2016年11月25日

ニコニコ動画の新サービス「RPGアツマール」が面白そう!

期待大のニコ動新サービス「RPGアツマール」とは何か?
遊んでみた感想、これからの展望などを書いた記事です。

 

動画にコメントを流すことができる斬新なサービスニコニコ動画も、もう10周年をむかえます。

最近、このような記事が話題になりました。

YouTubeの台頭によって、ニコニコ動画がオワコン化しつつあるとのことです。

そう言えば、「ニコニコ動画オワコン説」は、以前、有名な歌い手の「鋼兵」さんが言っていたことでした。

「鋼兵」さんは、過激な言動で人気を集めましたが、それゆえに多くの視聴者の反感を買い、活動の引退に追い込まれてしまいました。しかし、時を経て、彼の正しさは証明されつつあります。

あるいは、ニコニコがこれから挽回して鋼兵理論を打ち破るか……というのが現在の情況です。

オワコン化しつつあるニコニコ動画の起死回生の一手として、先日、ニコ動の新サービスである「Rアツマール」が開始されました。

以下のリンクから公式サイトへ行くことができます。

http://game.nicovideo.jp/atsumaru

RPGアツマールとは何か?

「RPGツクール」という言葉を聴いたことのある人は多いと思います。

その名の通り、RPGをつくることができるツールです。パソコンでできるものから、家庭用ゲーム機でできるものまで、数多くのバージョンがありますが、地味に進化を続けてきました。

その最新版が「RPGツクールMV」です。

時代の変化に対応するため、Android、iOSのスマホアプリに対応し、「HTML5」形式の出力が可能になりました!
つまり、インストールしなくても、そのままウェブブラウザで遊ぶことができるのです。

スマートフォンでもパソコンでも、快適に遊ぶことができます!

特に、パソコンでの操作性の良さには驚きます。
フリーゲームによくある、一度パソコンにインストールしてから……という面倒臭さがなくなり、ウェブサイトを見るみたいな感覚で、気軽に色んなゲームが遊べるのです。

個人的には、10分から30分くらいで終わるような、短編小説みたいな感じのゲームをたくさんやってみたいです。

ちなみに、ニコニコの公式メディア「電ファミニコゲームマガジン」が、サンプルのゲームを公開しています。

本格的な作品が投稿されるのはこれからですが、このレベルのゲームがブラウザでサクサク動くのを見て驚くと思います。

何が言いたいかと言うと、「RPGツクール」は進化し続け、今や誰もが簡単に作り、簡単に共有でき、誰もが簡単に遊べるものになっている、ということです。

そして、満を持して登場したのが「RPGアツマール」なのです。

「RPGツクール」はRPGをつくるためのツールで、「RPGアツマール」は、作ったRPGを共有するためのコミュニティサービスです

 動画プラットフォームで人気を博した、ニコニコらしい新サービスだと思います。

RPGアツマールのここがすごい!

 現在は、「地味に話題になっている」程度の盛り上がりですが、これから色んな人に知られていくと思います。

元々のニコニコの延長にありながら、今までにない斬新なサービスで、とにかく「これはすげえ」という感じがするのです。

コミュニティがあるって大事!

 アツマールのトップページはこんな感じです。

 

 「最近プレイされたゲーム」や「ランキング」が一覧で並びます。「ニコニコ動画」と同じく、ゲームを遊びたい人とゲームが出会う場所になっています。

コミュニティができることで、ユーザーの交流の厚みが産まれ、文化が形成されていきます。

バラバラにTwitterなどでやりとりしているよりも、「RPGアツマール」という場所があったほうが、利便性や継続性、作ろうとする人のモチベーションなど、あらゆる面で盛り上がりやすくなるでしょう。

今までも「RPGツクール」自体は人気だったけど、そのコミュニティが出来たというのは初めてのことです。 

ニコニコが全力で取り組んできたサービスだけあって、これから大化けする可能性を秘めていそうですね。
ひょっとしたら「第二次ニコニコブーム」がやってくるかもしれません。 

ゲーム中にコメントが流れる

 

「RPGアツマール」の革命的な要素が、「ゲーム中のコメント」です。

誰かに話しかけたり、会話を進めたり、戦闘画面に入ったり、敵を倒した後など、ニコニコのゲーム実況動画と同じようなコメントが流れるのです。

もちろん誰もがコメントを書き込むことが可能です。

「ニコニコ動画」は、再生中の動画にコメントを流すサービスですが、「PRGアツマール」は、ゲームプレイ中にコメントを流すサービスなのです。

まだまだ未知数だけど、可能性は感じちゃいますよね?

