2016年10月30日

どんな風に食べても美味しいポテトチップスの活用法

昔から、スナック菓子は体に悪いと親から聞かされていましたが、子供って悪いもの、ダメなものが大好きですよね。

友人の家の誕生日会で生まれて初めて「ポテトチップス」を食べた時に「こんな美味しいものが世の中にあったなんて!」と大きな衝撃を受けました。それまで我が家でのおやつといえば「蒸しパン」とか「寒露飴」といった渋いお菓子だけだったので、軽い食感のポテトチップスがものすごく美味しくて、今まで何で食べなかったんだろうと後悔してしまうほどでした。

私はカルビーのポテトチップスが大好きです。というわけで、カルビーポテトチップスの魅力を存分にお伝えします。

定番の味!いつでもどこでもポテトチップスはうすしお味です

カルビーから販売されている「カルビーポテトチップス」には沢山の味があります。定番はうすしお味、コンソメパンチ、のりしおといったところでしょうか。その中でも私が特に好きなのはやっぱり王道の「うすしお味」です。友達の家で生まれて初めて食べたポテトチップスの味も「うすしお味」でした。

1枚1枚薄くスライスしたジャガイモを油で揚げて、適度に振られた塩で食す。たったそれだけのシンプルなお菓子なのになんであんなに美味しいのでしょうか。軽い食感で1枚食べるとパリッとはじけて割れていく感じ。ついつい手が伸びてしまってなかなかやめる事が出来ませんよね。うすしお味を食べている時に、たまに他の、例えばコンソメパンチ味のポテトチップスを一緒に食べたりする事があるのですが、やっぱり食べ比べてみてもうすしお味が断然美味しいと思います。

うすしお味を食べている時には、だんだんと指に塩の粒が付いてしまいますがそれも合間合間でペロッとなめるようにすると濃い塩味になって美味しいんですよね。薄く揚がっているので、時々後ろまで透けて見えるくらい油がまわっているものがありますが、それも他のものに比べると硬さがあって噛んだ時の音も変わり、楽しい触感で食べる事が出来ます。

また、薄く揚がっているポテトチップのはほとんどがまっすぐスライスされた状態で、1枚1枚の形を保っているのですが、中にはくるんと折りたたまれて入っているものがあります。そんな形のポテトチップスを発見したら、私はだいぶテンションが上がります。もういい大人なのに、ポテトチップスがくるんと内側に向いて引っ付いているというだけで幸せな気持ちになってしまいます。

くるんと内側を向いたポテトチップスは、他のポテトチップスと何がどうかわるのか。それは食べてみればその違いは歴然です。くるんと向いた内側の方に塩が溜まってちょっと濃い味になり、くっついている部分はカリカリと固い触感で、口の中に入れると1枚なのに固いところとパリンとはじけるやわらかい所と、塩味の濃いところ、ジャガイモの味の濃いところなどが合わさって、一言で言えば「一番美味しい」状態なのです。

うすしお味とはいえ、どれも平均的にうすい塩味である必要はありません。最後の方や、くっついているところは多少塩味が濃い方が美味しいアクセントになります。どんなところでも美味しく食べられる、それがポテトチップスうすしお味です。

パリンとした触感だけじゃない、しっけても美味しいポテトチップス

ポテトチップスの売り、魅力は軽い歯ざわりと飽きの来ないシンプルな美味しさだと思うのですが、その内の1つが欠けてしまったとしても、その美味しさにあまり変わりはありません。子供の頃はスーパーで買ってきた1袋を、開けたら最後空っぽになるまでノンストップでパリパリ食べていたのですが、大人になってからはそんなに一気にポテトチップス1袋を食べ切ってしまうことがなくなりました。

2、3人で分けあって食べるのならば1回で済みますが1人で食べる時にはどうしても1回では食べ切れなくて途中で余ってしまいます。次回食べたくなった時の為に残りは取って置くのですが、取り置いている間にどうしても湿気てしまい、最初に口に入れた時の感じとはちょっと変わってしまいますよね。それでも、カルビーのポテトチップスはしっかりと味が定まっているので湿気ても尚美味しいんです。

袋の開けたての味や香りと比べるとどうしても多少はしなっと感があったりしますが、それが気にならないんです。どちらかというと取り置いてあるポテトチップスは味が熟成された感じがして、しかも口の中の水分を全部持っていくほど乾燥していないので喉につかえることもなくスムーズに食べる事が出来ます。

