学生マンションの物件案内は色々な仕事を体験できて、時給も高いのでオススメ!
学生マンションの物件案内というとあまりイメージがつかない人が多いかもしれません。
お客さんに物件の説明をして入居してもらったり、事務作業をしたりと言った仕事内容から、時給、仕事を通じたエピソードなど、実際に働いていた方から記事を提供してもらいました。
仕事の内容について
仕事の内容は多岐に渡ります。
いわゆる一般的な不動産株式会社に、アルバイトとして所属して働くことになります。
学生マンションの物件案内ですから、アルバイトの対象はそのマンションに住んでいる学生になります。
私が体験した例でお話しすると、当時大学生で、学生マンションという学生しか住めないマンションに住んでいました。その時に、自分が住んでいる物件含め、他の学生マンションについても、これから入居する学生に対して見せたり、契約したりするという仕事です。
私の場合は自分が住んでるので、自然に説明することができました。
基本的には、外回りでお客さんに物件を見せて説明することが多かったですが、事務所内での、電話応答や、手紙の作成などの事務作業もありました。
学園祭などの時は人が集まりやすいので、大学に案内する場所を設けていて、その時だけそこで紹介する仕事をすることもありました。
募集について
学生マンションに住んでいる人が限定でしたので、マンションの不動産から直接連絡がありました。
ちょうど募集している時期に私が住んでいたのでしょう。事務仕事や接客など、社会経験も色々できるので、とても楽しそうだなと思い、応募しました。
インターネットやチラシでは募集案内は出ていなかったと思います。
たくさん応募されても、大変ですからね。
時給について
時給は、飲食店などのお店に比べると高めで、1000円前後だったと思います。
仕事につける人が限られているという希少価値から、高めの設定になるのでしょう。
髪の色について
特に規程はありません。
過度な色でなければ、茶髪でも問題ありません。
服装について
特に規程はなく、普段着で大丈夫でした。
学生らしい恰好のほうが自然で良いでしょうね。
従業員について
社員の方が数名常勤されていて、社員の方から指示されたことをしました。
アルバイトは全員大学生で、10名以上が在籍していました。
シフトについて
自分でシフトの希望を提示していました。
アルバイトできる日を前もってスケジュールに書き込み、提出します。数時間の勤務でもできます。
仕事をしていて良かったこと
交友関係
出会いが多かったことです。
普段接することのない大学の人とも知り合うことができました。そこから、同じ趣味の人同士で遊びに行ったり、興味のあることに誘ってもらったりして、交流がありました。
飲み会をしても、同年代なので気軽に話せます。
私が勤めたのは、東京都の町田市だったので、その近辺の大学の人が多かったです。玉川大学、桜美林大学、専修大学などです。
ちなみに私はそのいずれでもなく、大学は高尾にあり遠かったのですが、住居が大学から遠い相模原の駅だったので、これらの大学の方々と知り合うことができました。
たくさんの仕事に触れられる
多岐に渡るお仕事を経験することができます。
まずは、営業なのでお客さんの物件見学を任されます。物件の間取りや鍵を持って、電車に乗って行き、歩いて案内します。大変そうですが、特別な専門知識は必要ありません。
確かに、自分が実際住んでいるところとは、物件によって多少の違いはありますが、間取りや広さくらいです。入口のオートロックのシステムや、設備の使い方についてはほとんど同じですので、自分が普段使っていることを説明すればよいのです。
お客さんも、こちらが営業であり使用者であると安心し、信頼して聞いてくれます。また、近い年齢ということもあり、親近感をもって聞いてくれます。
電話対応は「かかってきた電話に応答すること」と「こちらから状況を聞くためにかける電話対応」の2つでした。繁忙期はこの電話対応が大変で、こちらからかけて状況を聞くのは勇気がいりました。
もちろん丁寧語で話すので、電話対応のスキルは身に付きました。社内でローテーションで行います。
基本的に電話の前に座っている状況ですので、営業のように動く必要がないことは、楽だと思います。
ただ、お客さんの対応が冷たいとがっかりすることもありましたが大丈夫です。社員の方もいますし、電話も2台ほどあり、二人体制なので、孤独ではありませんでした。
他には、物件案内の手紙を折り込んだりする簡単な事務作業もありました。
不動産のお仕事の内容を知り経験できることは、大学を卒業して社会に出てからも生きてくると感じました。
無理に押し付けられるのではなく、できることをできる範囲で少しずつこなしていく感じなので、楽しくお仕事することができました。
エピソード
専修大学で、マンションの紹介をしていたときでした。
その時は、文化祭か何かで学校を公開していたので、たくさんのお客さんが全国から来ていました。当然、住む場所にも興味があるようで、多くの人たちが親子で来ていました。
そんな時、たまたま出身地の話になり、たどっていくと、なんと出身地が同じで、さらにその人のお姉さんが私の行っていた高校と同じでした。部活の先輩の妹さんだったのです!
一気に親近感がわき、驚いた瞬間でした。こんな、思いがけない出会いもありました。これから大学生になろうとしている人たちなので、年齢が近く共通点が見いだせると思います。
最後に
アルバイトはハッキリ言うと、いつでも始められていつでも辞められます。気軽な気持ちでどんどん挑戦してみてください。合わないな、他のアルバイトがしたいなと思ったら、替えられます。
その気軽さがアルバイトの良さです。
私は、大学の時に様々なアルバイトを体験しました。
飲食店、居酒屋、工場、エキストラ、イベントスタッフ、マネキンなど。どれも、今思えば楽しかったですし、どんな仕事でも大変だということも実感しました。
その中でも、今回紹介した不動産のアルバイトは、少し特別な体験だったと思います。
アルバイトでありながらも、会社の社員のような仕事を任せてもらうことができました。また、多くの仲間と出会い、生活も楽しくなりました。
学生マンションは、セキュリティがしっかりしていて良いマンションです。不動産のアルバイトをしたい人は、まず住んでみても良いと思います。
今後のアルバイト経験が豊かなものであるように、応援しています。頑張ってください。