おすすめの漫画をランキング形式で紹介
この記事は、運営チームとユーザーの投票によって「おすすめ」された、人気の漫画を、ランキング形式で紹介しています。
1位から順に表示され、スクロールするほどランキング下位になります。読みたいと思える漫画探しのお役に立てれば幸いです。
2位 東京喰種 トーキョーグール / 石田スイ
主人公の金木が人を喰らう「喰種」になってしまい…
- 週刊ヤングジャンプで2011年41号から連載開始
- 続編の「東京喰種トーキョーグール:re」も連載中
- オシャレさと残酷さを兼ね備えた作風で女性人気も高い
オシャレで残酷なバトル漫画。人間とグールが戦う世界で、人間でありながらグールになってしまった主人公カネキの葛藤と成長を描く。巻数が進むにつれて画力とセンスが極まっていくのが魅力。
単純な勧善懲悪ではなく、グールになってしまった主人公がどう生きていくのか、またそれを取り巻く人間模様も面白いです。主人公だけでなく、登場人物全てが魅力的で感情移入しまくっています。
- メディアKindle版
- 作者石田スイ
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2013-08-02
3位 NARUTO/岸本斉史
里の落ちこぼれだったナルトが里一番の英雄になるまで
- 忍術をまともにできない劣等生だったNARUTOが火影を目指して成長するストーリー
- 海外での人気が非常に高く、フランスでは書籍全体での売上が1位になったことも
ナルトが火影を目指して人間として成長していくストーリーですが、終盤には平和とは何かという問いに対してナルト自身が答えを見出していくなど深みもある作品です。
ストーリーが進むに連れて戦いも壮大になり、仲間の死すらも乗り越えていくナルトの姿に勇気をもらえます。
バトルマンガの最高峰だと思う。絵が上手すぎる。印を結ぶ動作や瞳力を発動するシーンがかっこよすぎる。
ストーリーの展開が熱い。それぞれのキャラが魅力的。もう何も言わずに見るべき最高の作品。日本の漫画の中でも10本の指に入ることは間違いない。
- メディアKindle版
- 作者岸本斉史
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-09-21
4位 七つの大罪 / 鈴木央
少年ジャンプで「ウルトラレッド」という格闘漫画や、「ブリザードアクセル」というスケート漫画を描いてすぐに打ち切りになった作家だが、マガジンで大成したので感慨深い。圧倒的な画力で魅せる王道ファンタジー。
- メディアKindle版
- 作者鈴木央
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2013-06-28
5位 ハイキュー!! / 古舘晴一
高さが絶対のバレーボールに小柄な少年日向翔陽が挑むスポーツ漫画
- ジャンプの看板作の一つでアニメ化もされている
- チームメイト一人ひとりにストーリーがあり、それぞれの個性を描くストーリーが人気
- 対戦相手の心理描写も豊富でリアリティのある試合展開も評判
チビで技術もないけど運動神経とガッツで戦う日向翔陽が強豪校を驚かせるという分かりやすい面白さがある一方で、対戦相手も一枚岩ではなく、それぞれに弱点を抱えていて、心理的な葛藤もしっかりを描いているおかげで、リアリティも感じさせるところが魅力的です。
主人公やチームメイトも無根拠に強くなっていくのではなく、その過程で挫折や衝突が起こるのですが、その度に信頼が生まれレベルアップしていく過程も見どころです。
高校のバレーボール部を描いた少年ジャンプのスポーツ漫画。身長が決定的な要素になってしまうバレーの世界で、チビなのにアタッカーをこなす日向翔陽が好き。けっこう長く連載している漫画だが、だんだん面白くなっていって、今やジャンプの看板スポーツ漫画だ。
- メディアKindle版
- 作者古舘春一
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-09-07
6位 アルスラーン戦記 / 田中芳樹・荒川弘
日本を代表するSF作家「田中芳樹」の大河ファンタジー小説を、「鋼の錬金術師」や「銀の匙」で知られる超人気漫画家「荒川弘」が漫画にした。自分で一流のストーリーを作れる漫画家が、あえて原作を選んで描いた作品。これが面白くないわけがない!
案の定、一瞬でアニメ化が決定しました。
めちゃくちゃ面白い。これからずっとこの漫画を追っていけることが幸せで仕方ない。
最高のストーリーに漫画家の画力、演出力が加わって、手に汗握る王道ファンタジーになっています。もう1巻の最初のシーンで神漫画だと革新しました。アニメもとてもよかったです。
- メディアKindle版
- 作者田中芳樹
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2014-04-09
7位 HUNTERXHUNTER/冨樫義博
説明する必要のない大天才。最近ちょっと連載を再開してすぐに休載したが、圧倒的な実力を魅せつけて去っていった。なんてイヤミなやつだ!
