ニコニコ動画の人気実況者のスナザメの魅力を紹介！イケメンとの評判も？

スナザメについて

これからスナザメさんの足跡をたっぷりと振り返っていく予定ですが、まずはスナザメさんのプロフィールを紹介します。

スナザメさんの生年月日ですが公表していないものの、いくつか推測できる要素があります。
動画の中でたびたび「昭和キッズ」という発言をしていることから、昭和生まれである可能性が高いです。また顔出しを行なっており、それを見ると20代中盤~後半あたりに見えるので、生まれた年は昭和63年の1988年だと推測します。

スナザメさん意外、と言っては失礼ですがイケメンですよね。

美容にも気を使っていて、美容外科に通って美肌にしていたり、ヒゲの永久脱毛済みであったり、レーシック手術を受けていたりと、美意識がとても高いことを伺わせます。
そのせいか最近は顔出し動画をたくさんあげていて、イケメンだと評判になっています。

昔は耳に安全ピンをつけるなどヤンチャ、というか中二病みたいなこともしていたみたいです。実況や顔出し動画を見る限り性格はイケイケではなくて、声の感じそのままにいつもオドオドしています。

交友関係が広いことも特徴で、特に仲がいいのが同じ実況者の「原田」「たけぉ」「牛沢」「内藤さん」あたりで、あなろぐ部やチャンネル限定動画で一緒に旅行している様子が伺えます。

最終兵器俺達のメンバーともコラボ動画をあげていますが、イケイケのキヨさんとはちょっと距離感を感じる所が何とも言えないです。
ちなみに最近、あのニコニコの王こと「もこう」さんともシャドウバースの対戦動画をあげていて、ますます交友関係を広めています。

身長は公表していませんが、170センチ前後なように見えます。まさに中肉中背といったところですね。

彼女はかつていないと公言していましたが、現在はどうでしょうか。仲の良いむつーさんはリスナーの方と結婚してお子さんもいますが、もしかしたらスナザメさんもそんな出会いがあるのかもしれません。

スナザメの足跡

それではスナザメさんの足跡を探っていきましょう。
意外なことにゲーム実況者としてデビューしていたわけではないんです。

ミリしらシリーズ

スナザメさんは2008年6月7日に「料理知らずの俺が料理？をするボブソン爺さんを即興アフレコ01」という動画でニコニコ動画にデビューしています。今ではあまりイメージがありませんが、もともとはゲーム実況者ではなく「ミリしらシリーズ」の人という立ち位置でした。

これは元動画のネタを知らずに、映像に合わせて即興でアフレコするといういわゆる「ミリしらシリーズ」で、デビュー作ながら約13万再生のヒットとなっています。

それに味をしめたのか「ボブソン爺さん」をシリーズ化してPart7まで投稿しています。どれも1万再生以上を記録しており、幸先のよいデビューを収めています。

ゆっくり実況

その後は当時流行していたゆっくり実況動画を投稿し始めます。
ゆっくり実況とは、「ゆっくり」と呼ばれる機械音声が代わりに実況をするスタイルで、通常の実況と異なり後から声を被せるので狙いすましたような実況ができるのが特徴です。

こちらはミリしらシリーズよりも更にヒットして、ロックマン実況では約65万再生と大ヒットとなっています。

この後しばらくは人気ゆっくり実況者として投稿を続けます。
スナザメさん自身の声は入っていないですが、言葉遣いのチョイスがいかにもスナザメさんぽくて面白いですね。

通常の実況

そしてゆっくり実況も下火になってきた頃に、スナザメさん自身の声による実況プレイを開始します。
また友人のミンチ君と共に「チーム賞金首」というYouTuberっぽいネーミングセンスのチームを結成して二人実況も行なっています。
ちなみにミンチ君は普段ゲームもニコニコ動画もあまり見ないそうです。

単独実況としては「コープスパーティー」というフリーのホラーゲームを実況していますが、余りにチョイスがしぶすぎたのかあまり再生数は伸びていません。
しかしこの後、スナザメさんの黄金時代がやってきます。