また、湿気てしまったポテトチップスはお菓子の枠を飛び越えて料理の具材としても使えます。一番美味しく具材として活かす事が出来る料理。それは何と言っても「チャーハン」です。冷蔵庫に前の日の冷ご飯があったら、迷わずチャーハンを作りますがその時に前の日の食べ残しである湿気たポテトチップスを具材として用意します。

油を多めに敷いたフライパンに電子レンジで軽く温めたご飯を入れて、他の具材も一緒に炒め合わせます。塩コショウを加えて味を整えたら最後に湿気てしまったポテトチップスうすしお味をちょっとだけ砕いてパラパラとご飯の上に振り掛けます。フライパンで全部を炒めあわせてもう一度味見をします。この時塩味が濃いようならもう少しご飯を追加したり、玉子を入れたり。逆に薄いと感じたら塩コショウや鶏だしなどを加えて味付けしなおします。最後に鍋肌からしょう油を回し入れたら美味しいポテトチップスチャーハンの完成です。

ポテトチップスを入れると塩味が加わるほか、油で揚げているお菓子なのでご飯もよりいっそうパラパラになります。フライパンで炒め合わせた直後はポテトチップスも少し固いところがあったりしますが、食べているうちにもともとの湿気た状態に近くなって、最後はしんなりやわらかくなってきます。最後の方はチャーハンでそのまま食べるのも美味しいのですが、別に作っておいた中華スープなどを上からかけて、スープチャーハンにして食べるとまたいっそう美味しく食べられます。

湿気てしまったポテトチップスはそのまま食べるよりも、ひょっとしたらこのようにしてチャーハンで食べることの方が多いかもしれません。冷ご飯と合わせてチャーハンにするだけでなく、袋ラーメンの面を砕いてご飯と一緒に炒めて作る「ラーメンチャーハン」にポテトチップスを加えて食べてもとっても美味しいですよ。一体どれくらいのカロリーになるのかは想像がつきませんが、カロリーが高くてもまあいいか、と思えるくらい美味しいのでお昼ご飯や忙しくて時間のない時に作れるB級グルメとして我が家では重宝しています。

しなしなとパリパリの二段活用グラタン

湿気てしまったポテトチップスはチャーハンに入れると美味しいですが、チャーハンの他にも色んな料理に具材としてポテトチップスを使う事が出来ます。例えば「グラタン」。これは具材のジャガイモが家にない時にポテトチップスをジャガイモ代わりに使って作るグラタンなのですが、塩味が聞いていてとっても美味しいです。

通常ジャガイモのグラタンを作る時にはジャガイモを茹でて、鶏肉や玉ねぎなどと一緒に炒めて具材を用意しますよね。ところがポテトチップスを使って作るグラタンはなるべく手間と時間を省力したいので野菜や肉を炒めたりしません。

  1. まずはポットにお湯を沸かしておきます。
  2. 続いて耐熱皿にポテトチップスをある程度の大きさに砕いて並べます。
  3. ポットのお湯が沸いたらコーンスープの素をお湯で溶いて少し濃い目のコーンスープを作ります。
  4. ポテトチップスの上に濃い目のコーンスープを流しいれます。
  5. さらに上から乾いたポテトチップスを荒めに砕いてパラパラとのせます。
  6. チーズやバターをのせてオーブントースターで軽く焼けば完成です。

とっても簡単なジャガイモのグラタンの出来上がり。

時間がある時はマカロニを追加したり、ゆで卵を追加したりしてももちろん美味しくなります。具材として使わずに、パン粉代わりに通常グラタンの上にポテトチップスを砕いてのせても美味しいです。グラタンだけでなく、砕いてのせる食べ方はサラダやスープにも応用が利きますよ。パン粉やクルトンの代わりとして使う事が出来るので完成したサラダが少し物足りないなと感じる時や、スープの上にクルトンをのせたいけれどそれだけの為に買うのはちょっと気が引ける、といった場合にもポテトチップスで代用できるので覚えておくと料理がまた一段と楽しくなるかもしれません。

ポテトチップスうすしお味は、お菓子としても料理の具材としても使いやすくて優秀です。私の家にはなるべく切らさないようにポテトチップスが置いてありますが、おススメは食べやすいサイズの60gと、たっぷり満足な170g BIGBAGです。

昔から長く親しまれているスナック菓子。体に悪いといっていた両親も今では大好きなお菓子です。

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