- メディアKindle版
- 作者冨樫義博
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-12-04
8位 僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
週刊少年ジャンプが売り出し中の人気作
- 2014年7月から週刊少年ジャンプで連載開始
- 1年弱でコミックス300万部を売り上げた話題の人気作
「個性」が発言された世界で、ヒーローに憧れる少年が、ヒーローの力を授かることになる。
和製ヒーローものだが、学園モノでもあり、しかも「オレツエー」とは違う成長物語でもある。アニメ化もされ、「NARUTO」や「BLEACH」が終わった後のジャンプの看板漫画として期待されている。
今時珍しく王道の真ん中をひた走る作品。個性を持つ者による「個性社会」の中で、個性を持たない主人公・緑谷出久と、平和の象徴として君臨するオールマイトの出会いと、伝承を中心に描いたヒーロー漫画。
無個性の主人公がオールマイトから授かった「ワンフォーオール」を武器にクラスメイトと切磋琢磨しながら強敵と立ち向かっていく。
- メディアKindle版
- 作者堀越耕平
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2014-11-04
9位 ワールドトリガー / 葦原大介
異世界からの侵略者「ネイバー」とそれに立ち向かう「ボーダー」が織りなすストーリー
- 2013年2月連載開始
- 異世界からやってきた遊真と、正義感の強い修が出会い、ボーダーとしてネイバーに立ち向かう
異色の才能を持つジャンプ作家、葦原大介の大ヒット作です。異世界から侵入してくる「近世民(ネイバー)」に、「トリガー」という武器で戦う人間達を描く話です。「チーム戦」に主軸が置かれていて、アタッカー、スナイパー、ガンナー、シューター、オペレーターなどの役割があり、スプラトゥーンみたいです。
深刻な闘いと競技性が入り混じり、独特の感じがするバトル漫画になっています。
ネイバーである遊真は初めからとても強いのですが、対照的に修は戦闘はからっきし。そこにトリオン(動力源)を桁外れに持った千佳が加わり、それぞれの目的を達成するべく切磋琢磨する。
W主人公の一人である修の戦闘はダメダメですが、そこから色々な人と出会い吸収しながら、出来る限りのことを尽くして戦っていくところが良い意味でジャンプ漫画らしくなく、とても好きなところです。
- メディアKindle版
- 作者葦原大介
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2013-10-04
10位 キングダム / 原泰久
最高に面白い歴史漫画。秦の始皇帝の中華統一を扱っている。
多くの漫画が巻を重ねて失速するなか、読み進むほどにおもしろさが加速していく作品は珍しい。序盤は普通のバトル漫画だが、史実に絡み出す当たりから爆発的に面白くなっていく。本当にオススメです!
- メディアKindle版
- 作者原泰久
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-06-22
11位 ドリフターズ / 平野耕太
歴史上の偉人が一堂に会する歴史ファンタジー
- 2009年よりヤングキングアワーズで連載中
- 国、時代を問わず歴史上の偉人たちが戦いを繰り広げる
- 2015年にはアニメ化もされた
ジャンヌ・ダルク、ハンニバル、織田信長、安倍晴明といった日本・海外、さらに時代を飛び越えて中世ファンタジー風の異世界で戦いを繰り広げる、斬新な世界観のファンタジー作品。
絵柄もさることながら台詞回しも独特で、他にはない味がある。様々なメディアからの評価も高く、一度読んだらハマること間違いなし!
主人公は島津豊久で、同じく異世界に流れ着いてきた織田信長や那須与一らと異世界で「ドリフターズ」として国盗り合戦を繰り広げる作品。
誰もが知っている歴史上の偉人たちが繰り広げるifのストーリーに心惹かれるのなら是非読んでほしい作品。
- メディアKindle版
- 作者平野耕太
- 出版・メーカー少年画報社
- 発売日2013-04-12
12位 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
典型的な草食系男子の主人公が競技ダンスを始める
- 週刊少年ジャンプで2015年24号から連載開始
- 漫画としては珍しく競技ダンスを扱っている
- 第2回「次にくるマンガ大賞コミックス」部門1位
主人公の土屋雅春は運動経験もなければ、背が小さく、お調子者と余りアスリート気質ではないのですが、楽しそうにダンスをする姿はキラリと光るものがあって、同学年のライバルにも注目されています。
パートナーの亘理英里も土屋と同じく引っ込み思案な性格ですが、不思議と相性が良くて、見ていて凄く応援したくなるコンビです。
まだ連載が始まってそれほど経っていないので、土屋亘理ペア(つちわたペア)の実力はまだまだで、競技で活躍しているのは先輩やライバルたちです。その先輩やライバルもそれぞれにストーリーがあって感情移入したくなるキャラばかりなので逆に困ってしまうくらいです。
比較的リアリティのある世界観で、等身大の主人公がどこまで勝ち上がれるのか楽しみな作品です。
- メディアKindle版
- 作者横田卓馬
13位 うしおととら / 藤田和日郎
超王道の少年漫画。「破魔の槍」を手にした主人公の「うしお」と、その槍に封印されていた大妖怪「とら」が妖怪たちと戦っていく。週刊少年サンデーで連載されいたのだが、だらだらと引き延ばすのではなく、ものすごく綺麗に収まっている。今の漫画家全員が参考にするべき圧倒的クオリティの作品。