黄金時代

スナザメさんの黄金時代は何と言ってもマリオカート8実況でしょう。
毎日17時に3分ほどの1レースの動画をアップするスタイルで、最初は下手っぴだったスナザメさんが、徐々に上手くなっていき、時々奇跡を起こしたり、やっぱりヘタれたりと様々なドラマを起こすシリーズです。

実はスナザメさんのマリオカート8は成長ストーリーでもあるので、Part1だけを見ると実はあまりおもしろくないのです。もしかしたら神回と呼ばれる下の動画を単発で見ても面白くないかもしれません。

一つ一つの動画は3分程度のぶつ切りなのですが、一連のシリーズとしてみると、スナザメさんがどんどん成長して、時折起こすミラクルにカタルシスを覚えるのがスナザメマリオカートの最大の魅力です。まさにゲームセンターCXの有野課長のような面白さですね。

またスナザメさんは度々バナナや甲羅に被弾する悪運を持ち合わせており、そんな悲惨なシーンばかり集めた記念動画も上がっています。こちらが単独で見たら最も面白いと思うので、一番のおすすめです。

この時のスナザメさんは人気急上昇中で、マリオカートから1年後に発売されたスプラトゥーン動画などもヒットしたことで、その栄光は永久に続くものと思われました。
しかしオワコン化の波は刻一刻とやってきます。

迷走期

やがてマリオカートやスプラトゥーン動画も徐々に再生数が下がってきた頃、スナザメさんは次のネタを仕込もうと躍起になります。
このドラクエ3のバグ実況プレイは最たる例でしょう。

物珍しさもあってPart1は高い再生数を獲得しますが、どこか実況がちぐはぐで何かに追われているような印象を受けます。マリオカート時代のような自由奔放さがないのです。

このあたりから再生数が目に見えて落ち始め、やがてYouTubeとニコニコチャンネルの活動に力を入れ始めます。

しかし人気回復にはつながらず、再生数も5000前後とかつての数字より大分落ち込んでしまっています。

現在は新しいネタの発掘に失敗し、再び原点回帰ということでマリオカート8の実況を投稿しています。再生数こそ落ちてしまいましたが、かつての焦りはなくいつものスナザメさんが戻ってきたという印象を受けます。

あなろぐ部

またスナザメさんはニコニコ動画においてボードゲームなどのアナログゲームを広めた功労者でもあります。
有名実況者同士でアナログゲームを行う「あなろぐ部」として様々な動画をあげています。

仲の良い牛沢さん、内藤さん、原田さんらと共にワンナイト人狼を行なった動画はミリオン再生を達成しています。

コラボ人気によってスナザメさん自身がオワコン期にあっても高い再生数を獲得していますが、Part2以降はチャンネル限定動画として投稿しています。

ニコニコ超会議でもプロ棋士と混じって人狼ゲームを行うなど、「アナログゲームの人」という顔も持ち合わせています。

スナザメの魅力

さてここまでスナザメさんの足跡を振り返ってきましたが、群雄割拠のゲーム実況界にあって栄枯盛衰を味わってきました。そしてそれこそがスナザメさんの魅力でもあります。

キヨさんやレトルトさんのように常に最前線で大人気のゲーム実況者もいいですが、スナザメさんは中堅実況者であり、さらに浮き沈みが激しいので、そんな様を見守るという楽しみもできるのです。

また人間的にもどこか安心させる不思議な魅力があります。
マリオカートでミスをしたときに度々発する「しまった」という言葉はみっともない反面、何度も聞いていると様式美のようにすら感じられて、新しい動画で「しまった」が出てくるとホッとすることすらあります。

多くの実況者さんと交友関係が広いのもそういったスナザメさん独特な人間的魅力に由来しているのかもしれませんね。

まだまだ軸がなくてフラフラしているような印象を受けますが、それでも毎日賢明に面白い動画を投稿し続けようともがいているスナザメさんは私が最も好きなゲーム実況者です。