おすすめの漫画をランキング形式で紹介 (101位~106位)
この記事は、運営チームとユーザーの投票によって「おすすめ」された、人気の漫画を、ランキング形式で紹介しています。
1位から順に表示され、スクロールするほどランキング下位になります。読みたいと思える漫画探しのお役に立てれば幸いです。
101位 蒼き神話マルス
風のシルフィードの続編に当たる競馬漫画
- 週刊少年マガジンで1996年~1999年に連載、単行本は全13巻
- 風のシルフィードに登場したキャラクターが年月を経て再登場
- マルスも風のシルフィードにおけるライバル「マキシマム」の後継である
- メディアコミック
- 作者本島幸久
- 出版・メーカー講談社
102位 ノルマンディーひみつ倶楽部
漫画研究会に入ってしまった主人公に色んな災難が降りかかる青春学園コメディー
- 週刊少年ジャンプで2000年~2001年に連載、コミックス全5巻
- 主人公が漫画家を目指して漫画研究会で活動する
ジャンプにおける漫画家を目指すというストーリーはいまやバクマンが有名だが、その設定自体はノルマンディーひみつ倶楽部の方が先。といっても1〜3話くらいで完結する話が続き、漫画を書く描写はむしろオマケなので内容は全然違います。
漫画研究会の部長の蕪木 青春が鬼畜で、主人公の踝 炉暖がオモチャにされてしまいますが、そんな感じで毎週色んな災難が降りかかります。時にはスタントマンに誘われたり、部が潰されそうになったりしながら、炉暖がヘタレなりに男を見せてくれます。
ちなみに打ち切りになりそうでなかなか打ち切りにならなかったとして「ノルマン現象」という言葉の発祥でもあります。
- メディアコミック
- 作者いとう みきお
- 出版・メーカー集英社
103位 BLACK CAT
元暗殺者で掃除屋のトレインが恩人を殺した組織に壮絶な戦いを挑む
- 週刊少年ジャンプで2000年~2004年に連載、コミックス全20巻
- 2005年にTBS系列でアニメが放映された
ネット上の意見を見るとパクリ漫画だとして悪評が高い。「カウボーイビバップ」「HUNTER✕HUNTER」「るろうに剣心」「幽遊白書」と酷似した設定やコマがあるとしてネガティブな評価が高いが、当時中学生だった自分はそんなことも露知らず普通に楽しんでいました。
作者の矢吹健太朗は「To LOVEる」の人だけあって画力が高く、主人公のトレインと、仲間のスヴェンとイヴがそれぞれパワーアップしながら敵に挑んでいくという構図はいかにも王道で楽しんでいました。
Amazonレビューなんかを見ると酷評ばかりですが、あまり気にせず読めば普通に楽しめますよ。
To LOVEるで変な方向に突き抜けてしまった矢吹神だが、ちゃんとバトル漫画を書いていた時代のもの。
月並みなストーリーだけど、絵が奇麗だし戦闘の迫力もあってそこそこ好きです。
- メディアKindle版
- 作者矢吹健太朗
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2016-10-27
104位 人造人間キカイダー/石ノ森章太郎
特撮のキカイダーのイメージと違い、原作の漫画はとても重い話だが、読み応えバツグン!
石ノ森章太郎の天才が光る名作であり、今なお読み返す価値がある
- メディア単行本
- 作者石ノ森 章太郎
- 出版・メーカー秋田書店
- 発売日1972-12
105位 GUN BLAZE WEST
るろうに剣心の和月伸宏による異色の西部劇
- 週刊少年ジャンプで2001年に連載された
- 珍しい西部劇のガンアクションをテーマにしている
- 連載が続いていれば相楽左之助が登場する予定だった
るろうに剣心の次の連載として行われた、和月伸宏の意欲作だったが、単行本3巻しか出ない内に打ち切られてしまった。
和月伸宏が一発屋という風潮があるのはこの作品が影響しているのかもしれない。
作品自体はおっと思わせるものがあるし、展開次第では人気作になる要素はあったのだが、タイミングや展開の遅さが災いしたという感じがする。一般の人に強くおすすめはしないが、和月ファンとしては抑えておいてほしい作品。
- メディアコミック
- 作者和月 伸宏
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2001-06
106位 タカヤ -閃武学園激闘伝-
急展開の訳が明かされないまま終了した伝説の打ち切り漫画
- 週刊少年ジャンプで2005年~2006年に連載
- 当初は学園コメディだったが、途中から急遽ファンタジー展開になるも、最後までファンタジー化した理由が明かされず連載終了した
ヒロインの白川渚が主人公のタカヤに胸を押し付ける「あててんのよ」という名言や、最終回の「よっしゃあああツッ!THE ENDォォ!!」はもはや伝説になっている。
学園コメディ→バトル展開→ファンタジー展開と急激な路線変更を繰り返し、とうとう最終回でもなぜそんな世界感になってしまったのか明かされず今なお謎を残している。
あまりにも壮絶な打ち切りとなったため、10年が経過した今なお人々の記憶に残り続けている。
打ち切り愛好家にとってはたまらない。そういう変な性癖をもっていない人にはおすすめできない。
- メディアコミック
- 作者坂本 裕次郎
- 出版・メーカー集英社
- 発売日2005-11-04
風のシルフィードの続編に当たる作品だが、こちらのほうがファンタジー色が強くなっている。
もっとも作者いわく、風のシルフィード当時は競馬のことを殆ど知らなかったが、蒼き神話マルスでは競馬のことを学んで血糖の要素を取り入れたのだとか。(しかし芦毛でない良心から芦毛の子が生まれるなど現実離れした要素もある)
競馬要素を楽しみたいならシルフィード、ファンタジー要素を楽しみたいなら蒼き神話マルスをおすすめしたい。
今となっては古い作風だが、当時は最先端だったのが懐かしい。