- メディアKindle版
- 作者藤田和日郎
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2012-09-25
14位 ベルセルク / 三浦建太郎
本格的なダーク・ファンタジーを描ききった、すごすぎる作品。長期休載していた作者だが、この世界観を表現する作業に常人が耐えられるわけもないと思わせる。
エロ、グロ、暴力、拷問、虐殺、なんでもありの超弩級ファンタジー。これを読んだことがないと人生損してるとも思うが、トラウマになってしまうくらい衝撃も強いので、成人してから自己責任で読みましょう。
自分もグリフィスの凄惨なシーンを見て、ちょっとトラウマになりかけた感じがしたので、本当に注意が必要です。
- メディアKindle版
- 作者三浦建太郎
- 出版・メーカー白泉社
- 発売日2013-06-10
15位 アイアムアヒーロー/花沢健吾
和製ゾンビパニックものです。主人公がマッチョな男ではなく、冴えないウジウジ系のキモヲタということが設定のミソだと思います。1巻の日常シーンからの……が怖すぎて、その後は続きが気になって新刊が出るたびに買ってます。
- メディアKindle版
- 作者花沢健吾
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2012-10-19
16位 BLUE GIANT / 石塚真一
ジャズに夢中な主人公の成長物語。音楽にかける熱量を表現する描写がすごい。振動が響いてくるような絵です。音楽っていいなあと思わせる作品です。
ものすごい迫力。音楽への情熱が半端ない。これは、人を感動させるとはどういうことか、人の心を動かすには何をしなければならないのか、と描いた漫画でもある。「本物」を追求する人、クリエイターを志す人は、主人公「宮本ダイ」の姿を刮目して見る必要がある。
- メディアKindle版
- 作者石塚真一
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2013-12-04
17位 DRAGON BALL/鳥山明
国境を超えて支持されている少年漫画の象徴
- 1984年~1995年に週刊少年ジャンプで連載された
- 週刊少年ジャンプ黄金時代の看板作
- 星を超えて強敵と闘う王道ストーリーで世界中から支持されている
説明するまでもない永遠名作。まだ漫画を読んでいない人は読むべき。アニメだけでドラゴンボールを見た気になってしまうのはあまりにももったいない。漫画を見れば、鳥山明のあまりの画力と表現力にあらためて度肝を抜かすだろう。
未だにリメイクや映画化がされる作品ですね。もはやアラフォーくらいの世代の漫画ですが、人気の高さが伺えます。未だにDBのフリーザ編とセル編を越える作品は出てきていないように思えます。HUNTERXHUNTERの冨樫義博は復活しだしたと思ったらまた休載しだしたしね。
- メディアKindle版
- 作者鳥山明
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-10-12
18位 ブラッククローバー
魔力のないアスタが魔法帝を目指すバトルファンタジー
- 週刊少年ジャンプで2015年12号から連載開始
- 中世ヨーロッパ風の世界を舞台にした魔法ファンタジー
- 魔力のない主人公アスタが魔法帝を目指す王道ストーリー
現在連載されている作品の中で最も「お約束」的なジャンプ漫画。
中世ヨーロッパ風の舞台で、魔法力によって人間の位が決まるという階級社会において、貧民の孤児として魔力を持たずに生まれた主人公の「アスタ」は周りからの嘲笑をものともせず、努力と根性と友情で強敵を倒していきます。
少年誌のストーリー漫画かくあるべしをまさに体現した作品で、コテコテの少年漫画を読みたいのならオススメです。
王道作品でなんとなく先の展開も読めてしまうけれど、仲間の力を集結して敵を倒していく展開はメチャメチャ熱いです。
アニメ化も決定していて、今後のジャンプの看板候補筆頭とも呼ばれている作品です。
対象年齢層は低めで、現在進行形でジャンプを読んでいる少年から人気があります。
- メディアコミック
- 作者田畠 裕基
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2016-10-04
19位 惑星のさみだれ / 水上悟志
不思議な作品。なんというか、言葉で説明できないけど、漫画なのに文章のような「行間」があるような気がする。わかりやすく描かれているわけでもないのだけど、暖かく、惑星のように壮大なお話。とにかく読んで欲しい。
適当に描かれてるように見えて、実はすごく綿密に考えられてるのではないかという気がした。出てくるキャラクターが全部好きだ。セリフ回しもいい。本当に悲しくなって、本当にうれしくなる漫画。
- メディアKindle版
- 作者水上悟志
- 出版・メーカー少年画報社
- 発売日2014-08-23
20位 ジョジョの奇妙な冒険/荒木飛呂彦
1987年から連載が続いているお馴染みの"ジョジョ"
- 週刊少年ジャンプにて1987年から連載開始
- ジョースター一族が吸血鬼と化したディオをめぐる2世紀以上に渡る戦いが描かれている
- 第~部というように、部ごとにストーリーが独立している
独特の魅力でジョジョファンを惹きつけて止まない名作です。
今は4部のアニメが放送していますね。みなさんは第何部が好きですか?
