもしれません。

私もまだまだファンをやめるつもりはもちろんありません。2PM第2章のために、力を温存し、彼らを応援していきたいと思います。離れていてもそばにいるよと今回も彼らは言ってくれました。

しかし私たちファンからも2PMにむけてその言葉を送りたいと思います。活動がなくても、どんな時でも、ファンを支えてくれた2PMを今度はファンである私たちが支える番です。離れていてもずっとファンは2PMのそばにいます。

芸能・音楽の記事を探す

この記事に関するキーワード

カテゴリ一覧