2016年11月04日

アニメや漫画で人気の「暗殺教室」は笑いあり、スリルあり、感動ありの名作

皆さんも知っているかもしれませんが、暗殺教室という漫画は笑いあり涙ありスリルありの魅力的なお話です。アニメ化や実写映画化もされたほど大人気だったのは記憶に新しいですね。
私は週刊少年ジャンプで毎週のように読んでいて、一旦読むと次の週が待ち遠しくなるほどの作品でした。

笑いあり

まず何と言っても、どんなに憎くても怒りたくても惨めでも、全てを丸め込んで穏やかにしてしまう担任の「殺せんせー」の魅力的な性格が魅力的です。仕返しをするだけでなく、敵さえも仲間、みんながみんな殺せんせーの生徒であるという愛情あふれるものです。

少し小ネタを挟みながら、落ちぶれたE組の生徒だけではなく、関わる人全てを変えていく殺せんせーは、きっと誰にでも好かれる面でも、とてつもなく最強で殺さない先生なのだと思いました。
登場人物はみなイケメンや可愛い子ばかりで、イケメンが女装したりエプロンを着せられたり、一匹オオカミだった生徒を可愛く仕上げて親しみやすくしたり。
時には、小ボケを挟んで殺せんせーと生徒たちがふざけあったり、学校の行事もやりつつ殺せんせーの弱点をつきながら暗殺を実行していたり。

またある時には恋愛ものもはさみながら、コメディ要素は全くぬけず、毎回心が綺麗になる作品だと感じています。

スリルあり

もちろん暗殺教室ですので、暗殺がつきものです。和やかな雰囲気の教室とは一変、外では殺せんせーを狙ってくる強敵がたくさんです。そうすると、殺せんせーと行動を共にしている生徒たちは必ず危ない目に巻き込まれてしまい、命までも危ないかもという場面に直撃したりもします。

しかし、殺せんせーの教育はそこまで甘くありません。殺せんせーのもとで、本気の暗殺を学んでいる子供達は、殺せんせーを狙ってくる強敵たちをも上回る戦法や戦術で敵をかわし、自分の身を守り、殺せんせーを守っていきます。
E組の生徒が身につけたものは、とてつもない暗殺の技と強い心なんだなと感じました!

強敵と主人公がタイマンを張るところでは、ここでどうする!?という緊張する場面や、ボコボコに生徒がやられて絶体絶命という場面もあったけれど、予想外な技で困難な場面を乗り越えていく主人公や生徒たちをみて、スリルのあとの興奮が湧き上がってきます!

戦いがあり、学校の権力、周りの圧力に負けないともがき、のし上がっていく場面はとても興奮しましたし、読んでいる人が元気付けられるような話ばかりです。
できないと決めつけられた子供達を、暗殺という形で自信をつけさせ変えていくスタイル、こんなものがあったのかと感心させられました。

涙あり

笑いやスリルだけではありません。とても人の気持ちの繊細な部分まで踏み込んでくれる殺せんせーにとても感動します。

気づいて欲しい気持ちや、わかってほしい、認められたい、諦めたくないという一人一人の気持ちを救い上げては成長させる親のような姿に感動します。人に認められることのなかった生徒たちが、殺せんせーによって変わっていき、誰よりも強くたくましくなっていく姿はとても忘れられません。

殺せんせーの過去も壮絶なものであり、実験台にされ、想いを寄せていた雪村先生が死んでしまったことで異形の者になりました。しかし、そこで雪村先生と約束したことを必ず行う殺せんせーは、死神とよばれる暗殺者だったとしても、誰よりも人間らしいと私自身感じました。
学校の強敵でもある、校長先生を改心させたお話もとても感動しました。正直、この校長を改心させるのは無理かなと思っていましたが、校長も校長なりに辛い過去があったわけであり、人はそれぞれ何かあるのだなと私自身が改心させられました。

まさか、殺せんせーが最後死ぬとは全く思わず、今までのことを思い出したら、涙が止まりませんでした。漫画を読んでいるだけなのに、自分も生徒になった気分でした。
この漫画を読んで、何か大事なことを忘れていたなというものが思い出されました。人を思いやることと、人はみな同じで誰かの大切な人であるということ。広い心を持って生きていこうと、この漫画で懐かしい、忘れていた思いが蘇ってきました。

 

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