ちなみに私はジョリーンの出てくる6部が一番好きで、2番目が5部です。
- メディアKindle版
- 作者荒木飛呂彦
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-09-21
21位 監獄学園/平本アキラ
ヤングマガジンで週刊連載。
元は女子校で、共学になった年に入学してきた男子5人の話。5人はノゾキをした罰として、退学の代わりに学校の中にある監獄に入るのだが……。
ギャグとエロとドキドキハラハラが絶妙に入り混じって、最高の娯楽作品となっている。
- メディアKindle版
- 作者平本アキラ
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2013-02-15
22位 食戟のソーマ
幸平創真が遠月学園のトップを目指して活躍する料理漫画
- 週刊少年ジャンプで2012年52号から連載開始
- アニメは2015年に第一期、2016年に第二期が放送された
- コメディチックなお色気シーンも魅力的
偉大な料理人の父を持つ幸平創真が、超エリート料理学校の遠月学園でトップを取るべく、立ちふさがる敵や困難を乗り越える王道系のストーリーです。グルメ漫画ながらバトル展開のようなテンポで進んでいくのが特徴的です。
ただしグルメ描写もかなり拘っていて、出て来る料理は本当に食べたくなるようなものばかりで、気合入ってます。
普段はヘラヘラしている幸平創真が料理になると目の色変えて困難を乗り越えるのがカッコいいです。
あと女性キャラクターにかなり力を入れていて、どのキャラクターも色っぽくてたまにラブコメ的な描写もあるのでたまらないですね。
- メディアコミック
- 作者附田 祐斗,佐伯 俊
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2013-04-04
23位 幽☆遊☆白書
主人公の浦飯幽助と仲間たちが妖怪と戦うバトル漫画
- 週刊少年ジャンプで1990年~1994年に連載、単行本は全19巻
- ジャンプ黄金期を代表するバトル漫画
- ハンターハンターの冨樫義博にとっては出世作
冨樫義博の出世作であり、だんだんとおかしくなってきた作品でもある。
戸愚呂編までは特に理由もなく、次々と強い妖怪たちが敵として立ちふさがり、それを修行や仲間の死を乗り越えながら倒していくという王道展開だったが、仙水編から「本当に人間は正義で妖怪は悪なのか」といった深いテーマを帯びるようになる。
幸いにも主人公の浦飯幽助が王道の主人公像なので「そんなの知った事か」という感じでストーリーが進んでいくので、勧善懲悪的なストーリーとして楽しむことができる。
ハンターハンターよりも万人受けして、誰にでも楽しめる作品だと思う。
戸愚呂の以前と以後で「王道が好きかちょっと捻ったのが好きか」という風に試されているような気がする。
全19巻とは思えないほどボリュームのある漫画で、冨樫義博にしてはキレイに終わった奇跡的な作品だと思います。
- メディアKindle版
- 作者冨樫義博
24位 僕だけがいない街/三部けい
少女誘拐の過去を変えるために奔走する主人公のタイムリープモノ。手に汗握る良質のサスペンスで、アニメ化されて人気に火が着いた。児童虐待など、現代の深刻な問題を扱った漫画でもある。
- メディアKindle版
- 作者三部 けい
- 出版・メーカーKADOKAWA / 角川書店
- 発売日2013-05-18
25位 MONSTER / 浦沢直樹
「YAWARA!」や「マスター・キートン」などの人気作家、浦沢直樹の漫画で、ドイツを舞台にしている。風呂敷を大きく広げた作品だが、注目すべきは一つ一つの小話のつくりの上手さだと思う。ところどころに一流の漫画家の技量を感じる。
- メディアコミック
- 作者浦沢 直樹
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2008-01-30
26位 ゆらぎ荘の幽奈さん
霊能力者であるコガラシに次々と襲いかかるハーレムラブコメディ
- 週刊少年ジャンプ2016年10号より連載開始
- 霊能力者のコガラシが様々な女の子とハーレムな展開に?
