2016年11月06日

ファミリーレストランのホールでのアルバイト体験。面接や時給、人間関係などを紹介しています。

高校生からパート、フリーターまで広く受け入れている、ファミリーレストランのアルバイトは定番バイトの一つです。
ファミレスのバイトというと、調理を担当する「キッチン」と配膳や会計などを担当する「ホール」に分かれています。ごくまれに兼任するベテランもいますが、基本的にはどちらか選択して行うことになります。

この記事ではファミレスのホールで働いた体験談をもとに、皆さんがアルバイトする上で役立つ様々な情報を書いてみました。

募集と面接

募集は求人情報誌で見つけました。

家に近く、キッチンのバイトはやったことがあったので、ウエイトレスさんに憧れていたのでホールに応募してみました。何日か後に応募したお店から連絡がありました。

面接の日にちと時間を決め、後日面接に行きました。
服装はジーパンにトレーナーというラフな格好です。

履歴書が必要ということだったので、記入して証明写真を貼って持って行ってました。お店に着いて案内係のウエイトレスの方に「面接をお願いした○○と言います。」とだけ伝えると「少々お待ちください」といわれ、すぐに面接担当の方が来ました。

面接は食事に使われている客席で行われます。他のウエイトレスさんに見られている気がして緊張しましたが。
面接の内容は「履歴書の内容の確認」と「なぜ応募したのか」など基本的な内容です。面接が終わると後日連絡しますと言われました。

後日合格の連絡があり、採用になったため初出勤の日程を決めました。私が受けた時は担当者が忙しくなかったので次の日に連絡が来ましたが、後々聞いたら忙しい時は1週間後になることもあるそうです

仕事内容と時給

初仕事はマニュアルを読むだけで仕事と言えるようなことはせずに終わりました。初めてで緊張していましたが、私が行ったところはアットホームなところだったのでみんなが和ませてくれてすぐに打ち解けることができました。

次の出勤では軽くホールでの業務の説明とお店の案内をしてもらいました。わかりやすく教えてくれたためすぐに覚えられました。
何回か行くうちにどんどんできることが増え、色んなことも任されるようになりました。オーダーをミスしてお客さんに謝ることもありました。それでもうまくこなせてミスのない日がどんどん増えていくと、バイト仲間ともうまく連携が取れスムーズにできるようになりました。

時給は研修期間中は800円で研修期間後は830円でした。仕事量に対して不満のない額です。

良いところは入った時間分だけきちんともらえるということです。私のバイト先は有名なチェーン店なので、サービス残業に厳しく時間ぴったりに仕事を終えるように言われていたので、残業する方はほとんどいませんでした。

人間関係や恋愛事情

人間関係は非常に恵まれていました。
まだ10代だったこともあり、どんな人とも打ち解けることが出来ました。

私が2番目に若く、上は50代のおじさんもいましたが、みんな明るく優しかったです。分からないことは聞けば教えてくれるし、困った時は助けてくれる方ばかりでした。
たまには厳しく怒られることもあり、休憩室で泣いてしまったこともありました。しかし、いつまでもギクシャクするのは良くないのでみんな笑顔で出勤していました。

年が近い人や、時間帯が同じ人はすぐに仲良くなり、プライベートでも遊ぶこともありました。
ボーリングにみんなで行ってワイワイしたり、落ち込んでいるときは心配して家まで来てくれるくらいになった人もいました。

恋愛は私はお付き合いしている方がいたので、ありませんでしたが、バイト仲間同士で意気投合して結ばれた方もいたので、恋愛禁止でなければ楽しめるんじゃないかと思います。

どんな人が向いているか

はっきり言って人見知りでもできます。
お客様と喋っていれば慣れてきてどんどん喋れるようになります。私自身も人見知りでしたが、このバイトがきっかけで克服することができました。

お客様も家族連れや大人数の方が多かったんですが、一生懸命やっていればニコニコとしていてくれます。もちろん待たせることは良いことではないですが、そのような場合でも諦めず精一杯やれば気持ちは通じるので、大丈夫です。

先輩方もちゃんと見ていてくれているので、困った時はサポートしてくれます。私があたふたしていた時も先輩がサッとフォローに来てくださって助かったこともありました。なので極端に人嫌いでなければ向いているとおもいます。

辛いと思う部分

辛い部分は重い鉄板を片手で運ばなければならなかったことです。
私は小柄なこともあり、力があまりなくて一番最初に辛いとおもいました。段々とコツをつかむと上手く運べるようにはなりましたが辛かったです。

あとは、どのお店も同じですが、ピークと呼ばれる一日の中で特に忙しい時間に人手が足りない事です。
ある程度の人数が居ればこなせる仕事でも、いきなりの欠勤がでると戦場のように悲惨です。
でも頻繁にあることではないので普段のピーク時はこなせていました。

他には接客関係ならありきたりですが、理不尽なクレームです。
私も経験がありますが、バイト仲間全員が悪くないとかばってくれましたが、謝りました。どれだけ理不尽でも謝らないといけないときもあります。あまりにひどい場合は警察沙汰になりますが。

どちらも辛かったですがバイト仲間でなぐさめ合ったり気晴らしにご飯に誘ってくれたり、辛いことも仲間がいれば乗り越えられるんだと感じました。

楽しいと思う部分

楽しい思ったのはやっぱりみんなで何かをやりとげた時です。

バイトの入る曜日や時間が同じだとメンバーも同じになることが多かったので、協力してするというのが楽しかったです。元々ウエイトレスに憧れていたので仕事そのものも楽しかったです。

仕事とは別でバイト仲間で遊びに行くのは、普通の友達とまた違った感覚でそれも楽しかったです。
正社員を経験した今でもやっぱり働いた分だけもらえるというのはモチベーションがあがり、仕事が楽しくなる理由のひとつになりますね。

特に不安定ということもなかってですし、休みたいときは事前に休めるのも良かったです。連休も好きな時に取れましたし、平日でも大丈夫でした。時間が自由につかえることが魅力でしたね。

振り返ってみて

やってみてよかったと思っています。

今は違う仕事をしていますが、その時の経験は活きていると思います。
また色んなとこに気を配りながら仕事をしていたので、日常生活で色んな気配りが出来るようになりました。

バイト仲間には男性のホールの方もいましたがみんな気が利く紳士でした。今後の仕事だけではなく人生にも良い影響を与えてくれたと思っています。今はできませんが、いつか機会があればやりたいとも思っています。

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