ゲーム制作者に収入が入る

アツマールは「クリエイター奨励プログラム」に対応していて、ゲームのプレイ数が伸びたり派生コンテンツが誕生して人気になると、ポイントに応じた金額が角川ドワンゴから支給されます。

ちなみに、自分が作ったゲームの二次創作が盛り上がることで手に入る収入を「子ども手当」というらしいです。
どんなときでも遊び心を忘れないセンスが素晴らしいですね! 

その金額がどれくらいになるか、ランキング上位のどれくらいの人がそれで食べていけるのかは、まだわかりません。

しかし、無償ではなく、しっかり報酬を還元していこうとする姿勢に、運営側の本気度が伺えます。 

RPGアツマールのゲームをちょっとやってみた

 試しに、『世界一難しいギャルゲ』というタイトルのゲームをやってみました。
ランキングからとりあえずタイトルで気になったのを選びました。

まずパソコンで遊んでみたのですが、最初、一つ前の選択に戻りたいときに、どこを押せばいいかわかりませんでした。「delete」や「esc」を押しても動かないので、「詰んだかな?」と思ったのだけど、動画の下に「操作方法」が書いてありました。
このゲームの場合、「Z」キーを押すと前に戻れます。

動画上ではなく、動画下に「ゲーム情報」が載っているので、見落とさないように注意したほうがいいです。

 そして、遊ぶとコメントが流れます。

「すごいなーよくこんなの作ったなー」と素直に思いました。めっちゃ楽しい!
誰もがゲーム実況の世界に入り込める感じです。

「ニコニコ動画」は、新しいサービスを作る前に、「無料会員への嫌がらせみたいなことをやめろ」とか、「せめてスマホアプリまともに見れるレベルに仕上げろ」、という声も多かったのですが、それを後回しにしてでも、この「RPGアツマール」を作りたかったのだろうなあ、という意気込みが伝わってくるプラットフォームだと思います。

川上量生社長は、角川ドワンゴの命運をここに賭けたのかもしれません。

 

「アツマール」は、ゲーム中、何かが切り替わるたびに、コメントが流れます。
登場人物の会話シーンなどは、言葉の切り替わりごとにコメントが最初から流れるタイミングがあります。

「ニコニコ静画」でやってきたことが、ここに活かされているのかもしれませんね。

会話などは、ボタンを連打して普通に読み進めていくと、よどみ無くコメントが流れます。
ゲームプレイと実況動画の視聴が混ざりあった体験でした。

 『世界一難しいギャルゲ』を最初のほうだけやってみた感想ですが、かなり本格的なギャルゲーだなと思いました。

セリフも長く、けっこう腰を落ち着けてやらないといけないゲームですね。

選択肢の画面でコメントが流れると、みんなと一緒に考えている感じがして楽しいです。
右上には、「LINE」や「Twitter」や「カメラ」ボタンがあり、SNSなどでの共有の導線も用意されています。

少しやってみただけの感想ですが、色んな可能性がありそうだと感じました。
キラーコンテンツがたくさん産まれ、有名な実況者さん達がこれをプレイすると、一大ブームになるかもしれません。

ニコニコはこれからどうなるのか?

「RPGアツマール」でニコニコは復活するのでしょうか?

ニコニコは、「動画サービス」をもうけっこう諦めてしまっているのかな、という印象を私は持ちました。
最近は、小説投稿サイトの「カクヨム」など、一般人の創作活動を後押しするようなサービスを打ち出しています。

動画サービスの質では、世界トップクラスの技術者が開発している「YouTube」に勝ちようがありません。
現在すでにユーザーをとれている情況ですが、これからもどんどん差が開いていくと思われます。

しかし、動画共有サービスと、何か面白いものを作っていこうとするコミュニティは別物なので、ニコニコの取り組みは明確な差別化になります。
Googleと同じ土俵で戦うことを避け、独自の路線で面白いことをしよう、ということなのかもしれません。
たしかに「RPGアツマール」は、今までになかった、まったく新しいサービスのように思います。

これから、どういう新しい面白さが生まれてくるのか、楽しみで仕方ありません!

ニコニコ動画のおすすめゲーム実況者ランキング【人気動画へのリンク付き】
ニコニコ動画のおすすめゲーム実況者ランキング【人気動画へのリンク付き】
運営チームとユーザーの投票によって「おすすめ」された、面白くて人気のニコニコ動画ゲーム実況者をランキング形式で紹介します。ゲーム実況を見たいけど、どの実況者の動画が良いのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。 1位から順に表示され、スクロールするほどランキング下位になります。見たいと思えるゲーム実況探しのお役に立てれば幸いです。

カテゴリ一覧