- ミウラタダヒロの前作は「恋染紅葉」
いわゆるハーレムもののラブコメディで、一話完結型の話が多く、どこから読んでもスッキリ楽しむことができます。
主人公の冬空コガラシがデイトレーダーの霊に取りつかれたことで借金を負ってしまい、それを返済するために極貧生活を強いられ、そんな時に激安の宿としてゆらぎ荘に住むことになります。
激安の理由は、ヒロインの湯ノ花幽奈が地縛霊として憑いていることだったのですが、コガラシと幽奈の同居生活でいろんなことが起きて徐々に距離が近づいていくところがホッコリして心が安らぐものになっています。
その他のヒロインである仲居ちとせ、荒覇吐呑子、雨野狭霧、伏黒夜々、信楽こゆず、宮崎千紗希といったキャラクターもどれも個性的で魅力的なので、毎週色んなヒロインが登場するのを楽しみにしています。
全てのキャラクターがイヤミがなくて色っぽくて、どの回を取ってもハズレがない良作です。
ジャンプでの人気も高いですし、近いうちにアニメ化もすると思います。
- メディアコミック
- 作者ミウラ タダヒロ
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2016-10-04
27位 BLEACH/久保帯人
この前堂々完結した、ジャンプ最高のオサレ漫画。
セリフ回しや卍解の名前など、センスがありすぎて困る。
なんだかんだで内容もとても面白い。薄い薄いと言われているが、見返してみるとそこまでではない。漫画喫茶などで一気読みしようとしてみれば、思ったより薄くないことに気づく。
定期的に読み返したくなるので私は全巻買いました。
- メディアKindle版
- 作者久保帯人
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-09-21
28位 今日から俺は!! / 西森博之
めちゃくちゃな髪型にして高校デビューを始める二人のヤンキーの話。三橋と伊藤のコンビがめっちゃ好き。ギャグが面白く、たまにある戦闘シーンの伊藤は死ぬほどかっこいい。
- メディアKindle版
- 作者西森博之
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2014-07-14
29位 ヒカルの碁 / ほったゆみ・小畑健
平成の天才棋士・藤原佐為とヒカルが出会い、囲碁と共に成長していくストーリー
- 1999年~2003年に週刊少年ジャンプで連載
- 主人公・進藤ヒカルが囲碁と出会い人間としても成長していく
- 日本で囲碁のブームを起こし、ヒカルの碁で囲碁を始めたプロ棋士も生まれている
ヒカルは作中凄まじい速さで囲碁の世界でステップアップしていきますが、その過程で様々な仲間やライバルと出会い、揉まれていくたびに人間的にも成長していくところが印象的です。また途中大きな悲しみを背負い、それを克服することで一気に大人びていく所は涙なしでは見られません。
ヒカルと同様、作画の小畑健も急激に画力をあげていき、色々な歯車が全て上手く噛み合わさった屈指の名作です。
若年層の囲碁人口を増やした名作漫画。囲碁のルールを知らなくても、ストーリー展開だけで楽しめる。佐為がヒカルにとりつくという設定がものすごく上手かった。ほったゆみが原作で、小畑健の「DEATH NOTE」などに比べて比較的初々しい絵も魅力的。
- メディアKindle版
- 作者ほったゆみ
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-11-16
30位 ワンパンマン
無料で読めるウェブ漫画です。
原作も味があって良いのですが、「アイシールド21」の村田雄介先生が、超本格的にリメイクをして、「となりのヤングジャンプ」で連載されています。タツマキちゃん(28歳)がめちゃくちゃかわいくなっています!
アニメ化もされたのですが、アニメのクオリティが高すぎて笑いました。ぜひアニメも見てほしいです。あと、今期放送されてい「モブサイコ100」もめっちゃ面白いです。
- メディアBlu-ray
- 出版・メーカーバンダイビジュアル
- 発売日2015-12-24
31位 銀魂/空知英秋
ギャグセンス、言語センスが半端ないです。幕末SF的なよくわからない世界観で、キャラクターがとても魅力的。絵も綺麗です。
今の少年漫画を代表するギャグ漫画だと思います。最近は戦闘シーンがけっこう多めですが。
独特な世界観のギャグ漫画です。週刊連載にも関わらずコマ中にセリフがびっしり並んでいて、しかもセンスのあるものばかりで、作者の空知先生は天才だと思う。
登場人物のメタ発言が多いのも特徴で、既存の漫画の枠を飛び越えたギャグ漫画。
- メディアKindle版
- 作者空知英秋
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-09-14
32位 恋は雨上がりのように/眉月じゅん
女子高生の美少女が、バイト先の冴えないバツイチのおっさんに恋をするという話。とても甘酸っぱい恋の話で、雨の匂いが香ってくるかのような空気感のある漫画です。
なんとも言いようのない繊細さと美しさを感じます。
女の子の持つ透明な神聖さと、誰かに恋をすることの切なさのようなものがあって、本当に良い恋愛漫画です。アラフォーを好きになる女子高生という設定の過激さに引かずに、純粋に恋する女の子の漫画として読まれてもいいのではと思います。
- メディアKindle版
- 作者眉月じゅん
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2015-04-03
33位 DEATH NOTE
人を殺す力を持った不思議なノートを巡って高度な頭脳戦が展開される
- 週刊少年ジャンプで2003年~2006年に連載
- アニメ化・映画化など多方面でメディア展開された
- 連載当初から話題沸騰となり、全12巻ながら発行部数は3000万部を数える
主人公の夜神月がDEATH NOTEを使って犯罪者を次々と粛清していくが、天才的頭脳を持つ月は世界中の警察を出し抜く。そんな中白羽の矢が立った、謎多き探偵「L」が月と対峙することになる。
月は犯罪者を粛清した大量殺人鬼で、キラと呼ばているが、自らの正義感で世の中を良くしようとし、さらに犯罪率も激減していることから、徐々に社会がキラを歓迎するようになってくる。また警察の中でもキラが本当に悪なのかどうか疑問に感じるものが出るなど、何が正義で何が悪なのかを問う作品でもある。
あまりにも高度で濃密な頭脳戦が展開され、全く予想できない展開が次々と展開されていく。
漫画史上でも稀に見ぬほどレベルの高い頭脳バトルで話題となった。海外でもDEATH NOTEを使った模倣犯が出るなど、世界で社会的影響を与えたほど。
- メディアコミック
- 作者小畑 健,大場 つぐみ
- 出版・メーカー集英社
34位 暗殺教室
笑いあり、スリルあり、感動あり
- 週刊少年ジャンプで2012年~2016年まで連載、コミックス全21巻
- 月の7割を破壊した危険な生物「殺せんせー」と落ちこぼれ生徒たちの信頼や成長を描いている
2010年代の週刊少年ジャンプの連載作品の中で人気があった作品の一つ。
暗殺をテーマにしたシリアスな空気と、殺せんせーの下らないギャグによるコメディな空気と、生徒たちの成長による感動的な空気が同居した不思議な漫画です。
生徒たちは有名な進学校で何らかの理由で落ちこぼれてしまった「エンドのE組」に在籍しており、殺せんせーはE組の生徒を指導する代わりに地球の安全を1年約束するという不思議な取引を政府を交わしており、生徒は1年の間に暗殺を実行することで地球を守るという任務を負います。
最終目標は殺せんせーを殺すことですが、その過程で様々な挫折や強敵を乗り越えていくことで生徒たちはみるみる成長していきます。ラストは涙必至の展開なので、ぜひ最後まで読んで欲しいです。
- メディアコミック
- 作者松井 優征
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2016-07-04
35位 GANTZ / 奥浩哉
行き当たりばったりで描いてるだろうから、整合性を求める必要はなく、頭を空っぽにして楽しめる漫画。とにかく、一級の娯楽だと思って読んでみると心の底から楽しめると思う。
何の説明もないまま、展開の魅力でグイグイ話が進んでいくのですが、続きが気になって読むのをやめられませんでした。かなり斬新で、エロい表現や暴力表現もあり、人を選ぶ漫画だと思いますが、ハマってしまうと抜け出せない魅力があります。
- メディアKindle版
- 作者奥浩哉
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-12-21
36位 火ノ丸相撲
"デカさ絶対"の相撲の舞台に小さな火ノ丸が横綱を目指し戦う
- 週刊少年ジャンプで2014年26号から連載開始
- 高校相撲を舞台にしたスポーツ漫画
- 小さな火ノ丸が強敵に挑む王道ストーリー
身長152cmしかない小兵な主人公の「潮 火ノ丸」は小学生横綱だったものの、中学生以降はサッパリ勝てなくなって、終わった選手と言われていた。そんな火ノ丸が全てを鍛え直し、高校相撲で仲間たちとともに強敵と戦うストーリー。
相撲という珍しい題材だが、内容自体は極めて王道で、対象年齢はやや低め。ただ王道作品が好きなら大人でも十分楽しめると思います。
作品の特徴としては相撲という現実でもすぐに決着が付くスポーツなので、一戦一戦が間延びせずテンポよく読むことができます。インフレバトル化してますが、それはそれで迫力があっても面白いです。
- メディアコミック
- 作者川田
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2014-09-04
37位 バクマン / 大場つぐみ・小畑健
高い画力を持った最高と文才に長けた秋人が出会い、プロの漫画家を目指す
- 2008年から2012年にかけて連載
- 漫画の中で二人が人気漫画家を目指すというストーリー
- 作家や作品名が実名で登場するリアル志向
大場つぐみと小畑健の「DEATH NOTE」コンビが描く、秀才高木秋人と、絵の上手い真城最高がコンビを組んで漫画家を目指す、少年ジャンプ連載のサクセス・ストーリー。
才能や魔法ではなく、努力と算段で上を目指していくのがよかった。自分の作品がジャンプに載るというワクワク感とかも描かれていて、かつて漫画家を目指していた人には刺さるものがある。
漫画内漫画という珍しい作品だが、内容は王道ストーリー。異なる才能を持った二人が出会い、様々な挫折や苦悩を味わいながらライバルと切磋琢磨し合いながら人気ジャンプ作家となり、ヒロインとともにアニメ化を目指すという内容。
- メディアKindle版
- 作者大場つぐみ
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2013-01-04
38位 AKIRA(アキラ) / 大友克洋
SF漫画の、アクション漫画の、金字塔として、多くの人に影響を与えまくった作品。圧倒的な画力で作り上げられた世界観。
とにかく「最高水準」と言うにふさわしい。そのビジュアルイメージは世界的に評価されている。奇跡的なことに、アニメ映画化もほぼ完璧な出来だった。
- メディアコミック
- 作者大友 克洋
- 出版・メーカー講談社
- 発売日1984-09-14
39位 鋼の錬金術師 / 荒川弘
完璧な漫画です。設定の面白さと切実さ。ストーリーの展開と演出。マスタング大佐の錬金術のかっこよさ。女性キャラの力強さと、イケてるおっさん達(女性作家だからということもあるのかもしれない!)
全25巻で、単なる引き伸ばしではなく、とても綺麗に終わっているのもすごいです。日本の漫画史に残る名作だと思います。
- メディアKindle版
- 作者荒川弘
- 出版・メーカースクウェア・エニックス
- 発売日2012-03-12
40位 ヒストリエ / 岩明均
「寄生獣」の岩明均が描く歴史漫画。舞台は古代オリエントのギリシャやマケドニアで、その時代を扱うというところがすでに漫画家の凄さを感じる。
壮大な歴史の風を感じることができる作品。ちゃんと完結するのか不安になる。
- メディアKindle版
- 作者岩明均
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2012-09-28
41位 はじめの一歩 / 森川ジョージ
幕之内一歩が強さを求めてボクシングに出会うボクシング漫画の殿堂
- 1989年から週刊少年マガジンで連載開始
- 現在115巻まで続く長期連載中
いじめられっ子の一歩が、プロボクサーになり、世界の強豪と戦っていくスポ根サクセスストーリーです。色んなボクサーの試合を描き、「こち亀」に次ぐレベルの長期連載漫画になっています。まだまだ回収してないバトルがたくさんあって、作者が描けるうちはずっと続きそうです。
主人公の一歩よりサブキャラクターのストーリーのほうが面白いんじゃないのか、というくらいキャラクターが魅力的です。残虐な強敵という扱いだった沢村ですら独立したストーリーが描かれるくらいで、そのせいで既に115巻まできてしまいました。
- メディアコミック
- 作者森川 ジョージ
- 出版・メーカー講談社
- 発売日1990-02-09
42位 宇宙兄弟 / 小山宙哉
宇宙に憧れを持つ兄弟の、夢を追いかける人のための漫画。宇宙飛行士を目指す人、宇宙に思いを馳せる人全員が夢を持って努力しているから、一人ひとりの言葉に輝きがある。下手な自己啓発本よりもよっぽどモチベーションを貰える本。人生のバイブルにしてます。
- メディアKindle版
- 作者小山宙哉
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2012-09-28
43位 東京タラレバ娘/東村アキコ
アラサー女性の気持ちをありありと描いた東村アキコの快作。成熟した女性ならではの辛さがかかれていて、特に4巻のシーンではウルっと来た。並の少女漫画のようなありきたりな幸せ展開で終わってほしくない。このタラレバ娘たちが、どういう形で自分たちの結論を導き出すのかにとても興味がある。
- メディアKindle版
- 作者東村アキコ
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2014-09-26
44位 聲の形/大今良時
君に生きるのを、手伝ってほしい
- 聴覚障害者であるヒロインと小学生の頃イジメの中心人物になっていた主人公の話
- 2015年「このマンガがすごい!」オトコ編で第1位、「マンガ大賞2015」第3位を獲得
- 映画は上映12日で興行収入10億円を突破するメガヒット
聴覚障害を持つヒロインの西宮硝子と、小学校時代に硝子いじめの中心人物であった主人公・石田将也の触れ合いが中心に描かれている漫画です。また映画版も120館規模ながら2週間で興行収入10億円を突破するなどメガヒットとなっています。
聴覚障害に対する過激なイジメの描写があり、またイジメを行なっていた主人公の将也自身も新たなイジメの標的となるなどかなりセンシティブなストーリーですが、その二人が感じる孤独や、歩み寄ることで生まれた純愛というピュアなものを真っ向から描いた名作です。
主人公とヒロイン以外の登場人物も表向きは気のいい人が多いのだが、内面はドロドロしていたり、ストーリーも分かりやすい勧善懲悪ではないので、読んでスッキリする作品ではないが、確実に心に何かを残してくる。
これを読むことで、漫然と日常生活を送っていると忘れてしまいがちな、人間の奥底にある感情を呼び覚ましてくれるだろう。
- メディアコミック
- 作者大今良時
- 出版・メーカー講談社
- 発売日2014-12-17
45位 磯部磯兵衛物語
グダグダでやる気のない武士を志す磯部磯兵衛の物語
- 週刊少年ジャンプで2013年47号から連載開始
- 江戸時代を舞台にした脱力系ギャグマンガ
自堕落でやる気もなく、そのくせ野望だけは人一倍でかい磯部磯兵衛が主人公のギャグ漫画。基本的に一話完結のストーリーだが、作者のネタが切れた頃に「大名編」などとして舞台が大きく切り替わることも。
磯部磯兵衛は特に何も能力はないし、何も努力はしないのでカタルシスも何もないが、そのくせ大名になったりと幸運に恵まれているので矢継ぎ早に変な展開が待っている。
あまりにもグダグダな作風なので、前後のつじつま関係なく、突拍子もない話でも何となく読めてしまうところが良い。
犬が唯一の常識人(犬?)という奇跡的なマンガ。ジャンプのギャグ漫画の歴史に残るはずだ。
- メディアコミック
- 作者仲間 りょう
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2014-02-04
46位 るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- / 和月伸宏
映画化が話題になった90年代ジャンプの看板作
- 1994年~1999年に週刊少年ジャンプで連載された
- 「不殺」(ころさず)を誓う主人公・緋村剣心のストーリー
- 佐藤健主演の映画は大きな話題となった
女性にも人気のあるバトル漫画。明治時代の空気を感じさせ、どこか匂いやかな優雅が漂っている気さえする。初期は恋愛が多かったが、少年漫画らしくバトルシーン重視になっていたのだけど、そのバトルシーンがめちゃくちゃおもしろかった。「二重の極み」とか「焔玉」のような謎理論の必殺技が魅力。
映画で最近知った人には意外に思われるかもしれないが、この作品はかなり荒削りであり、行き当たりばったりと思われるストーリー展開も多い。しかし、その荒削りさこそが魅力でもあり、見るものに感情移入させる不思議な魅力がある。
- メディアKindle版
- 作者和月伸宏
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2012-10-05
47位 SLAM DUNK / 井上雄彦
日本のバスケットをメジャーにした不朽の名作
- 1990年~1996年に週刊少年ジャンプで連載された
- 日本のバスケットボール人口の拡大に貢献した
- 現在もスラムダンク奨学金で日本人のNBA挑戦を支援している
当時のNBAブームと重なり、日本のバスケットボール人口拡大に多大な貢献をした名作。皆さんが子供の頃、学校に当たり前のようにバスケ部があったのは、誇張でもなくスラムダンクの影響が大きい。
主人公の桜木花道を初め、湘北メンバー全員にドラマがある。一人ひとりが強い個性を持ち普段は反発しあう問題児集団だが、強敵を相手に戦っていくうちにお互いを信頼し、死力を尽くして勝利を渇望する姿に誰もが感動を覚えるはずだ。
最高のスポーツ漫画。これを超えるスポーツ漫画はもう日本に出てこないのではないか。キャラクター、ストーリー、画力、どれも尋常じゃない。説明不要の名作。
- メディアコミック
- 作者井上 雄彦
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2001-03
48位 BANANA FISH / 吉田秋生
戦闘シーンもハードボイルドもある少女漫画。BLの性的な描写もある。「バナナフィッシュ」という謎をめぐり、アッシュと英二が大国の陰謀に巻き込まれていく。男女問わず誰もが認める名作。
- メディアKindle版
- 作者吉田秋生
- 出版・メーカー小学館
- 発売日2012-09-25
49位 レベルE / 冨樫義博
オカルト要素の強い宇宙人を題材としたSF漫画
- 1995年から週刊少年ジャンプで不定期連載、コミックス全3巻
- 幽遊白書とハンターハンターの中間期に書かれた
- 2,3話の短編構成で全部で8編に別れる
幽遊白書の終盤に見られたような、とある出来事を独特なテンポで登場人物が解決していくという形でストーリーが展開されていく。
おそらく冨樫義博が最も書きたかった作品で、幽遊白書連載終了後ということもあり、スケジュール的にも自由に書いていたので、最初から最後までクオリティが高い。富樫ファンなら抑えておくべき作品。
冨樫義博の天才が光るギャグ漫画。戦闘があるわけではないのに、圧倒的な面白さ。カラーレンジャーの下りは爆笑したし、マクバク族のDNAのくだりは先見性がありすぎてビビった。
- メディアコミック
- 作者冨樫 義博
- 出版・メーカー集英社
- 発売日1996-03
50位 こちら葛飾区亀有公園前派出所
200巻続いた世界で最も長い漫画作品
- 週刊少年ジャンプで1976年~2016年まで連載、単行本は全200巻
- 下町育ちで破天荒な警官・両津勘吉のドタバタ劇
- 40年間一度も休載することなく連載終了を迎えた
単純に漫画として見ると、70巻~100巻あたりが全盛期だったように感じる。
作者の体力と経験が最も伴っていた時期で、1話1話がとてもボリュームがあり、キャラクターもまさに躍動していた。
高度経済成長、バブル時代、そして長期にわたる不況とそれぞれの日本の時代を投影した作品でもあり、こち亀を読めば日本のあり方も分かるようにすら感じる。漫画という枠を超えているかもしれない。
一生終わらないのではないかと思っていたが、最後は意外なほどあっさり終わってしまった。
やはり個人的には初期から100巻あたりが好きだが、ともかく一週も原稿を落とさなかったのがあまりにも凄い。
今から読む人は最初のあたりを読むのがおすすめです。
- メディアKindle版
- 作者秋本治
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2016-10-04
とにかく熱い!ワクワクする!
仲間と共に冒険する楽しさを自分も感じる作品!
バトルシーンはめちゃくちゃ熱くて、世界で一番面白い作品と言えると思います!
どんどん世界観が広がっていき、伏線が回収できるのか心配になるくらい。小学生の頃からワンピースを読み、毎週1話ずつワンピに触れる生活を続けてきたのだから、それは感慨深いものがありますよ。最終回がどんな内容であろうと号泣してしまうんだろうな。